先週の15日にアイドルマスターの新作ゲーム「ワン・フォー・オール」が発売されました。
限定版の予約をし損ねてしまったのでそっちの入手は諦めていましたが通常版は容易く買えるだろうと思ったら甘かった。仕事帰りに寄った何軒かの店が全て完売という異常な状況にわが目を疑いました。
確かに初回出荷分には今夏開催される9thライブツアーの先行予約抽選のためのシリアルコードが入っていますが、にしたって売れ過ぎの気が。
ありがたい事にショーグンさんが1つ見つけてくれたので何とか入手は出来ましたが。
こんばんは、小島@監督です。
早くアイマスを進めたいが先ずは「メタルギアソリッド5グラウンド・ゼロズ」を片付けなくては…
さて、今回の映画はドキュメンタリー映画「マンガで世界を変えようとした男 ラルフ・ステッドマン」です。
ラルフ・ステッドマンは1960年代にイギリスで社会や政治を風刺する一コマ漫画家としてそのキャリアをスタート、その後渡米し、ジャーナリストのハンター・S・トンプソンが著した「ラスベガスをやっつけろ」の挿絵を手掛けてブレイクを果たしました。
ハンターが2005年に死去するまで相棒として共著を何作か出版し、ハンターの死後も攻撃的な作風で健筆をふるうアーティストの人生と芸術の深層に迫るドキュメンタリー映画です。
映画はステッドマンと親交のあるジョニー・デップ(彼は映画「ラスベガスをやっつけろ」に主演している)がアトリエを訪問する所から始まります。デップはインタビュアーであると同時にこの映画のナレーションも務めています。
序盤デップと語り合いながら1枚の紙にイラストを描き上げるステッドマン。下書きも無くインスピレーションのままにペンを走らせ絵筆を滑らせインクを吹き付ける、創作の生々しいエネルギーを見せつけるその姿にデップは驚きを隠さぬまま、けれどステッドマンの深意を引き出していきます。
映画はステッドマン以外にもテリー・ギリアム(「ラスベガスをやっつけろ」監督)他ステッドマンの関係者へのインタビューを挟みますがそれだけでなくステッドマンの作品をアニメーション化したものを挿入したりステッドマンが取材として撮影した大量の写真をコラージュしたりと芸術家を扱う作品らしい奔放な映像で楽しませてくれます。この辺り監督チャーリー・ポールがCMやミュージックビデオを中心に活動してきた方である事が大きく影響してると言えますね。
とは言えやはり一番映画としてスリリングなのはアトリエでのジョニー・デップのやり取りであり、終盤に無頼漢あるいは硬骨漢ステッドマンが微かに見せる「弱さ」とそれに向けるデップの言葉が実にドラマチック。ここは、インタビュアーのデップはもちろん撮影スタッフにもステッドマンへの多大なリスペクトを抱いていたからこそ録り得た映像のように思います。これぞドキュメンタリーの真骨頂と言ったところですね。
そうそう実はこの映画、音楽も何気に豪華。なんと元ガンズ・アンド・ローゼスのギタリスト・スラッシュが楽曲提供しています。ジョニー・デップと言いこのあたり考えるともうちょっと強気に宣伝して大きな規模で公開してくれてもいいのよと言いたくなる映画です。
名古屋での上映はすでに終了していますが今月末から大垣コロナでも上映が開始されますし、有料配信も始まっているようですので映画館まで行きづらい方でも観てみるチャンスはあるかと思います。
同じ「マンガ」といえど日本で普段触れる物とは大きく方向の異なる作風ですが、時にはこういうのを観てみるのもこれからまたマンガを楽しむ上で良い刺激になると思いますよ。機会があれば是非観てみていただきたい作品ですね。
限定版の予約をし損ねてしまったのでそっちの入手は諦めていましたが通常版は容易く買えるだろうと思ったら甘かった。仕事帰りに寄った何軒かの店が全て完売という異常な状況にわが目を疑いました。
確かに初回出荷分には今夏開催される9thライブツアーの先行予約抽選のためのシリアルコードが入っていますが、にしたって売れ過ぎの気が。
ありがたい事にショーグンさんが1つ見つけてくれたので何とか入手は出来ましたが。
こんばんは、小島@監督です。
早くアイマスを進めたいが先ずは「メタルギアソリッド5グラウンド・ゼロズ」を片付けなくては…
さて、今回の映画はドキュメンタリー映画「マンガで世界を変えようとした男 ラルフ・ステッドマン」です。
ラルフ・ステッドマンは1960年代にイギリスで社会や政治を風刺する一コマ漫画家としてそのキャリアをスタート、その後渡米し、ジャーナリストのハンター・S・トンプソンが著した「ラスベガスをやっつけろ」の挿絵を手掛けてブレイクを果たしました。
ハンターが2005年に死去するまで相棒として共著を何作か出版し、ハンターの死後も攻撃的な作風で健筆をふるうアーティストの人生と芸術の深層に迫るドキュメンタリー映画です。
映画はステッドマンと親交のあるジョニー・デップ(彼は映画「ラスベガスをやっつけろ」に主演している)がアトリエを訪問する所から始まります。デップはインタビュアーであると同時にこの映画のナレーションも務めています。
序盤デップと語り合いながら1枚の紙にイラストを描き上げるステッドマン。下書きも無くインスピレーションのままにペンを走らせ絵筆を滑らせインクを吹き付ける、創作の生々しいエネルギーを見せつけるその姿にデップは驚きを隠さぬまま、けれどステッドマンの深意を引き出していきます。
映画はステッドマン以外にもテリー・ギリアム(「ラスベガスをやっつけろ」監督)他ステッドマンの関係者へのインタビューを挟みますがそれだけでなくステッドマンの作品をアニメーション化したものを挿入したりステッドマンが取材として撮影した大量の写真をコラージュしたりと芸術家を扱う作品らしい奔放な映像で楽しませてくれます。この辺り監督チャーリー・ポールがCMやミュージックビデオを中心に活動してきた方である事が大きく影響してると言えますね。
とは言えやはり一番映画としてスリリングなのはアトリエでのジョニー・デップのやり取りであり、終盤に無頼漢あるいは硬骨漢ステッドマンが微かに見せる「弱さ」とそれに向けるデップの言葉が実にドラマチック。ここは、インタビュアーのデップはもちろん撮影スタッフにもステッドマンへの多大なリスペクトを抱いていたからこそ録り得た映像のように思います。これぞドキュメンタリーの真骨頂と言ったところですね。
そうそう実はこの映画、音楽も何気に豪華。なんと元ガンズ・アンド・ローゼスのギタリスト・スラッシュが楽曲提供しています。ジョニー・デップと言いこのあたり考えるともうちょっと強気に宣伝して大きな規模で公開してくれてもいいのよと言いたくなる映画です。
