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ちゅうカラぶろぐ


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先日の日曜にあった歌会はいかがでしたしょうか?
浴衣、甚平まつりという事で、たくさんの方が参加してくれました。
ありがとうございますヽ(*´∀`)ノ

いやー、普段着とは違うので、やっぱり華やかでしたね♪
1人、ちょっと違うのが混ざってましたが、気にしないでって事で(笑)

ちなみに私は初めて甚平きたのですが、ちょうど暑い日だったので、かなり涼しく過ごせました(゚Д゚)ノ
今年から暑い日は、部屋着として進んで着ようと思います。


さて、そんな甚平を着ていた私ですが、部屋には入らず、ずっとロビーでした。(まぁ毎度ですか)
目撃者多数ですが、今回はゲームコーナーの横で、ガンプラ作ってました( ̄▽ ̄)

個人的に作る暇がなさそうなので、時間が欲しかったのと、来月のガンプラ部屋のPRを兼ねてって感じの作業でしたわ。

そのガンプラ部屋に持ち込む方への参考なまでに、今回作っていたのは、
「1/144 HG ジム スナイパーカスタム」
HGサイズはだいたいお手頃な大きさで、種類も多く、全般向けと言えるでしょう。

作成にかかった時間は、だいたい2時間くらいでした。
今回のは「ジ・オリジン」というシリーズで、昔のガンダムをリファインしたって感じです。
モールドが増えているなど、通常で展開しているHGUCシリーズよりは情報量が多いキットです。

このシリーズは、初めて作ったので、思っていたより時間がかかってしまったという結果に。
さらにいえばシールが多くて、歌会終了までに時間足りなかったです。未だスミ入れとかしてる状況(´△`)


こういうパターンもありますが、1/100 MGシリーズや1/144 RGシリーズは、慣れていないと、歌会中に完成しない可能性もあるのでご注意を(゚Д゚)ノ


とりあえずジム スナイパーカスタムは好きな機体の1つなので、ちゃんと仕上げたいと思ってる次第。

さらにいうならPS4「バトルオペレーション2」で使用したい。ガチャ当たってくれ・・・(´・ω・`)


さて、ゲームの話が出ましたが、今回もロビーには、ゲーム機をご用意させていただきました(*゚▽゚)ノ

毎度ながらいろいろ用意していたんですが、なんだかんだで、使いきれず。

ちなみに遊べるというか、やってもらおうと思っていたのは、

PSVRの「サメに遭遇!深海散歩」「憧れの戦闘機Xウイング出撃!~スターウォーズより~」「恐怖のジェットコースター Untiul Down」などなどの最新VR体験。

アーケードスティックでの新旧入り交じりの対戦格闘ゲーム三昧。
「ストリートファイターV」「鉄拳7」「バーチャファイター5」「ドラゴンボールファイターズ」SNKの名作などなど。経験者が集まればアツく止まらない対戦が勃発!

・・・という内容でしたが、遊んでもらったのは、1部だけ。特にVRは最初に自分が遊んでいたくらいでしたね。

まぁ、カラオケがメインなんでこっちに向けてとは思いますが、興味があればどんどん触ってほしいですね(・ω・)

というか、ゲーム機が1つのときは無理ですが、複数のときは複数遊べたらなぁとか、無茶を考えてたりしますが、すでに荷物が限界を超えているので、それはなしで。


荷物になるけど、14日に出るニンテンドーラボのドライブキットは楽しそうなんだよなぁ。迷うな。



前にゲーム部屋を企画して遊びましたが、もうちょいブラッシュアップして、また企画したいなぁと思います。

てなわけで、今回はこの辺で(゚Д゚)ノ

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ちゅうからのみなさん、プロデューサーのみなさん、おはようございます。
ちゅうカラブログ水曜日担当のレイウォールです。

歌会に参加された皆さん,お疲れ様でした。和装をするというテーマのもと,作務衣から柔道着に着替えるというネタ枠に走らせていただきました。

スポーツやってますか?
平成最後の8月も終わり,既に暦の上では秋に入っております。また9月なんていえば,暑い日も続く中,それでも言葉の上では秋というイメージが強いものです。小さいころから秋になると家の手伝いで,稲刈りの手伝いというものでしたが,それもやはりこの時期です。

というところで,秋といえば色々言いますが,今回はスポーツの秋を取り上げましょう。再来年に56年ぶりの東京でのオリンピックを控えたこの頃,スポーツを楽しむムードが強く感じられます。スポーツの秋という言葉はそもそも前回の東京オリンピックを契機に生まれたらしく,それから考えてもこの秋に体を動かすというのは,風情を感じるものです。

みなさんはどんなスポーツが好きですか?見るのが好きですか?実際に体を動かすのが好きですか?普段,体を動かすことの少ない方はこのタイミングで何か始めてみてはいかがでしょうか?

