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ちゅうカラぶろぐ


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昨日の歌会に参加された皆さん、お疲れ様でした。
 私は先週のアイマスライブの余韻を引きずった方々と共にアイマス中心の部屋で歌い倒しておりました。
 ロビーで繰り広げられてるゲームバトルも気にはなるところでしたが。特にあの漢字組み合わせて必殺技っぽい名前を作るカードゲームがね!ちょっとやってみたかった(笑)

 こんばんは、小島@監督です。
 そうそう、じゃんけん大会でゲットした「青島ネクター」、濃厚な完熟みかんの味がストレートに来る(実際ストレート果汁だし)、マジで美味い逸品でした。浜松に立ち寄る日が来たら何本か買っていこう。

 さて、今回の映画は「ランペイジ 巨獣大乱闘」です。

 サンディエゴ野生動物保護区で働く霊長類学者デイビス・オコイエ(ドウェイン・ジョンソン)は過去の経験から人とは距離を置きがちだがアルビノ・ゴリラのジョージと手話を介して会話ができ、友情をはぐくんでいた。
 ある夜、動物保護区に流星が落下。それは巨大企業エナジン社の宇宙ステーションから事故により脱出しようとしたクルーのポッドが大気圏突入に失敗し墜落したものだった。中には動物に変異をもたらす病原体サンプルが運び込まれていたが墜落によりサンプルは流出。数体の動物が病原体を浴び、その中にはジョージもいた。翌日、ジョージは体格が倍近くに巨大化した上に性格が凶暴化。デイビスを困惑させる。
 一方、ワイオミング州南部の森では狼が、フロリダ州の沼地ではワニがそれぞれサンプルを浴び巨大化かつ凶暴化。3体の巨獣は破壊の限りを尽くしながら突き進んでいく…!

 一応原作となるビデオゲームが存在する映画化作品なのですが、どこからどう見てもB級そのもののシナリオなのにやたらと力の入った映像と、主演俳優のスター性で何だかとっても楽しめてしまう不思議な逸品、それが「ランペイジ 巨獣大乱闘」です。
 ぶっちゃけ旧い名作映画やアイマスライブの感想とか書いててちょっと後回しにし過ぎてもう公開も終盤に差し掛かっていますが私がコイツの感想を書かずに何とする!みたいな気分もあるので今こそここでコイツの登場です。

 物語に対して予告編で見せていること以上の事は全くもってない上、その展開についても恐らく大抵の方の予想通りに話が進んでいくのですが、それでつまらないなんてこはありません。「でっかい奴らが街のど真ん中で暴れるぜ!」というその一点のみをひたすらに突き詰めた破壊とパニックの描写の質量が尋常じゃありません。破壊と爆煙の合間に申し訳程度の人間ドラマが差し挟まれるような印象の、脳筋ぶりがいっそ清々しいくらい。特に高層ビルの壊されっぷりの妙なきめの細かさが観ていて変な笑いが出てくるレベルです。

 もう一つ、この映画における重要なポイント、それは主演ドウェイン・ジョンソンのスター性と言ってもいい圧倒的存在感です。ゴリラと手話で会話できるインテリながら「元・特殊部隊員」というご都合が過ぎる設定もドウェイン・ジョンソンだから、たとえ悪党に捕まっても拘束具を自力で引きちぎって脱出できてしまうのもドウェイン・ジョンソンだから。こういうテンポ重視のエンターテインメントにおいていくつかの事柄を「彼だから」で納得させられてしまう力業は見事の一言。実際本編中でのその活躍ぶりはほとんど「第4の巨獣」です。でもそれでいいのです、だってドウェイン・ジョンソンだから。

 この映画を観る時は、知能指数はできるだけ下げて臨みましょう、あれこれと突っ込んでいたら頭が痛くなってきます(笑)細かいことはどうでもよくなるアメリカンでマッシヴな作りに日ごろの憂さを一時忘れさせてくれるなかなかの快作。これもまた、エンターテインメントの一つのあり方です。


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