名古屋での上映はすでに終了していますが今月末から大垣コロナでも上映が開始されますし、有料配信も始まっているようですので映画館まで行きづらい方でも観てみるチャンスはあるかと思います。
同じ「マンガ」といえど日本で普段触れる物とは大きく方向の異なる作風ですが、時にはこういうのを観てみるのもこれからまたマンガを楽しむ上で良い刺激になると思いますよ。機会があれば是非観てみていただきたい作品ですね。
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昨日の歌会に参加された皆さんお疲れ様でした。
今回も2名の初参加の方が見えられましたが、それとは別に「キンゲの人」こと大ちゃんがアニカラ魂のイベント以外では超久しぶりに参加してくださいました。実際何年ぶりくらいなんだろう…?私がちゅうカラに参加するようになってすぐの頃はいらっしゃった気がしますが…
チラッと部屋を覗いたらたまたまシンケンジャーを歌っていたので合いの手を入れさせてもらいました。最近ではステージで歌ってるイメージが強いので間近で歌ってるのを聴けるのはなかなか新鮮な感じでした(笑)
こんばんは、小島@監督です。
今回のコミック交換会では「ヒストリエ」を頂きました。ちょっと気になっていた作品だったので渡りに船って感じです。この機会に読み始めてみます。
さて、今回の映画は「ルパン三世 カリオストロの城デジタルリマスター版」です。
1979年12月に公開されてから35年、アニメ映画史に燦然と輝く傑作がデジタルリマスター版となって蘇ります。もう何度も、それこそセリフも概ね頭に入ってる位は観た映画ですが、スクリーンで観るのは初めてです。
「金曜ロードショー」で数年ごとに放送される超有名タイトルなので今更物語がどうこうというのもアレなので、リマスター版を観た印象のみお話ししましょう。
先ず画質面ですが、撮影時に入り込んだゴミの除去や画面ブレ、セル画部分と背景画像との段差というか隙間の様な部分を入念に修正したようで、非常に鮮明になっています。
その結果、特に背景美術をより深く堪能できるようになりました。「カリオストロの城」の美術監督を務めた小林七郎氏は「魔法使いサリー」から「ミルキィホームズ」まで40年以上に渡りアニメの背景美術を歴任されたまさに第一人者で、70年代の氏の業績の集大成を楽しめます。
反面フィルムの持つくぐもった質感が好みの方にはその鮮明さがむしろ煩わしく思うかもしれません。
次に音響面ですがもともとモノラル録音された物を修復して5.1chに再録音したそうです。アクションシーンなどで迫力が増しましたが、元がモノラルなだけに限界はあります(苦笑)
あとは原盤の状況のせいか一部のシーンで高音が割れてるというか尖ってるような印象を受けます。
しかし、そんな音質面より重要なのはやっぱり「映画館で観ている」という事実でしょう。TV放送をチェックするにしろDVDなどのソフトを観るにしろ、自宅で鑑賞する場合は大抵周囲の「生活音」が耳に入ってきますし、音量にしても隣近所の迷惑を考えたらそう極端なボリュームで観る事などほとんど無いハズです。
しかし今回邪魔がまず入らない状況で観てみると、思いもよらない場面で風の音や衣擦れの音が入っている事に気付いてなかなか新鮮な気分を味わいました。
良く知ってる作品でもCMや周囲の雑音に邪魔されない映画館で観るとまた新たな発見や感動もあるもの。散発的なイベント上映を除けば、今回の様な大々的にリバイバル上映されるチャンスはもうそうそう訪れないと思われます。鑑賞料金も低めに設定されてますし(一律1,000円。シネコンによってはさらに会員割引もあり)、この機会に足を運んでみてはいかがでしょう。
しかしこれをきっかけに「ナウシカ」や「ラピュタ」もリバイバルしてくれないかな…一度でいいからスクリーンで観てみたい。
今回も2名の初参加の方が見えられましたが、それとは別に「キンゲの人」こと大ちゃんがアニカラ魂のイベント以外では超久しぶりに参加してくださいました。実際何年ぶりくらいなんだろう…?私がちゅうカラに参加するようになってすぐの頃はいらっしゃった気がしますが…
チラッと部屋を覗いたらたまたまシンケンジャーを歌っていたので合いの手を入れさせてもらいました。最近ではステージで歌ってるイメージが強いので間近で歌ってるのを聴けるのはなかなか新鮮な感じでした(笑)
こんばんは、小島@監督です。
今回のコミック交換会では「ヒストリエ」を頂きました。ちょっと気になっていた作品だったので渡りに船って感じです。この機会に読み始めてみます。
さて、今回の映画は「ルパン三世 カリオストロの城デジタルリマスター版」です。
1979年12月に公開されてから35年、アニメ映画史に燦然と輝く傑作がデジタルリマスター版となって蘇ります。もう何度も、それこそセリフも概ね頭に入ってる位は観た映画ですが、スクリーンで観るのは初めてです。
「金曜ロードショー」で数年ごとに放送される超有名タイトルなので今更物語がどうこうというのもアレなので、リマスター版を観た印象のみお話ししましょう。
先ず画質面ですが、撮影時に入り込んだゴミの除去や画面ブレ、セル画部分と背景画像との段差というか隙間の様な部分を入念に修正したようで、非常に鮮明になっています。
その結果、特に背景美術をより深く堪能できるようになりました。「カリオストロの城」の美術監督を務めた小林七郎氏は「魔法使いサリー」から「ミルキィホームズ」まで40年以上に渡りアニメの背景美術を歴任されたまさに第一人者で、70年代の氏の業績の集大成を楽しめます。
反面フィルムの持つくぐもった質感が好みの方にはその鮮明さがむしろ煩わしく思うかもしれません。
次に音響面ですがもともとモノラル録音された物を修復して5.1chに再録音したそうです。アクションシーンなどで迫力が増しましたが、元がモノラルなだけに限界はあります(苦笑)
あとは原盤の状況のせいか一部のシーンで高音が割れてるというか尖ってるような印象を受けます。
しかし、そんな音質面より重要なのはやっぱり「映画館で観ている」という事実でしょう。TV放送をチェックするにしろDVDなどのソフトを観るにしろ、自宅で鑑賞する場合は大抵周囲の「生活音」が耳に入ってきますし、音量にしても隣近所の迷惑を考えたらそう極端なボリュームで観る事などほとんど無いハズです。
