週末、昨年12月にナゴヤドームで開催された「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 6thLIVE MERRY-GO-ROUNDOME!!!」のアンコール上映を観に行ってきました。ライブそのものの感想は12月3日の回でがっつり書いたのでそちらをご参照いただくとして、実は「当日現地で観たライブを後日アンコール上映で再度鑑賞する」って初めてで、当時花道に近いところのアリーナ席で観ておりそれはそれで出演者の距離が近くていろいろ眼福だったのですが、ステージを大きく使ったような演出や出演者の方が仕込んだ小ネタなどはやはり観れていなかった部分が結構多いのに気づき同じライブを観ているのに結構新鮮でした。
こんばんは、小島@監督です。
しかし、一度観てるにも関わらずやっぱり全力でコールするのは避けられない(笑)
さて、今回の映画は「デッドエンドの思い出」です。
しばらく会っていない婚約者テギュ(アン・ボヒョン)と会うためにユミ(チェ・スヨン)は名古屋を訪れた。友人であるジンソン(ドン・ヒョンベ)からテギュの住所を聞きアパートへ向かうとユミを出迎えた女性の姿に衝撃を受ける。アヤ(平田薫)と名乗るその女性はテギュと結婚を前提に付き合っているという。思いがけず婚約者の裏切りを知ったユミは居ても立っても居られずその場を立ち去った。
傷心を抱えたまま慣れぬ名古屋の街を彷徨うユミはふと目に留まったカフェに立ち寄った。「エンドポイント」という名のそのカフェにはゲストハウスも併設されていた。気持ちの整理の付かないユミはしばらくここに滞在しようと決める。エンドポイントにはユミと年代の近い西山(田中俊介)というオーナーが経営していた。西山の不思議な存在感が、ユミの心を少しずつ解きほぐそうとしていく…
韓国でも人気が高いという吉本ばななの小説を原作に、日韓共同で製作された映画です。監督はこれが長編デビューとなるチェ・ヒョンヨン、主演に「少女時代」のチェ・スヨンと「BOYS AND MEN」の田中俊介と日韓のアイドルが競演しているのもポイントです。面白いことにこの映画を公開しているミニシアター・シネマスコーレが製作にも名を連ね刈谷日劇や愛知県フィルムコミッションなどとも連携を取り全編愛知ロケが行われた作品です。
原作をちゃんと読んでいないので忠実に作られているのかどうか分かりませんが、独特の風合いを持つ作品です。傷心の女性がカフェのオーナー西山やそこに訪れる客たちとの交流を通して新たな一歩を踏み出すまでを描くこの物語は、何か特別大きなことが起こるわけでもないゆったりしたテンポの語り口ながら、不思議と退屈はしない作品です。ユミの再出発に主眼が置かれているので特に西山とのラブストーリーなどになったりはしないのもこういう類の物語としては良いですね。傷心で弱っている時にしか見えない風景というものは確かにあり、チェ・ヒョンヨン監督はまだその手腕が洗練されてはいないもののそういう風景を丁寧にすくい上げてみせて好感が持てますし、何より主演2人の演技が素晴らしく、チェ・スヨンにしろ田中俊介にしろ引き込まれるような魅力があります。
もう一つのこの映画のポイント、それはオール愛知ロケ。名古屋の栄、納屋橋、円頓寺や長久手古戦場、若松海水浴場など東海地区在住、あるいは仕事などでホームにしている方には見慣れた場所が次々と登場します。一瞬ですがシネマスコーレも登場してフフッとなります。正直言って「屋内のシーン以外ほぼ知ってる場所しか出ない」という極めて珍しい経験しました。今NHKで放送しているドラマ「トクサツガガガ」をご覧になっている方には、あれも名古屋で製作している事もあって良く知ってる場所が次々登場して何だか不思議な気分になりますが、あれをスクリーンサイズで味わうと思っていただければ大体の目安にはなるかな…なるか?