私は今から外に走りに行ってきたいと思います。

さて、今回ご紹介する曲は"スポーツ!スポーツ!スポーツ!"です。アイドルマスターミリオンライブより高坂海美(CV.上田麗奈)が歌うこの曲ですが,とにかく一度聞いてみてほしいです。非常に面白いというか,インパクトが強烈というか。体を鍛える女の子の応援歌です。ただ,実際に学生時代に一生懸命部活に励んでいた時はこの曲のような感じで,それだけに頭がいっぱいになっていたような気もしますね。

おわり。

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昨日の歌会に参加された皆さん、お疲れ様でした。
 今回は先日亡くなった声優・石塚運昇さんを悼んでちょっと試しに歌ってみたかった1曲を除いて彼の出演作品の主題歌縛りで歌ったりしてました。他には最近何人かから薦められているタイトル「ヒプノシスマイク」の1曲を2本のマイクで6人がかりで歌ったりしたのもなかなか鮮烈で楽しかったですね(笑)

 こんばんは、小島@監督です。
 「ヒプノシスマイク」は若手声優に混じって速水奨が渋い声でラップしてるのが楽しい。そこだけキーが低いので自分にとっては歌いやすいのもありがたい(笑)

 さて、今回の映画は「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」です。

 イーサン・ハント(トム・クルーズ)は、盗まれたプルトニウム奪還の指令を受け仲間と共にミッションに当たるが、一度は回収に成功するものの不意を突かれルーサー(ヴィング・レイムス)が人質に取られたことによりプルトニウムは何者かに横取りされてしまった。
 事件の影にかつてイーサンが首魁ソロモン・レーン(ショーン・ハリス)を捕え壊滅に追い込んだ秘密組織「シンジケート」の残党による過激分派「アポストル」が関与している事を知ったイーサンは、プルトニウム取引の情報を掴み武器商人ホワイト・ウィドウ(ヴァネッサ・カービー)と接触を図ろうとするのだが…

 1996年に製作された第1作目から実に22年続く人気シリーズであり、今やトム・クルーズの代表作ともいえる「ミッション:インポッシブル」、その第6作目が現在公開中です。作品毎に脚本と監督が代わり作劇のテイストの変化もシリーズの楽しみの一つではありましたが、今回は初めて前作「ローグ・ネイション」の監督クリストファ・マッカリーがそのまま続投。物語も前作から地続きとなっており、イルサ・ファウスト(レベッカ・ファーガソン)が再びヒロインとして登場するほか「M:I:Ⅲ」のラストでイーサンと結婚した女性ジュリア(ミシェル・モナハン)が久しぶりに登場し、今まで以上に過去作との結びつきが強く、イーサン・ハントの人物像への深いアプローチも含めてシリーズの総決算のような趣の1本になっています。先述の通り前作から連続する物語になっているので出来れば「ローグ・ネイション」は観ておいた方が良いでしょう。

 多方面で紹介されていたのでご存知の方もいらっしゃるっと思いますが、「フォールアウト」は何とシナリオが完成しないままに撮影が始まっています。良くも悪くもシステマティックに製作スタイルが完成されている昨今のハリウッドメジャーで撮影しながら物語を組み上げていくこの手法は異端に近く、結果ロジカルに見れば整合性に欠ける部分はあるものの登場人物たちのエモーションを原動力として極めてダイナミックに展開しているのが特徴です。大きな欠点と言えば4作目「ゴースト・プロトコル」よりイーサンと同じチームで戦うブラントがこの独特な製作スタイルを敢行したが故に演じるジェレミー・レナーのスケジュールの都合が付かず、これほど集大成的な内容でありながら彼が登場しない点にあるでしょう。正直この一点についてだけはとてももったいないと言わざるを得ません。

