ちゅうカラぶろぐ


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Splatoon2の発売から約1ヶ月が経ちましたが、
最近はちゅうカラメンバーでSkypeを繋ぎながら夜な夜なナワバリバトルをしております。


その中で、どうやったらバトルで勝てるのか?と聞かれることが多いんですよ。
なんと言いますか、バトルのコツのようなものを教えたりするんですけど、
色々考えるべきことが多いというか、一言では伝えられない部分がありまして…

せっかくなので今回のブログでは自分用の整理も兼ねて、
ナワバリバトルで自分が考えていることを書いていこうかなと思います。

ちょっと長いですけど、Splatoonを初めて2年ちょいのエッセンスが詰まっているので、
伸び悩んでいる方は是非読んで見てください。



まず、ナワバリバトルで意識するべき大原則が3つあります。
・数の有利を意識する
・アメーバ状に塗り進めて行く
・ステージごとに勝利のビジョン(盤面)を明確にし、それを目指して行動する

この大原則3つに基づいて、ナワバリバトル3分間の作戦を立てることが重要です。
ではまず、それぞれの大原則について解説していきたいと思います。


・数の有利を意識する
これはまぁ、当たり前といえば当たり前のことなんですけど、
このゲームはどう考えても人数の多い方が有利です。
S+カンストしている人でも、4人に囲まれたら死にますからね。笑

で、この数の有利について考えるときに参考にすべきなのが、ランチェスターの法則です。
これは人数差がどれくらいの戦力差を生むのか、という計算をする際に使われる法則でして、
実際の戦争にも応用されているオペレーションズリサーチの分野の計算式です。

詳しい説明はwikiを見てもらうのが早いんですけど、ざっくり言うと、チームとしての戦力は人数の2乗に比例するっていう法則ですね。
例えば人数が2:1ならチーム戦力は4:1、ということです。

チームメイトが回線落ちして、4対3になってジリ貧で負るというパターンがありますが、これはチームとしての戦力差が16-9=7もあることが原因です。
ここで注意して欲しいのは、人数が多い方が勝つということではなく、1人欠けるだけで倍近い戦力差が開いてしまうということです。

この法則はナワバリバトル全体にも、局所的な打ち合いにも当てはまります。
つまりバトルを通して出来るだけ孤立せず、かつ孤立している相手を複数人で襲うことが重要になるわけですね。

じゃあどうやって孤立しないようにするのか?
ということで次の大原則に参ります。


・アメーバ状に塗り進めていく
言い換えると、相手のインクの中を直線的に塗るなということです。
初心者の方はこれが出来てないために死んでいることが大半かなと思っています。

例えばこんな感じで前線が出来ていたとしましょう。




打ち合いが激しい時や、劣勢時に初心者の方がよくやってしまうのですが、
このように直線的に塗り進んでしまうと…



赤い矢印のように、四方八方から撃たれます。
逃げ場も真後ろしかないので、大体の場合退路を断たれて死にます。

逆に敵の視点から見れば、直線的に塗ってくる人はどこにいるか分かりやすいですから、
インクのあるところを適当に打っているだけで勝手に当たりに来てくれる、という感じです。

じゃあどう塗ればいいかという話になるんですけど、





こんな感じ。
まずボムやスプリンクラーなどで安全に領土を広げ、
ボム跡と自陣を繋げるように塗っていきます。
言うなれば、自陣をアメーバと見立てて、アメーバを広げるように塗っていく感じですね。



このように塗っておけば、襲われるとしても前方からに限られますし、
退路も断たれにくいので生存率が格段にUPするはずです。

とはいえこれは理想論で、
打開時やラスト30秒など、どうしても突っ込まないといけない時もあるかと思います。



そんな時は、多少のリスクはありますが、
隙を見て障害物の裏にダッシュし、ボムなどで最低限の足場を確保したあと、



その拠点を中心にアメーバ状に足場を広げていくと良いでしょう。

このようにどこか一点を通り抜け、相手の裏からプレッシャーをかけることによって、
挟み撃ちの形になって、正面の見方も力押ししやすくなります。
ホッケ埠頭などがイメージしやすいですかね。

逆に味方がこのように突っ込んでくれた時は、
スペシャルを合わせるなどして、協力して打開していくことが重要です。


・ステージごとに勝利のビジョン(盤面)を明確にし、それを目指して行動する

最後に、ナワバリバトル全体を通しての作戦のお話です。
勝利のビジョンってのは、リザルト画面のコレのこと。



このバトルでは、自陣広場に加え、センター、右通路、左通路、相手広場まで取れていて完全勝利という感じですね。

大事なのは、それぞれのステージで
・どこが取れていれば勝てるのか
・どこを確保していれば戦いが有利になるか
を把握することです。

例えばコンブトラックなら、
・自陣広場が汚されてなくてセンターが取れていれば勝ち
・自陣広場が汚されていてもセンターと左右通路が取れていれば勝ち
・センター、左右通路は拮抗しているが相手広場を汚していたので勝ち
・左右通路は取れているがセンターが取られていて負け
・センターを取ることに必死になりすぎて、左右から自陣広場に侵入されて負け
と言ったように、大まかに勝ちパターンと負けパターンを整理して見ましょう。

