PS3版初音ミクPROJECT DIVA FがVita版とデータを連動させられるので連動するためのツールソフトをダウンロードしようとPS3を起動したまでは良かったんですが、そこから、
PS3をアップデート→PSNのアップデート→Vitaのアップデートを経てようやくソフトをダウンロードできてあとはVitaにソフトをコピーするだけだと思ったら、「機器認証できるハードの台数が2台の制限をオーバーしてるのでデータコピーできません。PSPの機器認証を解除してください」のエラーメッセージが。
で、そのPSPの機器認証を解除するのにPSPを起動させなきゃいけなくて、そのPSPもバッテリー切れてて一旦充電させなきゃいけないってところで心が折れました。
こんばんは、小島@監督です。
セキュリティーも結構だがこの窮屈な煩雑さは何とかならんのか!
さて、今回の映画は5月3日より公開の1930年代から50年代初頭までロサンゼルスで暗躍した実在のギャング、ミッキー・コーエンと戦う警察の極秘部隊の活躍を描いたギャング映画「L.A.ギャングストーリー」です。
1949年、ロサンゼルス。貧民街に生まれながら類い稀な力と才覚でのし上がったミッキー・コーエン(ショーン・ペン)は、麻薬や売春など街の腐敗を牛耳り、警察も裁判所も賄賂で黙らせまさに帝王として君臨していた。
その状況に業を煮やしたロス市警の署長は反撃の意志を固めコーエン打倒の為に秘密裏に特殊部隊を組織する。警官という身分を隠しギャング顔負けの手荒な手段でコーエンとその組織を壊滅させるべく、特殊部隊の活躍が始まる!
観る前はタイトル的にも近いし「L.A.コンフィデンシャル」(1997年製作。監督カーティス・ハンソン、主演ケヴィン・スペイシー。実は時代背景的には「ギャングストーリー」の直後の物語だったりする)のような腐臭漂う暗黒街の猥雑さを感じさせるサスペンスアクションかと思っていたんですが、意外とカラッとしたアクション映画になっています。
特殊部隊の面々もタフで熱血な隊長、クールな一匹狼、ナイフ使いの達人に早撃ちの名手など何と言うかゲーム的とすら感じさせるセリフより見た目から分かり易いキャラクター付けがされていてとても掴みやすいのもポイント。個人的には特にロバート・パトリック演じるリボルバーにこだわる老ガンマンがどうにも「メタルギア・ソリッド」シリーズのキャラクター、リボルバー・オセロットが思い出されてエキサイトしてしまいました。
先ほど「カラッとしている」と書きましたが、これは欠点でもあり1940年代末の時代の空気の表現が甘くいかにも「舞台」のような作り物臭さを感じてしまう点が残念です。あと個人的にはもう少しBGMに当時隆盛したビバップなどを取り入れて欲しかったかなという気もします。
登場人物もミッキー・コーエンと舞台の隊長ジョン・オマラ(ジョシュ・ブローリン)以外はキャラ付けは上手いのに掘り下げがイマイチな部分も多いのでドラマとしてはいささか食い足りない印象が否めません。
それでもジョシュ・ブローリン、ライアン・ゴズリング、ニック・ノルティ、ロバート・パトリック、ジョヴァンニ・リビシら名優たちの競演はどうしても心躍らされてしまいます。特にコーエン演じるショーン・ペンは帝王として君臨する序盤の狂気を宿したカリスマぶりから特殊部隊の活躍の果て徐々に虚飾が剥がれかつて挫折した一介のボクサー同然へと落ちていく様を見事としか言いようのない演技で圧倒的な説得力を持たせています。
そしてどこか西部劇を思わせるガンファイトは泥臭くもどこかスタイリッシュで非常にカッコ良くて痺れます。
「L.A.ギャングストーリー」は実は意外にクラシックスタイルな男臭いアクション映画です。2時間楽しんでスカッとしたい人には打ってつけ。ある意味「映画らしい映画」とも言えるので興味のある方は是非映画館に足を運んでスクリーンで楽しんでほしいですね。
PS3をアップデート→PSNのアップデート→Vitaのアップデートを経てようやくソフトをダウンロードできてあとはVitaにソフトをコピーするだけだと思ったら、「機器認証できるハードの台数が2台の制限をオーバーしてるのでデータコピーできません。PSPの機器認証を解除してください」のエラーメッセージが。
で、そのPSPの機器認証を解除するのにPSPを起動させなきゃいけなくて、そのPSPもバッテリー切れてて一旦充電させなきゃいけないってところで心が折れました。
こんばんは、小島@監督です。
セキュリティーも結構だがこの窮屈な煩雑さは何とかならんのか!
