週末開催されたアイドルマスターシャイニーカラーズのイベント「283PRODUCTION SOLO PERFORMANCE LIVE「我儘なまま」」をDay2のみですが配信で鑑賞。物語性の強いステージングをするシャニマスらしく、曲と曲の合間に朗読劇を挟みセットリストの流れで物語を綴る構成のイベントです。劇中の登場人物の心情を代弁するかのような歌曲のパフォーマンスと言いミュージカル的な色合いも強く、特にメインを張った2人の内、三峰結華役の希水しおさんは声優以上に舞台劇の経験が多い方とあってその表現力の粋を堪能させてもらいました。終幕にはエンドロールまで流してみせる趣向も面白かったですね。
こんばんは、小島@監督です。
年末には「異次元フェス」と題しアイドルマスターとラブライブのコラボライブイベントが発表され、今から心躍らざるを得ません。スケジュール難しいタイミングだけど両日行きたいものです。
さて、今回の映画は「君たちはどう生きるか」です。
今回はストーリーもキャストも完全シークレットで封切られたため、粗筋は割愛します。吉野源三郎の小説からタイトルが取られていますが、内容的にはほぼ無関係とだけ言っておきます。
引退作と表明していた「風立ちぬ」から約10年、宮崎駿が引退を撤回して生み出された作品が公開されました。第一報として明かされたタイトルとキービジュアル以外何もかもが封切りまで伏せられたままという異例ずくめのこの作品は、はっきり言って物語の妙を楽しむような作品ではありません。宮崎駿監督は時にストーリーより作りたい映像を優先して作劇する作家で、特に「ハウルの動く城」以降その傾向が顕著になって行きますが、今回はそれが行き着くところまで言ったという印象です。
この映画は破綻したとすら言える物語の代わりにひとえに溢れ返るイマジネーションと共にアニメーションの動きそのものを楽しむ作品です。
今回宮崎駿監督は絵コンテと演出に徹したようで、例えばただ階段を降りる動作一つにとんでもない手数で見せる全編に渡る強烈な作画は「新世紀エヴァンゲリオン」や「電脳コイル」でキーアニメーターだった本田雄作画監督の下、錚々たるメンバーの手で描かれました。ご鑑賞の際は是非エンドクレジットを注意深く見てください。作画陣にレジェンド級の名前しか出てきません。ほとんどアベンジャーズかエクスペンダブルズです。
異様に力のある映像を見せる一方で物語は断片だけ見せて放りっぱなしの要素が多く、整合性が取れていないため普通に観ても呆気に取られてしまうだけに終わるでしょう。マスに訴えるエンターテインメントというよりはアート系作品に近い印象があります。
ただ綻びだらけの物語を俯瞰すればそこに強いパーソナリティが見えてくるはずです。登場人物は宮崎駿の関係者たちに、起きる事象は監督の人生の1ページのようにも思えます。ある種の訣別の念と悔悟の感情を抱きながらそれでも作る事を止められない1人の不世出のクリエイターがその晩年に最高のスタッフの手を借りて語り上げる、それはさながら贅沢な自主映画の趣です。
自分は直撃した身ではありませんが、黒澤明のファンが晩期の一作「夢」を突き付けられた時、こんな気分だったんでしょうか。スティーブン・スピルバーグやジャン=リュック・ゴダールもそうですが、映画監督が人生も黄昏時に差し掛かった時に、作品がパーソナルな方向に行くのに洋の東西は問わないようです。
公開前はタイトルからしてもっと説教臭くなるのではと言われていましたが、そんなことは無く、むしろ語りのレベルに置いてけぼりを食う人の方が多いのでは。比類ない傑作に映る人もいる一方で時間を無駄にした気分になる凡作に映る人もいる一本でしょう。しかし、良いか悪いかを超えたところでスクリーンで観ておくべき作品というのは存在し、これはその一つと言って差し支えありません。宮崎駿という巨匠の新作を同時代で前知識も無く観る機会などもう訪れません。どうかお見逃し無きよう。
こんばんは、小島@監督です。
年末には「異次元フェス」と題しアイドルマスターとラブライブのコラボライブイベントが発表され、今から心躍らざるを得ません。スケジュール難しいタイミングだけど両日行きたいものです。
さて、今回の映画は「君たちはどう生きるか」です。
今回はストーリーもキャストも完全シークレットで封切られたため、粗筋は割愛します。吉野源三郎の小説からタイトルが取られていますが、内容的にはほぼ無関係とだけ言っておきます。
引退作と表明していた「風立ちぬ」から約10年、宮崎駿が引退を撤回して生み出された作品が公開されました。第一報として明かされたタイトルとキービジュアル以外何もかもが封切りまで伏せられたままという異例ずくめのこの作品は、はっきり言って物語の妙を楽しむような作品ではありません。宮崎駿監督は時にストーリーより作りたい映像を優先して作劇する作家で、特に「ハウルの動く城」以降その傾向が顕著になって行きますが、今回はそれが行き着くところまで言ったという印象です。
この映画は破綻したとすら言える物語の代わりにひとえに溢れ返るイマジネーションと共にアニメーションの動きそのものを楽しむ作品です。
今回宮崎駿監督は絵コンテと演出に徹したようで、例えばただ階段を降りる動作一つにとんでもない手数で見せる全編に渡る強烈な作画は「新世紀エヴァンゲリオン」や「電脳コイル」でキーアニメーターだった本田雄作画監督の下、錚々たるメンバーの手で描かれました。ご鑑賞の際は是非エンドクレジットを注意深く見てください。作画陣にレジェンド級の名前しか出てきません。ほとんどアベンジャーズかエクスペンダブルズです。
異様に力のある映像を見せる一方で物語は断片だけ見せて放りっぱなしの要素が多く、整合性が取れていないため普通に観ても呆気に取られてしまうだけに終わるでしょう。マスに訴えるエンターテインメントというよりはアート系作品に近い印象があります。
ただ綻びだらけの物語を俯瞰すればそこに強いパーソナリティが見えてくるはずです。登場人物は宮崎駿の関係者たちに、起きる事象は監督の人生の1ページのようにも思えます。ある種の訣別の念と悔悟の感情を抱きながらそれでも作る事を止められない1人の不世出のクリエイターがその晩年に最高のスタッフの手を借りて語り上げる、それはさながら贅沢な自主映画の趣です。
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