しかし今回邪魔がまず入らない状況で観てみると、思いもよらない場面で風の音や衣擦れの音が入っている事に気付いてなかなか新鮮な気分を味わいました。
良く知ってる作品でもCMや周囲の雑音に邪魔されない映画館で観るとまた新たな発見や感動もあるもの。散発的なイベント上映を除けば、今回の様な大々的にリバイバル上映されるチャンスはもうそうそう訪れないと思われます。鑑賞料金も低めに設定されてますし(一律1,000円。シネコンによってはさらに会員割引もあり)、この機会に足を運んでみてはいかがでしょう。
しかしこれをきっかけに「ナウシカ」や「ラピュタ」もリバイバルしてくれないかな…一度でいいからスクリーンで観てみたい。
GWに入っても絶好調な「アナと雪の女王」で「上映中に一緒に歌ってみよう」という企画が行われ、それについて妙な賛否両論が発生しました。
私などはこういった企画に特に異論は無いタイプです。最近アニメ映画で時々開催される「絶叫上映(鑑賞時に大声を出しても良い上映会。サイリウムの持ち込みがOKになる場合も)」もそうですが基本的にこういうのはリピーター向けの企画なので通常の上映とは明確に棲み分けて欲しいとは思いますけど、映画に触れる新しいスタイルとしてもっと積極的に開催してみても良いと思いますね。
こんばんは、小島@監督です。
映画だって実は一期一会。見知らぬ観客と音楽を共有するのも良い経験ですし、親子連れなら「親が歌いながら観てた」という体験は子供にとってもきっと素敵なものになる(…と思う)
さて、今回の映画は「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」です。アメコミヒーローが結集するビッグプロジェクト「アベンジャーズ」シリーズの最新作。キャプテン・アメリカの新たなる戦いが描かれます。
「アベンジャーズ」の戦いから2年、国際平和維持組織「S.H.I.E.L.D.」は未知なる脅威への対処の為に新たなる防衛システムの開発を進めていた。
第2次大戦末期極秘作戦のさなかに冷凍状態となり約70年の時を経て目覚めたキャプテン・アメリカことスティーヴ・ロジャース(クリス・エヴァンス)は、今はS.H.I.E.L.Dの一員として活躍している。ある日司令長官であるニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)に呼び出されたスティーヴはそこで新防衛システムの全容を知らされ、その傲慢すぎる方法に疑念を抱く。
そんな中、フューリーが突如何者かの襲撃を受け重傷を負う。その陰謀の魔手はスティーヴやブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフ(スカーレット・ヨハンソン)にも及び、2人はこれまで共に戦ってきたS.H.I.E.L.Dにも命を狙われる事になってしまう。
アメコミヒーローが結集するビッグプロジェクト「アベンジャーズ」、その最新作はキャプテン・アメリカを主人公にアベンジャーズを壊滅寸前にまで追い込む新たな陰謀と戦いが描かれます。
星条旗をモチーフにしたコスチュームをしているだけありキャプテン・アメリカは言わば「アメリカ的良心」の体現でありイロモノ系なアウトローが多いアベンジャーズの中でも数少ない高潔な人物として存在します。
そのキャプテン・アメリカがS.H.I.E.L.D.の行き過ぎた防衛システムのありように疑問を抱く姿はどこか「ウルトラセブン」の傑作エピソード「超兵器R1号」を思い出させます。
それだけでなくそのシステムの運用を巡りS.H.I.E.L.D.内で異変が起きる事でその疑念が現実のものになって行きます。
「アメリカの防衛」を巡る権謀術数を物語の軸とする一方で、もう一つの軸としてキャプテン・アメリカのパーソナルな物語が描かれます。
70年に渡る冷凍状態から蘇ったキャプテン・アメリカは現代での生活にまだ馴染みきれず、かつての仲間や恋人も既に亡くしているか最晩年に差し掛かっており、裡に相当の孤独感を抱えています。そんな中出会う事になるサム・ウィルソン(アンソニー・マッキー)との友情が物語を一段味わい深い物にしています。
相棒の戦死をきっかけに退役し退役軍人省でカウンセラーを務めるサムとの交流はキャプテン・アメリカ自身がある意味「帰還兵」であるというその側面を浮き上がらせます。その一面を鑑みると、今作の副題である「ウィンター・ソルジャー」は、今作のヴィラン(敵役)の名前でもありますが、ベトナム帰還兵たちが戦場での実態を生々しく語りながらも当時のマスコミにより封殺された公聴会を記録したドキュメンタリー映画「ウィンター・ソルジャー」とも掛けた見事なダブル・ミーニングになっています。
もちろんアメコミヒーロー物らしいアクションシーンの数々も良く工夫されていて迫力満点。ところどころ大味というかボンクラ感があるのもご愛嬌(笑)
SFアクションとしても一人の苦悩する男のドラマとしても実に骨太に出来上がっているこの映画、割と本気でお薦めできます。前作「キャプテン・アメリカ ファースト・アベンジャー」を観てなくても全然無問題!実際私もまだ観てないし!「アベンジャーズ」くらいは観ておいた方が良いかもしれませんが、むしろこれをきっかけに「アベンジャーズ」の世界に入ってみるのも良いと思いますよ。
私などはこういった企画に特に異論は無いタイプです。最近アニメ映画で時々開催される「絶叫上映(鑑賞時に大声を出しても良い上映会。サイリウムの持ち込みがOKになる場合も)」もそうですが基本的にこういうのはリピーター向けの企画なので通常の上映とは明確に棲み分けて欲しいとは思いますけど、映画に触れる新しいスタイルとしてもっと積極的に開催してみても良いと思いますね。
こんばんは、小島@監督です。
映画だって実は一期一会。見知らぬ観客と音楽を共有するのも良い経験ですし、親子連れなら「親が歌いながら観てた」という体験は子供にとってもきっと素敵なものになる(…と思う)
さて、今回の映画は「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」です。アメコミヒーローが結集するビッグプロジェクト「アベンジャーズ」シリーズの最新作。キャプテン・アメリカの新たなる戦いが描かれます。
「アベンジャーズ」の戦いから2年、国際平和維持組織「S.H.I.E.L.D.」は未知なる脅威への対処の為に新たなる防衛システムの開発を進めていた。
