休日出勤した一昨日、そろそろ業務も終わりかなと思った頃に予想外の事態が発生。
どこかでぶつけたと思しきバンパーの壊れた車が会社前の道路を暴走、それを覆面パトカーがサイレンを鳴らしながら追跡、逃走車会社の駐車場脇の電柱に激突、運転手諦めずに履いてたサンダルを脱ぎ捨て裸足で逃走。
聞けば後で運転手は逮捕されたらしいけど、休日出勤の疲れも吹っ飛ぶ状況が文字通り目と鼻の先で展開されていました。
こんばんは、小島@監督です。
予想外にも程がある事が起こると私は何故だか笑えてきます。
さて、今回の映画は今やGW映画の定番となったシリーズの新作「名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)」です。
最新鋭のイージス艦の体験航海に当選し舞鶴を出港したコナンたち。しかし艦の航路上に訓練スケジュールに無い不審船の存在が確認され館内はにわかに緊張が走る。結局それは漂流した廃船だったが、幹部の一部は最近その存在が確認された某国のスパイ・Xの可能性を危惧する。その可能性はイージス艦の注排水口から行方不明になっていた自衛隊幹部の左腕が発見されたことで確実視される。公に捜査を始めれば艦内はパニックになりXは強硬手段に出るかもしれない。艦内に潜伏してると思しきXを見つけ出すため、艦長は毛利小五郎に捜査協力を願い出た。
折しも若狭では左腕の無い自衛官の遺体が発見された。コナンから連絡を受けた服部平次は遠山和葉と共に若狭へ向かい捜査を開始する。
国家機密漏えいを未然に防ぐため、探偵たちの戦いが始まった。
海上自衛隊の全面協力の下、最新鋭のイージス艦を舞台にした今作は「究極のスパイミステリー」という大仰な謳い文句に負けない非常に硬派な作品になっています。
近年のコナン映画は割とアクションの比重は高くなっているものの物語としてはライトなミステリーが続いていましたが、今作はむしろアクションは控えめでサスペンス色が充実した作り。
正直な所コナンで国防だなんだ言うある種の生々しさを感じさせる話を展開できると思っていなかったのでこの辺りの事にも驚かされました。
いつになく面白いシナリオをしてるなと思っていたら、執筆したのはドラマ「相棒」や「ATARU」で高い評価を得ている櫻井武晴さん。久しぶりに常連でない方が書いています。その為近年のコナン映画にあったある種のマンネリ感が今年はとても薄くなっているのもポイントです。
ただ、今作の硬派さ・重厚さは小中学生をメインターゲットに据えたコナンにしてはあまりにも高難度の物語であることも事実で、この話で子供たちを105分集中力を維持しろというのはいささか難しいような気がします。かと言って今回のテーマではヘタに遠慮すればそれこそすぐに飽きられてしまう、低年齢層に配慮しようもないテーマであったのも事実で、その挑戦に評価すると同時にこのあたりに映画コナンの難しさを感じさせますね。
観る日時によってはもしかしたらトイレに立つ子供の数がいつもより多いのが気になるかもしれませんが(私が観た回がそうでした(苦笑))、今年のコナンはその辺の実写映画やドラマにも負けない上質のサスペンスを味わえる佳作。是非多くの方にこの強い緊迫感を楽しんでほしいですね。
どこかでぶつけたと思しきバンパーの壊れた車が会社前の道路を暴走、それを覆面パトカーがサイレンを鳴らしながら追跡、逃走車会社の駐車場脇の電柱に激突、運転手諦めずに履いてたサンダルを脱ぎ捨て裸足で逃走。
聞けば後で運転手は逮捕されたらしいけど、休日出勤の疲れも吹っ飛ぶ状況が文字通り目と鼻の先で展開されていました。
こんばんは、小島@監督です。
予想外にも程がある事が起こると私は何故だか笑えてきます。
さて、今回の映画は今やGW映画の定番となったシリーズの新作「名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)」です。
最新鋭のイージス艦の体験航海に当選し舞鶴を出港したコナンたち。しかし艦の航路上に訓練スケジュールに無い不審船の存在が確認され館内はにわかに緊張が走る。結局それは漂流した廃船だったが、幹部の一部は最近その存在が確認された某国のスパイ・Xの可能性を危惧する。その可能性はイージス艦の注排水口から行方不明になっていた自衛隊幹部の左腕が発見されたことで確実視される。公に捜査を始めれば艦内はパニックになりXは強硬手段に出るかもしれない。艦内に潜伏してると思しきXを見つけ出すため、艦長は毛利小五郎に捜査協力を願い出た。
折しも若狭では左腕の無い自衛官の遺体が発見された。コナンから連絡を受けた服部平次は遠山和葉と共に若狭へ向かい捜査を開始する。
国家機密漏えいを未然に防ぐため、探偵たちの戦いが始まった。
海上自衛隊の全面協力の下、最新鋭のイージス艦を舞台にした今作は「究極のスパイミステリー」という大仰な謳い文句に負けない非常に硬派な作品になっています。
近年のコナン映画は割とアクションの比重は高くなっているものの物語としてはライトなミステリーが続いていましたが、今作はむしろアクションは控えめでサスペンス色が充実した作り。
正直な所コナンで国防だなんだ言うある種の生々しさを感じさせる話を展開できると思っていなかったのでこの辺りの事にも驚かされました。
いつになく面白いシナリオをしてるなと思っていたら、執筆したのはドラマ「相棒」や「ATARU」で高い評価を得ている櫻井武晴さん。久しぶりに常連でない方が書いています。その為近年のコナン映画にあったある種のマンネリ感が今年はとても薄くなっているのもポイントです。
ただ、今作の硬派さ・重厚さは小中学生をメインターゲットに据えたコナンにしてはあまりにも高難度の物語であることも事実で、この話で子供たちを105分集中力を維持しろというのはいささか難しいような気がします。かと言って今回のテーマではヘタに遠慮すればそれこそすぐに飽きられてしまう、低年齢層に配慮しようもないテーマであったのも事実で、その挑戦に評価すると同時にこのあたりに映画コナンの難しさを感じさせますね。
観る日時によってはもしかしたらトイレに立つ子供の数がいつもより多いのが気になるかもしれませんが(私が観た回がそうでした(苦笑))、今年のコナンはその辺の実写映画やドラマにも負けない上質のサスペンスを味わえる佳作。是非多くの方にこの強い緊迫感を楽しんでほしいですね。
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