また、西山役田中俊介を筆頭に、アヤ役の平田薫を除いて日本人の出演者はほぼ愛知県出身者で固められていおり、この側面から見てもローカル感全開です。
物語自体は割と普遍的な話ですがどちらかと言えばこのローカル感をこそ推したい。あまりない機会ですし、せっかく地元で上映しているので是非映画館でこの独特の得も言われぬ感覚を味わっていただきたいですね。
こんばんは、小島@監督です。
しかし、一度観てるにも関わらずやっぱり全力でコールするのは避けられない(笑)
さて、今回の映画は「デッドエンドの思い出」です。
しばらく会っていない婚約者テギュ(アン・ボヒョン)と会うためにユミ(チェ・スヨン)は名古屋を訪れた。友人であるジンソン(ドン・ヒョンベ)からテギュの住所を聞きアパートへ向かうとユミを出迎えた女性の姿に衝撃を受ける。アヤ(平田薫)と名乗るその女性はテギュと結婚を前提に付き合っているという。思いがけず婚約者の裏切りを知ったユミは居ても立っても居られずその場を立ち去った。
傷心を抱えたまま慣れぬ名古屋の街を彷徨うユミはふと目に留まったカフェに立ち寄った。「エンドポイント」という名のそのカフェにはゲストハウスも併設されていた。気持ちの整理の付かないユミはしばらくここに滞在しようと決める。エンドポイントにはユミと年代の近い西山(田中俊介)というオーナーが経営していた。西山の不思議な存在感が、ユミの心を少しずつ解きほぐそうとしていく…
韓国でも人気が高いという吉本ばななの小説を原作に、日韓共同で製作された映画です。監督はこれが長編デビューとなるチェ・ヒョンヨン、主演に「少女時代」のチェ・スヨンと「BOYS AND MEN」の田中俊介と日韓のアイドルが競演しているのもポイントです。面白いことにこの映画を公開しているミニシアター・シネマスコーレが製作にも名を連ね刈谷日劇や愛知県フィルムコミッションなどとも連携を取り全編愛知ロケが行われた作品です。
原作をちゃんと読んでいないので忠実に作られているのかどうか分かりませんが、独特の風合いを持つ作品です。傷心の女性がカフェのオーナー西山やそこに訪れる客たちとの交流を通して新たな一歩を踏み出すまでを描くこの物語は、何か特別大きなことが起こるわけでもないゆったりしたテンポの語り口ながら、不思議と退屈はしない作品です。ユミの再出発に主眼が置かれているので特に西山とのラブストーリーなどになったりはしないのもこういう類の物語としては良いですね。傷心で弱っている時にしか見えない風景というものは確かにあり、チェ・ヒョンヨン監督はまだその手腕が洗練されてはいないもののそういう風景を丁寧にすくい上げてみせて好感が持てますし、何より主演2人の演技が素晴らしく、チェ・スヨンにしろ田中俊介にしろ引き込まれるような魅力があります。
もう一つのこの映画のポイント、それはオール愛知ロケ。名古屋の栄、納屋橋、円頓寺や長久手古戦場、若松海水浴場など東海地区在住、あるいは仕事などでホームにしている方には見慣れた場所が次々と登場します。一瞬ですがシネマスコーレも登場してフフッとなります。正直言って「屋内のシーン以外ほぼ知ってる場所しか出ない」という極めて珍しい経験しました。今NHKで放送しているドラマ「トクサツガガガ」をご覧になっている方には、あれも名古屋で製作している事もあって良く知ってる場所が次々登場して何だか不思議な気分になりますが、あれをスクリーンサイズで味わうと思っていただければ大体の目安にはなるかな…なるか?
また、西山役田中俊介を筆頭に、アヤ役の平田薫を除いて日本人の出演者はほぼ愛知県出身者で固められていおり、この側面から見てもローカル感全開です。
物語自体は割と普遍的な話ですがどちらかと言えばこのローカル感をこそ推したい。あまりない機会ですし、せっかく地元で上映しているので是非映画館でこの独特の得も言われぬ感覚を味わっていただきたいですね。
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