第2次大戦末期極秘作戦のさなかに冷凍状態となり約70年の時を経て目覚めたキャプテン・アメリカことスティーヴ・ロジャース(クリス・エヴァンス)は、今はS.H.I.E.L.Dの一員として活躍している。ある日司令長官であるニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)に呼び出されたスティーヴはそこで新防衛システムの全容を知らされ、その傲慢すぎる方法に疑念を抱く。
そんな中、フューリーが突如何者かの襲撃を受け重傷を負う。その陰謀の魔手はスティーヴやブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフ(スカーレット・ヨハンソン)にも及び、2人はこれまで共に戦ってきたS.H.I.E.L.Dにも命を狙われる事になってしまう。
アメコミヒーローが結集するビッグプロジェクト「アベンジャーズ」、その最新作はキャプテン・アメリカを主人公にアベンジャーズを壊滅寸前にまで追い込む新たな陰謀と戦いが描かれます。
星条旗をモチーフにしたコスチュームをしているだけありキャプテン・アメリカは言わば「アメリカ的良心」の体現でありイロモノ系なアウトローが多いアベンジャーズの中でも数少ない高潔な人物として存在します。
そのキャプテン・アメリカがS.H.I.E.L.D.の行き過ぎた防衛システムのありように疑問を抱く姿はどこか「ウルトラセブン」の傑作エピソード「超兵器R1号」を思い出させます。
それだけでなくそのシステムの運用を巡りS.H.I.E.L.D.内で異変が起きる事でその疑念が現実のものになって行きます。
「アメリカの防衛」を巡る権謀術数を物語の軸とする一方で、もう一つの軸としてキャプテン・アメリカのパーソナルな物語が描かれます。
70年に渡る冷凍状態から蘇ったキャプテン・アメリカは現代での生活にまだ馴染みきれず、かつての仲間や恋人も既に亡くしているか最晩年に差し掛かっており、裡に相当の孤独感を抱えています。そんな中出会う事になるサム・ウィルソン(アンソニー・マッキー)との友情が物語を一段味わい深い物にしています。
相棒の戦死をきっかけに退役し退役軍人省でカウンセラーを務めるサムとの交流はキャプテン・アメリカ自身がある意味「帰還兵」であるというその側面を浮き上がらせます。その一面を鑑みると、今作の副題である「ウィンター・ソルジャー」は、今作のヴィラン(敵役)の名前でもありますが、ベトナム帰還兵たちが戦場での実態を生々しく語りながらも当時のマスコミにより封殺された公聴会を記録したドキュメンタリー映画「ウィンター・ソルジャー」とも掛けた見事なダブル・ミーニングになっています。
もちろんアメコミヒーロー物らしいアクションシーンの数々も良く工夫されていて迫力満点。ところどころ大味というかボンクラ感があるのもご愛嬌(笑)
SFアクションとしても一人の苦悩する男のドラマとしても実に骨太に出来上がっているこの映画、割と本気でお薦めできます。前作「キャプテン・アメリカ ファースト・アベンジャー」を観てなくても全然無問題!実際私もまだ観てないし!「アベンジャーズ」くらいは観ておいた方が良いかもしれませんが、むしろこれをきっかけに「アベンジャーズ」の世界に入ってみるのも良いと思いますよ。
昨日スポットイベントでもある原作者白鳥士郎さんと貸切列車で行く「のうりん」聖地巡礼イベントに参加してきました。
作中で登場した長良川鉄道に乗って「のうりん」の舞台を訪ねるというものです。
出発地の美濃太田に着いたらヒロイン林檎ののぼりがお出迎え…と思ったら、コレ何とファンの方(のぼりの後ろにいる方)のお手製!しかもツアー参加者でもなくただ賑やかしに来ただけ!
更に目的地である相生駅では先回りして別ののぼり(コレも自作!)を構えて待っている有様!何というワザマエ!
ツアーの方は原作者白鳥士郎さんが思いのほか物腰の丁寧な方でツアコンでもある長良川鉄道の職員の方の拙い部分をフォローをしたり参加者の方たちとフランクに雑談したり質問に答えたりしてくれてこういった場に慣れてらっしゃるような感じでした。私も持参した原作本にサイン頂いた以外にも結構お話を伺えて非常に楽しかったです。
出発地の美濃太田駅と目的地の相生駅には「のうりん」のパネルが。驚いたのはこのパネルが設置されたのは何とアニメ化されるよりも前。長良川鉄道の本気のプッシュぶりがうかがえます。
このツアーでもツアコンの方が手作りのしおりを用意してらっしゃったり、お弁当の箸袋が「のうりん」仕様になっていたりと頑張っておられました。
こんばんは、小島@監督です。
しかしアニメのロケハンが最初に長良川鉄道周辺を取材したのが2年も前だったというのには正直驚きました。思った以上にアニメはどっしり準備を重ねた企画だったんですね。
さて、すでに長めになってますがやっぱりやります映画の話。今回の映画は「かしこい狗は、吠えずに笑う」です。
ブルドッグの様な容姿ゆえに苛められていた熊田美沙(mimpi*β)と可愛らしい容姿ゆえに妬まれていた清瀬イズミ(岡村いずみ)。共に孤独を抱えた2人はやがて惹かれあい親密になる。素朴な友情が続くかに思われたが、ある事件をきっかけに2人の関係は一変する。
製作費何と150万円!超低予算で製作されながら日本を含め世界各地のフィルムフェスで称賛されたインディーズ映画です。
ほんのり百合っぽい女子高生の友情が描かれていると思わせて一転サイコホラーへとシフトチェンジ。しかし急転直下で作風が変わるというわけでもなく前半からすでに軋むような不協和音を忍ばせつつ、「破綻」の瞬間一気に軋みが表に出るその構成が見事。
繊細な映像や小道具の使い方など、セリフ以外で少女2人の心情表現を支える部分が充実しているのも良いですね。
さすがに低予算を隠せないチープなシーンが散見されたり、演出がやや技巧に走り過ぎるきらいがあったりするものの、これが監督渡部亮平氏の初作品とは思えぬ見事な出来栄えです。
このみずみずしい感性の奔流をできれば多くの人に味わって欲しいところですが、いかんせん各地ミニシアターでの限定上映かフェスでのイベント上映でしか観られない状況なのが残念なところです。ソフト化の目途すら立ってない辺りインディーズ映画の哀しさという所でしょうか。
それでもどこかでこのタイトルを見かけたら、チェックしてみて欲しいですね。
作中で登場した長良川鉄道に乗って「のうりん」の舞台を訪ねるというものです。
出発地の美濃太田に着いたらヒロイン林檎ののぼりがお出迎え…と思ったら、コレ何とファンの方(のぼりの後ろにいる方)のお手製!しかもツアー参加者でもなくただ賑やかしに来ただけ!
