忍者ブログ

ちゅうカラぶろぐ


[3609]  [3607]  [3608]  [3606]  [3605]  [3603]  [3602]  [3601]  [3600]  [3599]  [3598
今年の師走は3週連続6連勤というなかなかのハードスケジュールでしたがそれも昨日でようやく終わり、今はホッと一息ついています。ただこのままでは大掃除が翌年に持ち越しになりそうですが(苦笑)

 こんばんは、小島@監督です。
 ところで大晦日に今年最後のブログ更新って前にも一度やったような、と思って遡ってみたら2012年。私がこのブログを書き始めたその年でした。それから6年、まさかこんなに続くことになるとは自分でも思っていませんでした(笑)

 さて、2018年最後の更新ということで、今回は「今年の5本」と題して今年の映画を振り返ります。例によって現在の各作品の鑑賞可能状況を記載しておきます。参考にしていただけたら幸いです。なお今年観た映画は65本(数えた。ライブビューイング除く)!数年ぶりに60本の大台を越えました(笑)!

1.ミッション・インポッシブル フォールアウト
 今年はクリエイターの「熱」を感じさせる良作傑作が多く、ある意味で豊作だったのですがそれ故に1番というのがちょっと決めづらくかなり迷いました。その中でこの「ミッション・インポッシブル フォールアウト」はシリーズの集大成であると同時に主演トム・クルーズのエンターテインメントに対する姿勢が孤高にして崇高な域にまで達している事を感じさせる1本で文字通り重量級の傑作でした。Blu-ray/DVD/ダウンロード版発売中。
2.レディ・プレイヤー1
 70を過ぎてなお旺盛な創作意欲を見せるスティーブン・スピルバーグがサブカルチャーへの多大な愛とリスペクトを以て作られた1本。「MI:フォールアウト」とはまた違った意味でエンターテインメントの神髄が楽しめる作品です。Blu-ray/DVD/ダウンロード版発売中。
3.若おかみは小学生
 ひょんなことから温泉旅館の女将として働くことになった小学生おっここと織子の成長を描く、吉田玲子の脚本と高坂希太郎監督の手腕が活き、実に骨太で味わい深い作品に。いかにも子供向けな見た目に騙されてはいけない。現在も各所でロングラン上映中。Blu-rayとDVDが来年3月29日に発売予定。
4.カメラを止めるな!
 ある意味で今年最もクリエイティビティに溢れた1本と言えばもうこれに尽きます。低予算のインディーズ映画がサマーシーズンの日本映画市場を席巻する日が来ようとは。あの興行収入がちゃんと製作者たちに還元されてればいいのだけど、と余計な心配をしてしまうくらいです(苦笑)。Blu-ray/DVD/ダウンロード版発売中。
5.ボヘミアン・ラプソディ
 音楽をフィーチャーし、映画館を非日常的なライブステージのような空間へと変える作品の隆盛が目立ったのも今年の映画の特徴で、中でもクイーンの楽曲をふんだんに用いて熱い感動を呼ぶこの作品はその象徴とも言える1本でしょう。現在全国の映画館で公開中。

 いろいろ迷いましたが5本選ぶとしたらこんな感じです。
 続けてそれ以外にも印象に残った作品たちをざっと。こちらは例によって私の鑑賞順に列記していきます。語りたいものが多くて今年はちょっと多めです。