 とは言えその欠点を差し引いても1本のアクション映画として観た場合の満足度はやはり桁違いです。冒頭のサスペンスフルなシークエンスだけでなくイーサンのヘイロー・ジャンプ、パリ市街のど真ん中で展開するカーチェイスなど、相変わらずほとんどノースタントでやってみせるトム・クルーズ。どれ一つ取っても大抵のアクション映画ならクライマックスに持ってきて観客に「払ったお金分の価値はあった」と思わせられるだけの質量のものを冒頭からラストシーンに至るまで何種類もこれでもかとばかりにブチ込んでくる圧倒的ボリュームには舌を巻くほかなく、不世出のエンターテイナーであるトム・クルーズが55歳になってもここまでやってしまうことに限界を超える人間の強さを見る思いがします。

 実は撮影中に足を骨折して全治9か月の怪我を負ったというのに6週間後には復帰するというトム・クルーズのシリーズ最高峰の体の張りっぷりに今作を最高傑作と見る向きもありますが、その辺りは人それぞれではあろうものの重量級の見応えを約束するシリーズの集大成のような1本であることは間違いなく、超大作という言葉が相応しい作品です。鑑賞を検討中の方、こういうのはやっぱり映画館で観てこそですよ。

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本日は5週間ぶりの歌会の開催となりました。
ここ最近では大変多くの方の参加、大変嬉しかったです。

今回は夏にちなんでと言うことで浴衣祭りと銘打ち、
浴衣や甚平などでの参加を募ってきましたが、
こちらも多くの方に準備頂きありがとうございます。

私も甚平を着ましたが、草履の鼻緒が痛いのなんの。
そういえば去年も痛い思いをしたことを思い出し、
いい加減に学習しない自分に軽くガッカリしました。



さて、先週は『アニメジャパンフェス』なるライブに、
ちゅうカラメンバーと一緒に行ってまいりました。

今週末は『アニメロサマーライブ』も開催ですが、
こちらは割と今時のアニソンばかりなのですが、
私が行ったのは、どちらかというと古いアニソン。

水木一郎さんや堀江美都子さん、影山ヒロノブさんなど、
(あ、こちらはJAM Projectでアニサマ出てるね)
懐かしいアニソンをずらっと聴かせてくれます。

そこでこのライブに毎回出演される山本まさゆきさんが、
ここで見てから妙に私のツボに入ってしまいました。

そして山本まさゆきさんが歌唱・作曲などされた曲を、
車の中でかけっぱなしで、最近はノリノリで熱唱。

ここ最近の楽曲にある難しい歌い回しや高音キーがなく、
とにかく唄いやすいので大変気持ち良く歌えます。

週末は仕事も終わり、あまりに気分が良かったためか、
運転中に右折車線に入らなければならないところを、
なぜか真っ直ぐに走っていってしまうという失態。

何年間も走り続けた道をなにをどうしたら間違えるのか、
自分でもまったくもって理解に苦しんだものです。

そして真っ直ぐ入った道がこれまた細い路地で、
そのまま走って回り道するどころかUターン必須。

しかし、やっぱりライブっていいなと思いました。


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先週、言うおうとしてすっかり忘れてましたが、週末の歌会は「浴衣、甚平まつり」でございます(゚Д゚)ノ

やるかやらないか、どっちつかずでしたが、今年も開催となりました(*゚▽゚)ノ

すでに何人かも着ていくと言ってるので、そこそこ集まるかな?
ちなみに私も今年は甚平を着ていくつもりです( ̄▽ ̄)

ちょっと雨が心配ですが、土曜日のうちに雲が通り過ぎると信じましょう!
これを書いてる時間は、台風のせいでえらい雨降ってますが、日曜は予報どおり晴れるといいな~(^_^;


「甚平、浴衣まつり」は任意参加なので、普段着でも大丈夫です。普通に歌会のつもりで全然OKですよ(´∇`)


ついでに、来月の歌会についても。

こちらも、企画に参加しない方は普通の歌会となりますが、「ガンプラ部屋」なるものが登場します。

以前もあったようですが、私は参加したことないので、どんな感じはわかりません(´・ω・`)

ルールとしては
『持ってきたガンプラを完成させた人から歌ってよし!』だそうです。

簡単なものを選び完成した人は、これみよがしにガンダムソングを歌って、プレッシャーをかけるというのも、楽しそうですね(笑)