更に目的地である相生駅では先回りして別ののぼり(コレも自作!)を構えて待っている有様!何というワザマエ!
ツアーの方は原作者白鳥士郎さんが思いのほか物腰の丁寧な方でツアコンでもある長良川鉄道の職員の方の拙い部分をフォローをしたり参加者の方たちとフランクに雑談したり質問に答えたりしてくれてこういった場に慣れてらっしゃるような感じでした。私も持参した原作本にサイン頂いた以外にも結構お話を伺えて非常に楽しかったです。
出発地の美濃太田駅と目的地の相生駅には「のうりん」のパネルが。驚いたのはこのパネルが設置されたのは何とアニメ化されるよりも前。長良川鉄道の本気のプッシュぶりがうかがえます。
このツアーでもツアコンの方が手作りのしおりを用意してらっしゃったり、お弁当の箸袋が「のうりん」仕様になっていたりと頑張っておられました。
こんばんは、小島@監督です。
しかしアニメのロケハンが最初に長良川鉄道周辺を取材したのが2年も前だったというのには正直驚きました。思った以上にアニメはどっしり準備を重ねた企画だったんですね。
さて、すでに長めになってますがやっぱりやります映画の話。今回の映画は「かしこい狗は、吠えずに笑う」です。
ブルドッグの様な容姿ゆえに苛められていた熊田美沙(mimpi*β)と可愛らしい容姿ゆえに妬まれていた清瀬イズミ(岡村いずみ)。共に孤独を抱えた2人はやがて惹かれあい親密になる。素朴な友情が続くかに思われたが、ある事件をきっかけに2人の関係は一変する。
製作費何と150万円!超低予算で製作されながら日本を含め世界各地のフィルムフェスで称賛されたインディーズ映画です。
ほんのり百合っぽい女子高生の友情が描かれていると思わせて一転サイコホラーへとシフトチェンジ。しかし急転直下で作風が変わるというわけでもなく前半からすでに軋むような不協和音を忍ばせつつ、「破綻」の瞬間一気に軋みが表に出るその構成が見事。
繊細な映像や小道具の使い方など、セリフ以外で少女2人の心情表現を支える部分が充実しているのも良いですね。
さすがに低予算を隠せないチープなシーンが散見されたり、演出がやや技巧に走り過ぎるきらいがあったりするものの、これが監督渡部亮平氏の初作品とは思えぬ見事な出来栄えです。
このみずみずしい感性の奔流をできれば多くの人に味わって欲しいところですが、いかんせん各地ミニシアターでの限定上映かフェスでのイベント上映でしか観られない状況なのが残念なところです。ソフト化の目途すら立ってない辺りインディーズ映画の哀しさという所でしょうか。
それでもどこかでこのタイトルを見かけたら、チェックしてみて欲しいですね。
4月も下旬に差し掛かり、春の新番組が概ね出揃った感じです。
「ジョジョ」「ラブライブ」と言った鉄板を除いてざっと1、2話を観て印象に残ったのは「ハイキュー!」ですね。特に第1話は初回に求められる全てが最高水準に揃ったほぼパーフェクトな出来栄えで、いやでも続きが気になります。
他にもクセの強い作風が目を引く「ピンポン」や出演声優の多くがアイマス声優な「悪魔のリドル」あたりが印象に残りましたね。
でも何と言っても今期最大のジョーカーは「暴れん坊力士松太郎」!まだご覧になっていない方はあの衝撃を是非!毎週日曜朝6時半からテレビ朝日系列で放送中!
こんばんは、小島@監督です。
それにしても木曜深夜の密集ぶりは何とかならないものでしょうか。
さて、今回の映画はGW映画の定番タイトルの新作、「名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)」です。
鈴木園子の招待で東都ベルツリーのプレオープンにやってきたコナン達。展望台からの絶景に目を輝かせる一行。
そのさなかコナンは外国人夫婦に中古物件を高値で売りつけようとしている中年男性を見かける。
その時遠くのビルの屋上で何かが瞬いた。次の瞬間、銃弾が展望台の窓ガラスを突き破り男性に命中、即死した。
超長距離からの精密な狙撃にコナンは黒の組織の可能性を感じ、狙撃犯の追跡を開始する。
シリーズ第18作目となる今作は、スティーブン・ハンター(代表作に「極大射程」など)の小説を思わせるスナイパーを巡るサスペンス。
ジョディ・スターリング、ジェイムズ・ブラック、アンドレ・キャメルのFBIトリオに加え沖矢昴、世良真純が劇場版に初登場します(FBIトリオは「ルパンVSコナン」にもちょっとだけ登場してますがこっちの方では初めて)。
冒頭の狙撃事件とその犯人を追跡する序盤から「犯人は誰か」と同時に「次の狙撃地点」を探す捜査が中心になる中盤、そしてそこまでに張った伏線が集約する終盤と、物語の組み立て方が全体的にハリウッド映画に近い雰囲気なのが特徴です。
犯人が狙撃犯である事やFBIが絡む事に説得力を持たせるため…なのかどうかは分かりませんが、今回レギュラー陣を除いた主要人物の大半が米退役軍人で構成され、会話の大半が英語(もちろん日本語字幕付き)で展開されるというコナン映画としては異色の構成もその洋画のような雰囲気に拍車をかけています。
人間構成も異色なら物語の方も異色で、次第にその動機と共に明らかにされる犯人の「覚悟」はこれまでのコナン映画には無かった類いのもので、恐らくこれがハリウッド映画だったならば狙撃犯の方をこそ主役としていかにその目的を完遂するかを主眼とした物語になっていた事でしょう。
監督は前作に引き続き静野孔文が担当。そのため要所要所で激しいアクションを展開します。激しいというか最早超人的と言って良いこのアクションシークエンスは監督の持ち味と言うべきもので、スクリーンでそのダイナミックぶりを楽しんでほしい所ですね。「シリアスな笑い」と紙一重のような気がしなくもないですが(笑)
伏線の張り方とその集約のさせ方が実に巧みなのでアニメ映画としてより上質のサスペンス映画として人に薦めたいこの作品ではありますが、やはりここは是非ファンの方にこそ観に行って欲しい所。場内が本当にざわついたラストシーンの衝撃が凄いので、「どのみち来年の4月になればTV放送されるだろ?」とか思わずに時間を捻出して絶対に見逃さないでほしいですね。あの「ざわっ」を場内の観客と共有できる事だけでも映画館に足を運ぶ価値はありますよ。
「ジョジョ」「ラブライブ」と言った鉄板を除いてざっと1、2話を観て印象に残ったのは「ハイキュー!」ですね。特に第1話は初回に求められる全てが最高水準に揃ったほぼパーフェクトな出来栄えで、いやでも続きが気になります。
他にもクセの強い作風が目を引く「ピンポン」や出演声優の多くがアイマス声優な「悪魔のリドル」あたりが印象に残りましたね。
でも何と言っても今期最大のジョーカーは「暴れん坊力士松太郎」!まだご覧になっていない方はあの衝撃を是非!毎週日曜朝6時半からテレビ朝日系列で放送中!
