今年もボジョレー・ヌーヴォーの季節がやってまいりました。
今年は天候不順が響き乾燥した時期が長く続いたのですが、収穫時期の間近に良い雨が降ったそうで、収量は今一つで房も小ぶりなようなのですがワインの質自体は悪くなさそうです(果粒が大きかろうが小さかろうがワイン1本の醸造に必要なブドウの量は変わらないため、粒が小さい方がより果実の要素が凝縮される)。
ま、例によってコレを書いている時点ではまだ売る側としても味を見ていないので何ともなんですけどね(苦笑)
こんばんは、小島@監督です。
数年前から普段ワインを飲まない人でも手に取りやすいスクリューキャップやペットボトルのヌーヴォーも増えて来ました。時にはワインを味わってみるのはいかがでしょうか。
さて、今回の映画は「男はつらいよ 柴又慕情」です。
フーテンのテキヤとして全国を放浪する車寅次郎(渥美清)は、金沢で3人の女性と出会った。彼女たちと仲良くなった寅次郎だったが3人組の一人・高見歌子(吉永小百合)の寂しげなたたずまいに強く惹かれる。単身「とらや」に戻ってきた後も歌子の事が忘れられず塞ぎ込みさくら(倍賞千恵子)ら家族を心配させてしまうが、ある日その歌子が「とらや」を訪ねてきた。突然の事に寅次郎は色めき立つが…
それまで軒先を横目に見るだけで全く縁の無かった事に、ある時から不意に縁が出来るようになったりする事があります。
今まで何度もTV放送されていたりするのに一度も観たことなかった「男はつらいよ」シリーズを、ここ最近何本か観る機会に恵まれました。
1969年に第1作目が公開されて以降1996年まで全48作が製作された「男はつらいよ」、ドル箱シリーズとして長く松竹の看板としてあり続け、主演を務めた渥美清が死去した際にはその松竹の株価が大幅下落したという逸話も残っています。古くからの映画ファンにとってはこれもまた1つの「昭和」の象徴とも言えるでしょう。
余談ですが同時上映はザ・ドリフターズが総出演したコメディ「祭りだお化けだ全員集合!」、1970年代前半は「男はつらいよ」シリーズとドリフ映画の2本立ては割と定番のプログラムだったようです。ドリフ映画も何か一つくらいは一度観てみたい。
基本的な筋立ては概ね様式化されていて、毎回寅さんが「マドンナ」と呼ばれるヒロインと出会って恋心を抱いて(たまに逆に惚れられる)しまうものの最後にはマドンナに恋人が現れて失恋するのがお決まりで、その辺りのマンネリズムも含めて楽しむのがポイントで、言い換えれば特に1作目から続けて観る必要が全く無いのが特徴です。
今回取り上げた「柴又慕情」は1972年8月に公開されたシリーズ第9作目。マドンナ役に当時既にスター女優だった吉永小百合を起用した事で高い人気を博した作品です。当時の「キネマ旬報」ベストテンに選ばれたほか観客動員数もシリーズトップレベルだったらしく2年後の1974年8月には歌子がマドンナ役として再登場した「寅次郎恋やつれ」が製作されたあたりにもその評価の高さが伺えます。
シリーズ自体、路線が定まって脂が乗って来たところといえ、江戸落語を思わせる寅さんの小粋なセリフ回しや登場人物の掛け合いのテンポの良さは今見ても気持ちいいくらいです。巧者が揃った俳優陣の演技の妙が押し付けがましくなくサラリと観られるのが良いですね。
全国各地でロケを行ったシリーズで、この「柴又慕情」では石川県の兼六園に福井県の東尋坊や京福電鉄のほか、岐阜県多治見市が撮影に使われています。もしかしたら見覚えのある場所の45年前の風景が観られるかもしれません。
「古き良き」なんて言葉はこういう作品にこそ似合うのでしょう。時にはこんな映画を観てみるのも楽しいですよ。
また、名画座などで度々リバイバルされているシリーズですが、ミッドランドスクエアシネマで今月17日までこの「柴又慕情」が上映されています。せっかくならスクリーンで昭和気分を満喫してみるのも乙な映画体験だと思いますよ。
