昨日、アスナル金山で開催された沼倉愛美のアルバムCDリリースイベントを観に行ってきました。
「アイドルマスター」の我那覇響役や「蒼き鋼のアルペジオ」のタカオ役などで既に多数のキャラソンを歌っておりその歌唱力にも定評のある彼女ですが、キャラクターではなく個人名義でのデビューは昨年11月と最近になってから。そして先週遂に1stアルバムもリリースされそれを記念してのイベントが各地で行われています。
フリーのミニライブなので披露されたのは僅か3曲でしたが久しぶりにその歌声を間近で聴けて満足でした。8月に1stライブツアーが開催される事が決定しており、それも今から楽しみです。
こんばんは、小島@監督です。
ま、そのライブ、資格試験の直前なんですけどね、フフフ…
さて、今回はしばらくぶりに映画館の話。
先週のブログで書いたスティングのライブから明けて翌日、私が向かったのは高田馬場。地下鉄東西線の7番出口から2分ほど、JR高田馬場駅からでも約5分ほどのところにある名画座、「早稲田松竹」です。
公式HPはこちら。
開館は1951年。「松竹」の名が示す通り松竹系封切館としてその歴史をスタート。1970年代半ばから旧作映画を2本立てて上映する名画座として営業を始めました。2002年に一度休館になっていますが、早稲田大学の学生を中心に復活を呼びかける活動が行われ、翌年には営業再開に至ったという経緯があります。その後、館内改装のための休館はあったもののそのスタイルは変わることなく現在に至っています。
映画館の前にある看板には約1か月分の上映作品のポスターとタイムテーブルが。元からあったものなのでしょう、「豪華ラインアップ」の文字や色遣いに年季を感じさせます。
館内ロビーの様子。今後の上映予定作品のポスターや現在上映中の作品の解説などが掲示されています。特に作品解説には結構スペースが割かれていました。旧作を上映する名画座ゆえ必ずしもパンフレットが販売できるとは限らない分、ここで作品のアウトラインを見て取れるようになっているようです。
場内の様子。席数は153席。スクリーンの位置がちょっと高めにセッティングされているので後方の席からの方がより見やすい感じになっています。
2本立てて上映していますが入れ替え制ではなく入退場自由。外出証をもらっておけばその日の内であれば館外へ出て用事などを済ませてからの再入場も可能となっています。
この日私が鑑賞したのは「はなればなれに」、1964年にフランスで製作された映画で監督はジャン=リュック・ゴダール。
フランツ(サミー・フレイ)とアルチュール(クロード・ブラッスール)の2人の青年は、英語教室で出逢った女性オディル(アンナ・カリーナ)に一目惚れしてしまう。オディルから住まいにしている叔母の家には大金が隠されているらしいことを聞いた2人はオディルを巻き込んでその金を盗み取ろうとするのだが…という物語。
クライム・サスペンスに恋のさや当てを織り交ぜた物語が巨匠ミシェル・ルグランの音楽と共に展開します。
カフェで3人がダンスするシーンや3人でルーブル美術館を駆け抜けるシーンなど、後の多くの映画に参照されたり影響を与えたにも関わらず日本での公開は2001年になってからという不思議な経緯の作品です。
コミカルでありながらどこか破滅的な匂いのする作品で、3人の行動はどれも刹那的で破れかぶれな印象を受けます。ゴダールの公私に渡るパートナーであったアンナ・カリーナと破局寸前だったことも影響しているのでしょうか。
そう言えば今回、平日の午前中という一番閑散とする時間帯に観に行ったにも関わらず6割ほどの席が埋まっていて驚きました。ゴダール特集というのも功を奏していたのかもしれませんが、こういう映画館が活況している様を見られるのは嬉しいですね。これから先もその姿を保ち続けていてほしいものです。
「アイドルマスター」の我那覇響役や「蒼き鋼のアルペジオ」のタカオ役などで既に多数のキャラソンを歌っておりその歌唱力にも定評のある彼女ですが、キャラクターではなく個人名義でのデビューは昨年11月と最近になってから。そして先週遂に1stアルバムもリリースされそれを記念してのイベントが各地で行われています。
フリーのミニライブなので披露されたのは僅か3曲でしたが久しぶりにその歌声を間近で聴けて満足でした。8月に1stライブツアーが開催される事が決定しており、それも今から楽しみです。
こんばんは、小島@監督です。
ま、そのライブ、資格試験の直前なんですけどね、フフフ…
さて、今回はしばらくぶりに映画館の話。
先週のブログで書いたスティングのライブから明けて翌日、私が向かったのは高田馬場。地下鉄東西線の7番出口から2分ほど、JR高田馬場駅からでも約5分ほどのところにある名画座、「早稲田松竹」です。
公式HPはこちら。
開館は1951年。「松竹」の名が示す通り松竹系封切館としてその歴史をスタート。1970年代半ばから旧作映画を2本立てて上映する名画座として営業を始めました。2002年に一度休館になっていますが、早稲田大学の学生を中心に復活を呼びかける活動が行われ、翌年には営業再開に至ったという経緯があります。その後、館内改装のための休館はあったもののそのスタイルは変わることなく現在に至っています。
映画館の前にある看板には約1か月分の上映作品のポスターとタイムテーブルが。元からあったものなのでしょう、「豪華ラインアップ」の文字や色遣いに年季を感じさせます。
館内ロビーの様子。今後の上映予定作品のポスターや現在上映中の作品の解説などが掲示されています。特に作品解説には結構スペースが割かれていました。旧作を上映する名画座ゆえ必ずしもパンフレットが販売できるとは限らない分、ここで作品のアウトラインを見て取れるようになっているようです。
場内の様子。席数は153席。スクリーンの位置がちょっと高めにセッティングされているので後方の席からの方がより見やすい感じになっています。
2本立てて上映していますが入れ替え制ではなく入退場自由。外出証をもらっておけばその日の内であれば館外へ出て用事などを済ませてからの再入場も可能となっています。
この日私が鑑賞したのは「はなればなれに」、1964年にフランスで製作された映画で監督はジャン=リュック・ゴダール。
フランツ(サミー・フレイ)とアルチュール(クロード・ブラッスール)の2人の青年は、英語教室で出逢った女性オディル(アンナ・カリーナ)に一目惚れしてしまう。オディルから住まいにしている叔母の家には大金が隠されているらしいことを聞いた2人はオディルを巻き込んでその金を盗み取ろうとするのだが…という物語。
クライム・サスペンスに恋のさや当てを織り交ぜた物語が巨匠ミシェル・ルグランの音楽と共に展開します。
カフェで3人がダンスするシーンや3人でルーブル美術館を駆け抜けるシーンなど、後の多くの映画に参照されたり影響を与えたにも関わらず日本での公開は2001年になってからという不思議な経緯の作品です。
コミカルでありながらどこか破滅的な匂いのする作品で、3人の行動はどれも刹那的で破れかぶれな印象を受けます。ゴダールの公私に渡るパートナーであったアンナ・カリーナと破局寸前だったことも影響しているのでしょうか。
そう言えば今回、平日の午前中という一番閑散とする時間帯に観に行ったにも関わらず6割ほどの席が埋まっていて驚きました。ゴダール特集というのも功を奏していたのかもしれませんが、こういう映画館が活況している様を見られるのは嬉しいですね。これから先もその姿を保ち続けていてほしいものです。
PR
この記事にコメントする