こんばんは、小島@監督です。
それにしても木曜深夜の密集ぶりは何とかならないものでしょうか。
さて、今回の映画はGW映画の定番タイトルの新作、「名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)」です。
鈴木園子の招待で東都ベルツリーのプレオープンにやってきたコナン達。展望台からの絶景に目を輝かせる一行。
そのさなかコナンは外国人夫婦に中古物件を高値で売りつけようとしている中年男性を見かける。
その時遠くのビルの屋上で何かが瞬いた。次の瞬間、銃弾が展望台の窓ガラスを突き破り男性に命中、即死した。
超長距離からの精密な狙撃にコナンは黒の組織の可能性を感じ、狙撃犯の追跡を開始する。
シリーズ第18作目となる今作は、スティーブン・ハンター(代表作に「極大射程」など)の小説を思わせるスナイパーを巡るサスペンス。
ジョディ・スターリング、ジェイムズ・ブラック、アンドレ・キャメルのFBIトリオに加え沖矢昴、世良真純が劇場版に初登場します(FBIトリオは「ルパンVSコナン」にもちょっとだけ登場してますがこっちの方では初めて)。
冒頭の狙撃事件とその犯人を追跡する序盤から「犯人は誰か」と同時に「次の狙撃地点」を探す捜査が中心になる中盤、そしてそこまでに張った伏線が集約する終盤と、物語の組み立て方が全体的にハリウッド映画に近い雰囲気なのが特徴です。
犯人が狙撃犯である事やFBIが絡む事に説得力を持たせるため…なのかどうかは分かりませんが、今回レギュラー陣を除いた主要人物の大半が米退役軍人で構成され、会話の大半が英語(もちろん日本語字幕付き)で展開されるというコナン映画としては異色の構成もその洋画のような雰囲気に拍車をかけています。
人間構成も異色なら物語の方も異色で、次第にその動機と共に明らかにされる犯人の「覚悟」はこれまでのコナン映画には無かった類いのもので、恐らくこれがハリウッド映画だったならば狙撃犯の方をこそ主役としていかにその目的を完遂するかを主眼とした物語になっていた事でしょう。
監督は前作に引き続き静野孔文が担当。そのため要所要所で激しいアクションを展開します。激しいというか最早超人的と言って良いこのアクションシークエンスは監督の持ち味と言うべきもので、スクリーンでそのダイナミックぶりを楽しんでほしい所ですね。「シリアスな笑い」と紙一重のような気がしなくもないですが(笑)
伏線の張り方とその集約のさせ方が実に巧みなのでアニメ映画としてより上質のサスペンス映画として人に薦めたいこの作品ではありますが、やはりここは是非ファンの方にこそ観に行って欲しい所。場内が本当にざわついたラストシーンの衝撃が凄いので、「どのみち来年の4月になればTV放送されるだろ?」とか思わずに時間を捻出して絶対に見逃さないでほしいですね。あの「ざわっ」を場内の観客と共有できる事だけでも映画館に足を運ぶ価値はありますよ。
昨日の歌会に参加された皆さんお疲れ様でした。
今回も6人も初参加の方が見えられて、もう804号室に収まり切らない人数に驚くばかり。全部で何人くらい参加したんだろう?
歌会の方は、私は前回参加できなかった反動もあって余計に満喫したような感じです。だいぶ好きにいろいろ歌わせてもらいました(笑)
こんばんは、小島@監督です。
今回ショーグンさんの呼びかけで十数人がかりで「鬼灯の冷徹」OPの「地獄の沙汰も君次第」を歌ったりしましたが、アレはやはり大人数で歌うに限る(笑)
さて、今回の映画はディズニー製作のミュージカル・アニメ「アナと雪の女王」です。
アレンデール王国の2人の王女エルサとアナは大の仲良し。姉のエルサには触れた物を凍らせ雪や氷を生み出す能力を持っていた。ある日エルサはアナと遊んでいる最中誤ってその能力をアナに向けてアナの頭を凍りつかせてしまう。
国王はトロールに助けを求め、アナは一命を取り留めるが、同時にエルサの魔力についての記憶を失い、エルサもまた自身の力を恐れて部屋に閉じこもってしまった。エルサの秘密を守るため国王は城門を閉ざしてエルサに感情のコントロールを学ばせるがその力は強くなる一方。そんな時、国王と王妃が不慮の事故で帰らぬ人となってしまう。
数年後、エルサが女王として戴冠する日がやってきた。その式典を執り行うため、アレンデールの城門が数年ぶりに開放される事になり、アナは久しぶりに触れる外の世界に楽しみを、エルサは自身の秘密が露呈する事に対する恐れを抱いたまま、戴冠式は始まった。
「美女と野獣」や「ライオン・キング」「リトル・マーメイド」の様な居並ぶ名作群を追い抜いてディズニーアニメ歴代最高の興行収入を叩き出したこの作品、日本でも負けず劣らずの大ヒットで公開から既に1か月が経とうとしているのにその勢いに全く衰えを見せません。
実際観てみればその勢いも納得の出来栄えです。
アンデルセンの「雪の女王」を原作としてはいますが、原作とは物語の趣を異にしており、ディズニーの伝統や原点を活かしながら単なる懐古趣味に終わらせていないのが興味深い作品です。
アニメーションならではの表現をふんだんに盛り込んだ映像表現ももちろんですが、何と言っても音楽が絶品。これだけで作品の成功は約束されたようなものです。
特にこの映画のテーマ曲にもなっている「Let It Go」のシーンは出色です。エルサの感情の開放とその後に来る孤独を1曲の間に描き切ってみせるこのくだりは、物語の重要なポイントであると同時に歌曲のクリップとしても素晴らしい物になっており、観客は新たなディズニーのスタンダード・ナンバーの誕生を目の当たりにすることになります。
キャラクターについてもディズニー初のWヒロインであるエルサとアナを筆頭にこれまでの定番の勘所を押さえたように見えてちょっとずらしている、その立て方が絶妙。
個人的に印象的だったのは雪だるまのオラフ。雪だるまの癖に「夏の暑さに憧れてる」というオラフはディズニー映画定番の「よく喋るコメディリリーフ」ですが、エルサが自身の魔力で無意識の内に生み出してしまったというのがポイントで、その無邪気な言動の向こうにエルサの心根が見えるのが実に味わい深いです。
物語にしろキャラクターにしろ色々語りたい事はあるのですが変に個人的な解釈をここで語ってしまうとまだご覧になってない方の見方を狭めてしまいそうになるのでやめておきます。
これまでの伝統を踏襲しながらそれだけにとどまらないその精神は同時上映の短編「ミッキーのミニー救出大作戦」にも貫かれておりディズニーが持つ奥深さを全編に亘って楽しめます。実は個人的にネタバレ満載で色々語ってみたいのはむしろこっちだったりして(笑)
「アナと雪の女王」は昨秋公開された「かぐや姫の物語」とある意味で似た、アニメーションの原点を感じさせる驚きと感激に満ちた1本です。まだご覧になってない方は是非映画館へ足を運んでいただきたいですね。字幕版だけでなく吹替版も好評なので一度ご覧になった方も、別のバージョンでもう一度観てみてその違いを味わってみるのも一興と思いますよ。
今回も6人も初参加の方が見えられて、もう804号室に収まり切らない人数に驚くばかり。全部で何人くらい参加したんだろう?