そうすると、
・勝つためにどの場所が最重要エリア(最終的に自分の色で塗っていなければならない場所)か
・最重要エリアの戦いを有利に進めるためにどこを確保すべきか
などが分かってくるかと思います。

コンブトラックの例でいくと、最重要エリアはセンターで、
センターを取るために左右通路を確保する必要があるなーと気付くはずです。
左右通路を取ることで
・センターへの裏どり
・相手広場への嫌がらせ
・自陣広場の防衛
ができますからね。
また、左右通路は正面か後ろからしか敵が来ないので、奇襲で死ぬことも少ないです。
すなわち、左右通路が攻撃の要になるわけですね。

となると、今までの大原則と合わせて、ナワバリバトルの3分間の作戦が決まります。
ここは各自でステージごとに考えて見てほしいんですけど、
例としてコンブトラックで実際に自分が使っている作戦を紹介します。
(どちらかというと中射程以上の武器)

0:00〜0:30
最速で前線まで進んで、センターや左右通路に前線の足場を作ります。
丁寧な自陣塗りは死んで復帰する時でOKです。
むしろ打開時のスペシャルが貯めにくくなるので、自陣塗りは最低限でいいんじゃないかと考えています。

0:30〜1:00
左右通路のどちらかを確保しつつ、ボムやスペシャルや裏どりでセンターの仲間を援護します。
通路では牽制をメインに、死なないことを心がけます。
相手を引きつけつつ、隙を見て横や裏からセンターに突入して相手の意識の外から戦いを仕掛けます。

1:00〜2:00
センターを取りに行きます。

無事にセンターが取れた場合は潜伏をしながら敵がどこからくるのかを把握します。
正面からセンターに降りてくる敵を警戒しつつ、左右通路のどちらかも同時に見張れるとベスト。
センターが取れていれば相手は焦って無謀な突っ込みをしてくるので、落ち着いて狩りましょう。
左右通路を進もうとしている人にはボムなどで、「お前を見ているぞ」アピールをしましょう。

もしセンターが取れなかった場合も、焦ってはいけません。
左右の通路がしっかり取れていれば、正面と横or裏からの挟み撃ちで取り返せます。
センターが取れそうにないなと思った場合は、いっそ明け渡してしまっても構わないです。
左右通路さえ確保できていれば打開のチャンスは2、3回必ずありますからね。

この時間は、できればセンターを取る。最低限、左右通路を確保するという意識で動きます。
打開のチャンスを潰さないために、リスクを抑えて動くことが重要です。

2:00〜2:30
ラストスパートに向けて準備をします。
センターが取れている場合は引き続き潜伏と監視に加え、相手広場にちょっかいを出します。
この時間に相手陣に入れれば、相手は塗り返しに時間を取らざるを得ないのでセンターの取り返しがおろそかになります。
できるだけ塗り返しに時間がかかるように、リスポーンから遠いところを汚く塗ると効果的でしょう。

センターが取れていない場合は、この時間帯が取り返すラストチャンスだと考えて攻撃を仕掛けましょう。

2:30〜2:50
絶対に死んではいけない時間です。
この時間に死ぬと塗り負けます。

死なないように気をつけながら、相手インクを塗り返します。
自陣が汚されていたとしても、センターを取られていたとしても、
ムキにならず、最大効率で塗り替えせる場所を選んで塗りましょう。

2:50〜3:00
敵陣に突っ込みます。
と言っても敵に攻撃を仕掛けるのではなく、敵陣を塗りに行くのです。

この時間なら死んでも試合に与える影響は少ないので、
リスクを取って敵陣広場を塗りたくります。
大体の場合、敵陣は敵インクで染まっているので、最大効率で塗り返すことができます。
一見危ないように見えますが、みんなの意識はセンターに向きがちなので案外最後まで生きて入られたりします。



さて、以上ナワバリバトルで勝つ方法を紹介しました。

本当は他にも打ち合いで勝つ方法や、細かいテクニックなどはあるのですが、
マップを知り、作戦を立て、試合を有利に進めれば自分でキルを取ることなく勝つことができると思います。

何か質問などがあればいつでも受け付けますので、
お気軽にご相談ください!

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無題 By えのっきー
私はイカさんしてないけど、すでに勝てる気がしない。
DATE : 2017/08/29(Tue)23:38:19 EDIT
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