もちろん、ちょっと時間がかかりそうなのをタイムアタックばりに作り、完成後に賛美を浴びるのもありですぞ(゚Д゚)ノ

タイムリーに、最近みたガンダムアニメで、MGサザビーを数分で作ってるの見ましたが、無理ですから・・・。私は組み立てだけで3日は使いました(´△`)


組み立てるだけなら、だいたい目安として、

HG →1時間
MG→3時間
PG→8時間
SDガンダム、ハロ→30分

くらいですかね。作りなれてない方はプラス30分ってトコかな?
参加する方は、せっかくなんで好きな機体を作成してみてはいかがでしょうか?

人気機体を選ぶなら、前に放送していた「ガンダム大投票」とか参考にしてもいいですぞ(*゚▽゚)ノ



と、その9月の歌会の前にスポイベのBBQとかあるのですが、22時現在で参加表明は14名。
15名想定のようですが、追加枠はあるのかな?

カラオケなのに、屋外イベントが多いのも、うちのサークルの特徴。

ライブを一緒に行くとか、カートやスポッチャ、アスレチックと行ったアクティビティ。
もちろん、ご飯やスイーツを食べに行くなどのおでかけが、多々あります。


全体の人数が人数だから、スポイベではなく、小グループの場合も多いけど、もちろんそれは歌会、食事会で人の輪が広がってできる事。
なかなかコミニュケーションは難しいけど、いろんな人と話して、仲良くなってどんどん楽しくしていってほしいです(*゚▽゚)ノ

小さい事でも、動けば何かは変わっていくものですよ~(実体験)
自分が動かなくても、周りがひっぱってくれることで、新しい楽しみも生まれるけど、その肩を押してくれる人を見つけるのも、自分次第!
できるだけ、自分の好きな事を武器に、うちのサークル楽しんでくださいねヽ(*´∀`)ノ


では、日曜の歌会でお会いしましょう(*゚▽゚)ノ
次はPSVR持ってくぞ~

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ちゅうからのみなさん、プロデューサーのみなさん、おはようございます。
ちゅうカラブログ水曜日担当のレイウォールです。

今週末は歌会ですね!お盆期間は実家に帰ってきたので,今回もお酒とその他のお土産を持ってきました。いつも通りじゃんけん大会に出しますので,興味のある方はどうぞご参加ください。事前にどんな味か聞いてくれてもいいですよ。

みなさん,クレオフーガという企業はご存知でしょうか。岡山を本拠とし,飛んで五反田にレコーディングスタジオを持つ音楽系のベンチャー企業です。この会社ですが,非常に興味深いサービスを中心に活動しています。アマチュアも含めた作曲家が自由に音楽素材を登録,その販売仲介をするAudiostockというサービスです。購入者はその音楽素材を利用規約に従い,商用利用を含めた二次利用が可能というなかなかのアイディアにあふれた商売をやっています。

商用利用も可能という特性上,一曲当たりの単価は個人ユーザが気軽に購入し聴くだけというには高額ですが,創作活動において音源素材が欲しいという方には非常にマッチしたサービスではないでしょうか。作曲者による登録も気軽にできるようで,かつマスクはされますが試聴も可能なので,インターネットというアクセシビリティの高い環境を非常にうまく使ったものだと思います。

増資も重ねているようで,現在では資本金3億円を超えるベンチャーとしてはなかなかの規模の企業となっています。創業者は音楽とIT技術をこよなく愛するようで,趣味が高じていい商売になったいい例ですね。

さて、今回ご紹介する曲は"バベルシティ・グレイス"です。シャイニーカラーズよりアンティーカが歌うこの曲は疾走感があふれる曲です。そうですね,簡単に言うとかっこいいです。歌いたいと思ったりはするのですが,まだ覚えきれておらず,週末の歌会に間に合わせられたらなんて思っていたりします。