歌会の方は、私は前回参加できなかった反動もあって余計に満喫したような感じです。だいぶ好きにいろいろ歌わせてもらいました(笑)
こんばんは、小島@監督です。
今回ショーグンさんの呼びかけで十数人がかりで「鬼灯の冷徹」OPの「地獄の沙汰も君次第」を歌ったりしましたが、アレはやはり大人数で歌うに限る(笑)
さて、今回の映画はディズニー製作のミュージカル・アニメ「アナと雪の女王」です。
アレンデール王国の2人の王女エルサとアナは大の仲良し。姉のエルサには触れた物を凍らせ雪や氷を生み出す能力を持っていた。ある日エルサはアナと遊んでいる最中誤ってその能力をアナに向けてアナの頭を凍りつかせてしまう。
国王はトロールに助けを求め、アナは一命を取り留めるが、同時にエルサの魔力についての記憶を失い、エルサもまた自身の力を恐れて部屋に閉じこもってしまった。エルサの秘密を守るため国王は城門を閉ざしてエルサに感情のコントロールを学ばせるがその力は強くなる一方。そんな時、国王と王妃が不慮の事故で帰らぬ人となってしまう。
数年後、エルサが女王として戴冠する日がやってきた。その式典を執り行うため、アレンデールの城門が数年ぶりに開放される事になり、アナは久しぶりに触れる外の世界に楽しみを、エルサは自身の秘密が露呈する事に対する恐れを抱いたまま、戴冠式は始まった。
「美女と野獣」や「ライオン・キング」「リトル・マーメイド」の様な居並ぶ名作群を追い抜いてディズニーアニメ歴代最高の興行収入を叩き出したこの作品、日本でも負けず劣らずの大ヒットで公開から既に1か月が経とうとしているのにその勢いに全く衰えを見せません。
実際観てみればその勢いも納得の出来栄えです。
アンデルセンの「雪の女王」を原作としてはいますが、原作とは物語の趣を異にしており、ディズニーの伝統や原点を活かしながら単なる懐古趣味に終わらせていないのが興味深い作品です。
アニメーションならではの表現をふんだんに盛り込んだ映像表現ももちろんですが、何と言っても音楽が絶品。これだけで作品の成功は約束されたようなものです。
特にこの映画のテーマ曲にもなっている「Let It Go」のシーンは出色です。エルサの感情の開放とその後に来る孤独を1曲の間に描き切ってみせるこのくだりは、物語の重要なポイントであると同時に歌曲のクリップとしても素晴らしい物になっており、観客は新たなディズニーのスタンダード・ナンバーの誕生を目の当たりにすることになります。
キャラクターについてもディズニー初のWヒロインであるエルサとアナを筆頭にこれまでの定番の勘所を押さえたように見えてちょっとずらしている、その立て方が絶妙。
個人的に印象的だったのは雪だるまのオラフ。雪だるまの癖に「夏の暑さに憧れてる」というオラフはディズニー映画定番の「よく喋るコメディリリーフ」ですが、エルサが自身の魔力で無意識の内に生み出してしまったというのがポイントで、その無邪気な言動の向こうにエルサの心根が見えるのが実に味わい深いです。
物語にしろキャラクターにしろ色々語りたい事はあるのですが変に個人的な解釈をここで語ってしまうとまだご覧になってない方の見方を狭めてしまいそうになるのでやめておきます。
これまでの伝統を踏襲しながらそれだけにとどまらないその精神は同時上映の短編「ミッキーのミニー救出大作戦」にも貫かれておりディズニーが持つ奥深さを全編に亘って楽しめます。実は個人的にネタバレ満載で色々語ってみたいのはむしろこっちだったりして(笑)
「アナと雪の女王」は昨秋公開された「かぐや姫の物語」とある意味で似た、アニメーションの原点を感じさせる驚きと感激に満ちた1本です。まだご覧になってない方は是非映画館へ足を運んでいただきたいですね。字幕版だけでなく吹替版も好評なので一度ご覧になった方も、別のバージョンでもう一度観てみてその違いを味わってみるのも一興と思いますよ。
土曜日思いのほか仕事がサクサク進んで定時上りが出来たので、パッと思い立って当日券を利用して「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 1stLIVE WONDERFUL M@GIC!!」のライブビューイングに行ってきました。
会場の一つであるセンチュリーシネマが職場から歩いて10分くらいの所にあるからできた荒業。それでも当日の4時頃まで行ける可能性すら考慮に入れてなかったので楽曲の聴きこみなどを事前にしてるワケでもなくサイリウムなどの持ち合わせも一切無いスネークスタイルで行きました。いくらライブビューイングとは言えアイマスライブをこんなに手ぶらで行ってみたのは初めてです。
アイマスとは言ってもシンデレラガールズは大して触れてないため知らない曲も多かったのですが、SSAでのイベントの際に初めて聴いてもう一度聴きたいと思っていた曲や「波打ち際のむろみさん」OPや「鬼灯の冷徹」EDなどで既に実績のある上坂すみれのパフォーマンスなどが観れて結構満足でした。
また、会場となった舞浜アンフィシアターはステージがちょうどΩを上から見たような半円形をしていて、そのためかステージ後方のカメラからのバックショットがスポットを浴びた出演者とサイリウムを振る観客を絶妙に俯瞰していて非常に印象的。特にこのアングルの映像はライブビューイングならではの味わいでした。
こんばんは、小島@監督です。
今回は行けたこと自体がトピック過ぎてこれだけでブログにするほど文章をまとめられそうな気がしない(笑)
さて、今回の映画は「フルートベール駅で」です。
2009年元日。サンフランシスコ・ベイエリア。新年に沸く人々であふれる電車内で乱闘騒ぎが発生。出動した鉄道警察はフルートベール駅で騒ぎを起こしたと思しき黒人青年たちを電車内から引きずりだした。その騒ぎの中で白人警官は一人の青年を組み伏せ銃撃。翌朝青年は死亡した。