今年は天候不順が響き乾燥した時期が長く続いたのですが、収穫時期の間近に良い雨が降ったそうで、収量は今一つで房も小ぶりなようなのですがワインの質自体は悪くなさそうです(果粒が大きかろうが小さかろうがワイン1本の醸造に必要なブドウの量は変わらないため、粒が小さい方がより果実の要素が凝縮される)。
ま、例によってコレを書いている時点ではまだ売る側としても味を見ていないので何ともなんですけどね(苦笑)
こんばんは、小島@監督です。
数年前から普段ワインを飲まない人でも手に取りやすいスクリューキャップやペットボトルのヌーヴォーも増えて来ました。時にはワインを味わってみるのはいかがでしょうか。
さて、今回の映画は「男はつらいよ 柴又慕情」です。
フーテンのテキヤとして全国を放浪する車寅次郎(渥美清)は、金沢で3人の女性と出会った。彼女たちと仲良くなった寅次郎だったが3人組の一人・高見歌子(吉永小百合)の寂しげなたたずまいに強く惹かれる。単身「とらや」に戻ってきた後も歌子の事が忘れられず塞ぎ込みさくら(倍賞千恵子)ら家族を心配させてしまうが、ある日その歌子が「とらや」を訪ねてきた。突然の事に寅次郎は色めき立つが…
それまで軒先を横目に見るだけで全く縁の無かった事に、ある時から不意に縁が出来るようになったりする事があります。
今まで何度もTV放送されていたりするのに一度も観たことなかった「男はつらいよ」シリーズを、ここ最近何本か観る機会に恵まれました。
1969年に第1作目が公開されて以降1996年まで全48作が製作された「男はつらいよ」、ドル箱シリーズとして長く松竹の看板としてあり続け、主演を務めた渥美清が死去した際にはその松竹の株価が大幅下落したという逸話も残っています。古くからの映画ファンにとってはこれもまた1つの「昭和」の象徴とも言えるでしょう。
余談ですが同時上映はザ・ドリフターズが総出演したコメディ「祭りだお化けだ全員集合!」、1970年代前半は「男はつらいよ」シリーズとドリフ映画の2本立ては割と定番のプログラムだったようです。ドリフ映画も何か一つくらいは一度観てみたい。
基本的な筋立ては概ね様式化されていて、毎回寅さんが「マドンナ」と呼ばれるヒロインと出会って恋心を抱いて(たまに逆に惚れられる)しまうものの最後にはマドンナに恋人が現れて失恋するのがお決まりで、その辺りのマンネリズムも含めて楽しむのがポイントで、言い換えれば特に1作目から続けて観る必要が全く無いのが特徴です。
今回取り上げた「柴又慕情」は1972年8月に公開されたシリーズ第9作目。マドンナ役に当時既にスター女優だった吉永小百合を起用した事で高い人気を博した作品です。当時の「キネマ旬報」ベストテンに選ばれたほか観客動員数もシリーズトップレベルだったらしく2年後の1974年8月には歌子がマドンナ役として再登場した「寅次郎恋やつれ」が製作されたあたりにもその評価の高さが伺えます。
シリーズ自体、路線が定まって脂が乗って来たところといえ、江戸落語を思わせる寅さんの小粋なセリフ回しや登場人物の掛け合いのテンポの良さは今見ても気持ちいいくらいです。巧者が揃った俳優陣の演技の妙が押し付けがましくなくサラリと観られるのが良いですね。
全国各地でロケを行ったシリーズで、この「柴又慕情」では石川県の兼六園に福井県の東尋坊や京福電鉄のほか、岐阜県多治見市が撮影に使われています。もしかしたら見覚えのある場所の45年前の風景が観られるかもしれません。
「古き良き」なんて言葉はこういう作品にこそ似合うのでしょう。時にはこんな映画を観てみるのも楽しいですよ。
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