おわり。

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先週訃報がものすごい勢いで駆け巡っていったので既にご存知の方も多いかと思いますが、声優・石塚運昇さんがお亡くなりに。舞台俳優を経て80年代半ばから声優としてのキャリアをスタートし、以降「ポケットモンスター」のオーキド博士を始め「ドラゴンボール改」のミスター・サタンや「名探偵コナン」の中森警部など数多くの役を演じたほか、洋画の吹替も数多くこなし特に「96時間」などのリーアム・ニーソンや「CSI」シリーズでデヴィッド・カルーソが演じたホレイショ警部などが知られています。
 彼の演じた役の中には皆さんにも忘れがたいキャラクターが一人はいるのではないでしょうか。個人的には「カウボーイビバップ」のジェット・ブラック、「FLAG」の赤城圭一、「機動戦士ガンダム00」のセルゲイ・スミルノフなどが強く印象に残っています。特に「ジョジョの奇妙な冒険」の老ジョセフ・ジョースターの重厚でありながらチャーミングな演技は彼の到達点じゃないかと思うほど鮮烈でした。むしろ忘れがたいキャラクターが多すぎるのが辛い。

 こんばんは、小島@監督です。
 本当に惜しい方を亡くしました。ご冥福をお祈りいたします。

 さて、今回の映画は「ウインド・リバー」です。

 アメリカ中西部、ワイオミング州のネイティブアメリカン保留地ウインド・リバー。深い雪に閉ざされた山岳地帯でネイティブアメリカンの少女の遺体が発見された。第一発見者となった野生生物局のハンター・コリー・ランバートは、部族警察長ベン(グレアム・グリーン)と共にFBIの到着を待つが、ようやくやってきたのは新米の女性捜査官ジェーン・バナー(エリザベス・オルセン)ただ独りであった。
 監察医の検死結果によりコリーとジェーンは少女が何者かから暴行を受け、逃走中に大量に肺にマイナス30度の冷気を吸い込んでしまった事による肺出血が原因で亡くなったことを知る。果たして少女を死に追いやったのは誰なのか。ジェーンは経験と土地勘の乏しい土地で捜査を行うためにコリーに正式に協力を要請。2人の捜査が始まる。

 アメリカ・メキシコ国境地帯における麻薬戦争を題材にしたスリラー「ボーダーライン」(2015年製作、監督ドゥニ・ヴィルヌーヴ、主演エミリー・ブラント)のシナリオで高い評価を得たテイラー・シェリダンの初監督作品(もちろんシナリオもテイラー・シェリダン本人)となるクライム・サスペンスが現在公開中です。本国アメリカでは当初わずか4館での限定公開として封切られながらそのクオリティの高さがSNSなどで評判となり4週目には全米2,000館オーバーへと規模が拡大。興収チャートに6週連続トップ10入りする大ヒット作となりました。

 「ボーダーライン」同様、ここで描かれるのは現代社会の潮流から忘れ去られた土地と人々の姿です。保留地の住民たちは概して慢性的な貧困状態にあり、極寒の気候も相俟って逼塞した空気の中で窒息しそうな憂鬱さの中で生きている事が随所に見え隠れします。実際ウインド・リバー保留地からそう遠くないところに2つの国立公園(イエロー・ストーンとグランドティトン)があり観光産業が発展している反面保留地では主要産業がいわゆる「インディアン・カジノ」くらいしかないそうで、薬物依存やアルコールによる若年層の犯罪率も高く、人口の流出による過疎化も急速に進んでいるとか。作中を包み込む沈鬱な空気は決して鈍色の雪景色によるものだけではないのでしょう。

 事件の真相がもたらす主題が必ずしも犯人を見つけ出す事になくスリラーとしては一見弱い作りでありながら、先述の閉塞感や絶望感から来る緊張感の描出が巧みでダレるということがありません。また監督の手腕が良かったのか、登場する人物の演技が片っ端から上手いのも特筆すべき点で、主演であるジェレミー・レナーとエリザベス・オルセンは現時点でのキャリアの最高峰じゃないかと思えるほどの好演です。奇しくもこの2人「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」と「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でホーク・アイ役とスカーレット・ウィッチ役で共演しており、その演技の対比を楽しむのもありでしょう。

 派手なアクションで人目を引くでなく、安易なストーリーテリングを良しとせず、たどり着く地点の生々しさは重く苦く、しかしそんな中に微かに煌めく人間の強さに光を見る。渋い味わいの映画です。ようやく少し涼しさを感じさせる風が吹くようになったこの時期、ノー天気な大作も楽しいけれど、こういう重厚でヒューマニズム溢れる作品を通してその余韻を噛み締めるのも楽しいですよ。

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