青年の名はオスカー・グラント(マイケル・B・ジョーダン)。
物語はオスカーが大晦日の朝目覚めるところから始まる。
2009年に実際に起きた発砲事件、その犠牲者となったオスカー・グラントの「最期の一日」を描いた作品、それがこの「フルートベール駅で」です。
しかしこの映画は事件自体に重きを置いていません。描かれるのは「どこにでもいる平凡な青年のありふれた一日」そのものです。
薬物売買の罪で収監された過去のある前科者ではありますが決して悪人というワケではありません。家族を愛し恋人を愛し、娘に対し良き父親であろうとし、将来に希望も不安も抱くどこにでもいる普通の青年です。
そこで描かれる一日も言ってしまえば他愛の無い事ばかりです。
娘を幼稚園へ送り迎えし、母親の誕生日を祝い、定職が見つからない事に悶々とし、友人たちと新年を祝いバカ騒ぎをする。そんなありふれた事が並ぶ一日です。
唯一違うのはそこで描かれる希望や葛藤に対しオスカーは前進も後退も許されなくなってしまう事。その理不尽な断絶に観客は悲しみと怒りと、そしてその断絶に見舞われるのが自分でない事にほんの僅かの安堵を余韻として抱く事になるのです。
事件の後、アメリカでは多くの抗議行動や暴動が発生し、その流れの中でオスカー・グラントは次第に「アイコン」と化していきました。
この映画の監督であるライアン・クーグラーはその流れからも身を置きオスカーがあくまでも一人の「人間」である事を淡々とした静謐な描写の中に表現していきます。オスカーと同じベイエリア出身であるというライアンも事件には衝撃を受け、大きな怒りや悲しみを感じたに違いありませんが、それらを極力表には出しません。
そして報道の中で埋没して行く一人の人間の生命がいかに掛け替えが無いかをただ静かに語りかけます。
この物語はきっと自分にも身近な誰かにも起こり得る物語です。
「命」の重さを観る者に沁み入るように感じさせるこの作品、出来得るなら一人でも多くの方に観て欲しいと思います。
会場の一つであるセンチュリーシネマが職場から歩いて10分くらいの所にあるからできた荒業。それでも当日の4時頃まで行ける可能性すら考慮に入れてなかったので楽曲の聴きこみなどを事前にしてるワケでもなくサイリウムなどの持ち合わせも一切無いスネークスタイルで行きました。いくらライブビューイングとは言えアイマスライブをこんなに手ぶらで行ってみたのは初めてです。
アイマスとは言ってもシンデレラガールズは大して触れてないため知らない曲も多かったのですが、SSAでのイベントの際に初めて聴いてもう一度聴きたいと思っていた曲や「波打ち際のむろみさん」OPや「鬼灯の冷徹」EDなどで既に実績のある上坂すみれのパフォーマンスなどが観れて結構満足でした。
また、会場となった舞浜アンフィシアターはステージがちょうどΩを上から見たような半円形をしていて、そのためかステージ後方のカメラからのバックショットがスポットを浴びた出演者とサイリウムを振る観客を絶妙に俯瞰していて非常に印象的。特にこのアングルの映像はライブビューイングならではの味わいでした。
こんばんは、小島@監督です。
今回は行けたこと自体がトピック過ぎてこれだけでブログにするほど文章をまとめられそうな気がしない(笑)
さて、今回の映画は「フルートベール駅で」です。
2009年元日。サンフランシスコ・ベイエリア。新年に沸く人々であふれる電車内で乱闘騒ぎが発生。出動した鉄道警察はフルートベール駅で騒ぎを起こしたと思しき黒人青年たちを電車内から引きずりだした。その騒ぎの中で白人警官は一人の青年を組み伏せ銃撃。翌朝青年は死亡した。
青年の名はオスカー・グラント(マイケル・B・ジョーダン)。
物語はオスカーが大晦日の朝目覚めるところから始まる。
2009年に実際に起きた発砲事件、その犠牲者となったオスカー・グラントの「最期の一日」を描いた作品、それがこの「フルートベール駅で」です。
しかしこの映画は事件自体に重きを置いていません。描かれるのは「どこにでもいる平凡な青年のありふれた一日」そのものです。
薬物売買の罪で収監された過去のある前科者ではありますが決して悪人というワケではありません。家族を愛し恋人を愛し、娘に対し良き父親であろうとし、将来に希望も不安も抱くどこにでもいる普通の青年です。
そこで描かれる一日も言ってしまえば他愛の無い事ばかりです。
娘を幼稚園へ送り迎えし、母親の誕生日を祝い、定職が見つからない事に悶々とし、友人たちと新年を祝いバカ騒ぎをする。そんなありふれた事が並ぶ一日です。
唯一違うのはそこで描かれる希望や葛藤に対しオスカーは前進も後退も許されなくなってしまう事。その理不尽な断絶に観客は悲しみと怒りと、そしてその断絶に見舞われるのが自分でない事にほんの僅かの安堵を余韻として抱く事になるのです。
事件の後、アメリカでは多くの抗議行動や暴動が発生し、その流れの中でオスカー・グラントは次第に「アイコン」と化していきました。
この映画の監督であるライアン・クーグラーはその流れからも身を置きオスカーがあくまでも一人の「人間」である事を淡々とした静謐な描写の中に表現していきます。オスカーと同じベイエリア出身であるというライアンも事件には衝撃を受け、大きな怒りや悲しみを感じたに違いありませんが、それらを極力表には出しません。
そして報道の中で埋没して行く一人の人間の生命がいかに掛け替えが無いかをただ静かに語りかけます。
この物語はきっと自分にも身近な誰かにも起こり得る物語です。
「命」の重さを観る者に沁み入るように感じさせるこの作品、出来得るなら一人でも多くの方に観て欲しいと思います。