・ブリムストーン
 年明けいきなり出くわした重量級の1本。愛と暴力と信仰に翻弄されながらも懸命に生きる女性をダコタ・ファニングが熱演。Blu-ray/DVD/ダウンロード版発売中。
・ゴッホ 最期の手紙
 ゴッホの油絵をアニメーションにして晩年の彼の心を探るユニークな逸品。「画が動く」という」アニメ本来の驚きを再認識させてくれます。Blu-ray/DVD/ダウンロード版発売中。
・スリー・ビルボード
 街はずれに掲げられた3枚の看板が街に嵐を呼び起こすヒューマンドラマ。示唆的で重層的な物語と俳優たちの名演に酔いしれる快作です。Blu-ray/DVD/ダウンロード版発売中。
・マンハント
 「君よ憤怒の河を渉れ」を日中合作でリメイク。久しぶりの泥臭いまでに熱いジョン・ウーに俺の魂が震えた。Blu-ray/DVD/ダウンロード版発売中。ただ個人的に好きなだけで作品自体は無茶苦茶なんであまり人には薦められないんですけどね(笑)
・グレイテスト・ショーマン
 ヒュー・ジャックマン主演のミュージカル映画。先述の「ボヘミアン・ラプソディ」に負けずこちらも大ヒットしました。Blu-ray/DVD/ダウンロード版発売中。
・シェイプ・オブ・ウォーター
 ついにアカデミー賞まで獲ってしまったギレルモ・デル・トロ監督の逸品。クセの強い大人の童話ゆえに人を選ぶがだからこそ観てみるだけの価値があります。Blu-ray/DVD/ダウンロード版発売中。
・バーフバリ 王の凱旋
 封切自体は昨年の作品ですが観たのが今年なので。これぞ完全無欠のエンターテインメント!王を称えよ!Blu-ray/DVD/ダウンロード版発売中。
・ブラックパンサー
 マーベルユニバースの中でも異彩を放つ、ブラックカルチャーへの深い考察を感じられる重厚な作品。Blu-ray/DVD/ダウンロード版発売中。
港町
 想田和弘監督が手掛ける「観察映画」シリーズの1作。寂れ行く港町に生きる人々の営みをただ見つめるドキュメンタリー映画の極北。現在も各地のミニシアターなどで上映中。DVDなどのリリース予定は今のところ無いようです。
・リズと青い鳥
 2人の少女の心の揺れを繊細かつ丹念に描き出す、作品を重ねる毎に凄みを増す山田尚子監督の手腕に痺れるアニメ映画。Blu-ray/DVD/ダウンロード版発売中。
・ランペイジ 巨獣大乱闘
 でっかいぜ!暴れるぜ!ぶっ壊すぜ!この真っ直ぐなノー天気さが堪らない。Blu-ray/DVD/ダウンロード版発売中。
・ピーターラビット
 侵入者殺すべし、慈悲は無い!人間VSウサギの仁義なきバトル。Blu-ray/DVD/ダウンロード版発売中。
・僕のヒーローアカデミア the movie 2人の英雄
 「ヒロアカ」初の劇場版はジャンプアニメの映画化として直球の作りが清々しい逸品。Blu-rayやDVDが2月13日に発売予定。
・ウインド・リバー
 雪深い街で起きる殺人事件が浮き彫りにする絶望と苦悩、人間の強さが持つ煌めき。一見地味ですが沁みる作品です。Blu-ray/DVD/ダウンロード版発売中。
・ザ・プレデター
 「プレデター」シリーズの新作は、登場人物のキャラ立ちまくり血飛沫出まくり、そして雑なシナリオという圧倒的B級な作りなのにそれがむしろ心地良い珍妙な逸品。ダウンロード版発売中。Blu-ray/DVDが1月5日に発売予定。 
・散り椿
 物語自体はオーソドックスな時代劇ながら圧倒的映像美と主演岡田准一のカラテに目を奪われる映画。現在も各所で上映中。ソフト化の日程は今のところ未定のようです。
・クワイエット・プレイス
 決して、音を立ててはいけない。聴覚が発達した怪物に席巻された世界で生きる家族の物語。ワンアイディアが活きた比較的低予算な、でも優れた作品に多く出会えたのも今年の特徴と言えるでしょう。ダウンロード版が1月9日に、Blu-ray/DVDが2月6日に発売予定。
search/サーチ
 全編PC画面上で展開するサスペンス。ワンアイディアに溺れず魅せる工夫が全編に施されたハイレベルな作品です。現在も各所で上映中。
HUGっと!プリキュア ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ
 プリキュア15周年記念作品は、ただ祝祭的なだけでない、メッセージを持った力作となりました。一部の劇場で現在も公開中。Blu-ray/DVDは3月6日発売予定。

 今年はこんな感じかな。来年もいろいろな作品を観ていきたいものです。皆さんは、何か心に残る作品がありましたか?それでは、良いお年を!

拍手[2回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
忍者ブログ / [PR]