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ちゅうカラぶろぐ


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今回の公演は2日間構成で、出演者は総入れ替えという内容です。非常に盛りだくさんの内容となっており、ここだけでは伝えることができないので、来年あたりに円盤が発売されたら鑑賞会でも開きましょうか。

それはともかく、各日の感想を簡単に語っていきたいと思います。

まずは1日目。
とりあえず全体曲はともかく、スタートダッシュを切るのは山崎はるかで"未来系ドリーマー"です。今回のソロ曲が収録されたCDシリーズはミリオンライブの原点に返ったかのような曲を標榜していますが、その通りの部分と今だからこそという部分がきれいに融合した曲です。
山崎が演じる春日未来はどこまでも前向きな女の子。失敗したって、つらくたって、泣いて笑って前に進んでいきたいという歌詞は勇気を与えてくれます。それは彼女が初めて歌った"素敵なキセキ"と変わらないテーマを歌い続けており、あれから5年立ったけれども、未来はあの時の未来と同じ心を持っているということをはっきり感じさせる一曲です。しかし、彼女も進んできた道があり、変わってきたことがあります。素敵なキセキをもっと、素敵な未来をもっと、これからもいつまでもずっとずっとと歌うことはこれまで素敵なキセキを体現してきた彼女だから歌えるのだと思います。

高橋未奈美の"To..."は反則です。彼女が演じる馬場このみは小さいながらもミリオンライブのアイドルの中では最年長。しっかりした人というアイドルです。そんなこのみ姉さんが歌うこの曲、切なげに身近な年上の男性に対する思いを伝えます。これは言葉では伝えきれないので、とにかく聞いてほしい。

後半ですが、"ココロがかえる場所"という曲があります。いつか通り過ぎてきた大事な思い出の場所があります。直前に歌われた"祈りの羽根"を歌う豊川風花(CV.末柄理恵)は過去に、看護師を退職し、アイドルになった経緯を持ちます。風花は昔の仲間たちも応援してくれていると、前の曲で歌っていました。彼女にとってのココロがかえる場所は昔の仲間たちのところなのかもしれません。そして、今回の会場は4年前、M@STERS OF IDOLWORLD 2014 にてミリオンライブのアイドルたちが大舞台に立った、初めてのステージです。そんな意味でもココロがかえる場所だったのです。

しかし、その次の曲、"Birth of Color"があっての物語となりました。しんみりした雰囲気の中、また前を向いて進んでいくための雰囲気が出来上がったのです。今回の公演、そしてCDシリーズでミリオンライブは原点に返りました。次の1歩を踏み出していくというメッセージを強く感じるのです。

続いて、2日目です。何はともあれ、田所あずさで"SING MY SONG"でしょう。私の語彙力ではそのパフォーマンスを表現する術を持ちません。SING MY SONGは簡単に言うと、千早のように私には歌しかないんです!とまでは行きませんが、とにかく持てるものすべてを歌に乗せて、想いを伝えるというような歌です。

今回の田所のパフォーマンスはまさにそれを体現していたといっていいでしょう。とにかく鬼気迫る表情で歌い上げ、その全力を我々に見せつけたといっていいでしょう。ですが、田所とこの曲のポテンシャルはそれだけではないと思っています。色々な想いを乗せて歌える曲なのです。最高の笑顔であったり、つらそうな姿であったり、やりきれない気持ちであったり。これから、この曲を歌う機会をどれだけ与えてあげられるか、それによって大きな成長を見せてくれるものだとはっきり見えました。


さて、今回ご紹介する曲は"空に手が触れる場所"です。北上麗花(CV.平山笑美)が歌うこの曲は、タイトル通りすごくさわやかな曲です。曲自体もすごくいいのですが、それ以上に平山さんの伸びやかな声がたまりません。CD以上に響き渡るその声は会場の空気を澄み渡らせ、やっぱりステージ向きの人だなと確信させるに足るものでした。正直、早く円盤が出てほしいと思う理由の一つがこの曲であると胸を張って言えるほどのパフォーマンスでした。やっぱり鑑賞会をやろう!

おわり。

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