さて、今回の映画は5月3日より公開の1930年代から50年代初頭までロサンゼルスで暗躍した実在のギャング、ミッキー・コーエンと戦う警察の極秘部隊の活躍を描いたギャング映画「L.A.ギャングストーリー」です。
1949年、ロサンゼルス。貧民街に生まれながら類い稀な力と才覚でのし上がったミッキー・コーエン(ショーン・ペン)は、麻薬や売春など街の腐敗を牛耳り、警察も裁判所も賄賂で黙らせまさに帝王として君臨していた。
その状況に業を煮やしたロス市警の署長は反撃の意志を固めコーエン打倒の為に秘密裏に特殊部隊を組織する。警官という身分を隠しギャング顔負けの手荒な手段でコーエンとその組織を壊滅させるべく、特殊部隊の活躍が始まる!
観る前はタイトル的にも近いし「L.A.コンフィデンシャル」(1997年製作。監督カーティス・ハンソン、主演ケヴィン・スペイシー。実は時代背景的には「ギャングストーリー」の直後の物語だったりする)のような腐臭漂う暗黒街の猥雑さを感じさせるサスペンスアクションかと思っていたんですが、意外とカラッとしたアクション映画になっています。
特殊部隊の面々もタフで熱血な隊長、クールな一匹狼、ナイフ使いの達人に早撃ちの名手など何と言うかゲーム的とすら感じさせるセリフより見た目から分かり易いキャラクター付けがされていてとても掴みやすいのもポイント。個人的には特にロバート・パトリック演じるリボルバーにこだわる老ガンマンがどうにも「メタルギア・ソリッド」シリーズのキャラクター、リボルバー・オセロットが思い出されてエキサイトしてしまいました。
先ほど「カラッとしている」と書きましたが、これは欠点でもあり1940年代末の時代の空気の表現が甘くいかにも「舞台」のような作り物臭さを感じてしまう点が残念です。あと個人的にはもう少しBGMに当時隆盛したビバップなどを取り入れて欲しかったかなという気もします。
登場人物もミッキー・コーエンと舞台の隊長ジョン・オマラ(ジョシュ・ブローリン)以外はキャラ付けは上手いのに掘り下げがイマイチな部分も多いのでドラマとしてはいささか食い足りない印象が否めません。
それでもジョシュ・ブローリン、ライアン・ゴズリング、ニック・ノルティ、ロバート・パトリック、ジョヴァンニ・リビシら名優たちの競演はどうしても心躍らされてしまいます。特にコーエン演じるショーン・ペンは帝王として君臨する序盤の狂気を宿したカリスマぶりから特殊部隊の活躍の果て徐々に虚飾が剥がれかつて挫折した一介のボクサー同然へと落ちていく様を見事としか言いようのない演技で圧倒的な説得力を持たせています。
そしてどこか西部劇を思わせるガンファイトは泥臭くもどこかスタイリッシュで非常にカッコ良くて痺れます。
「L.A.ギャングストーリー」は実は意外にクラシックスタイルな男臭いアクション映画です。2時間楽しんでスカッとしたい人には打ってつけ。ある意味「映画らしい映画」とも言えるので興味のある方は是非映画館に足を運んでスクリーンで楽しんでほしいですね。
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