なんと「アイドルマスター」が韓国で実写ドラマ化されることが決定したとか。毎度色んな事で驚かせてくれるアイマスですがまさかこう来るとは。
とはいえアイマスは「シンデレラガールズ」の「Memories」など数曲を韓国出身のESTiさんが手掛けていたりそのシンデレラガールズには韓国版にしか登場しないキャラクターがいたりと何気に韓国と縁があったりします。
韓国のドラマは「太王四神記」(2007年製作)以外まともに観た事無いので何とも言えませんが、近年の韓国映画は時に日本よりどっしりとした骨太の作品を製作する傾向にあるので案外面白い物作ってくれるんじゃないか、という気もしてます。
こんばんは、小島@監督です。
日本で観られるようになるかは分かりませんが第1話くらいは観てみたいな~
さて、昨日そのアイマスのイベント「THE IDOLM@STER MILLION LIVE 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!!」幕張公演Day2のライブビューイングに行ってきました。
1月の名古屋公演を皮切りに5都市7公演で展開したミリオンライブの3rdライブツアー、その千秋楽になります。全公演でライブビューイングを実施という破格の扱いにも驚かされましたが、おかげで今まで単独公演を一度も観られなかったミリオンライブのイベントを最終的に3公演も鑑賞できました。
これまでの会場は概ねキャパ3,000前後の会場でしたが、最終公演は倍以上のキャパとなる幕張メッセ・イベントホールということもあり、ステージの基本セッティングはこれまでと変わらないものの花道で結んだサブステージと、曲によってはスタンドの通路にトロッコを走らせるなど極力大きく使おうとする趣向が施されていました。
出演者も16名とこれまでよりも多く、イベント所要時間も途中休憩を挟んで4時間越えと最終公演らしくスケールアップしたステージが展開されました。
出演者のパフォーマンスの中で印象に残ったのは、先ずは高山紗代子役駒形友梨さん。ライブ序盤で披露されたソロ曲「Vivid color」、日々のささやかな幸せの発見が明日への希望を生む、というような内容の歌ですが、穏やかなメロディラインながら意外にテンポの速いナンバーで、澄んだ歌声とキレのあるダンスが共存するパフォーマンスにシビれ、以降彼女がオンステージする度に目で追ってしまうくらいのインパクトでした。もういっそ紗代子Pになってしまおうかしら。
もう一つは、最上静香役田所あずささんと伊吹翼役Machikoさんのデュオによる「アライブファクター」
原曲は最上静香と如月千早役今井麻美さんのデュオ曲で、静香も千早同様歌に「何か」を懸けているキャラクターであり、歌うことでできた絆に未来への可能性を見出す、という内容の歌詞を2人の内に秘めた激情そのままに疾走するメロディで歌い上げるエネルギッシュなナンバー。
そんな曲を田所あずささん、Machikoさんの2人が互いの個性をむき出しにぶつけ合いながら歌う、その火花を散らさんばかりの迫力に観客のボルテージも天井知らずに急上昇していき、その熱によって更に2人のパフォーマンスもグレードが上がっていく、そんな連鎖反応の嵐が本会場どころかライブビューイングの会場も熱狂に包み込まれていく様は基本的にハーモナイズを重視するアイドルライブではまず観たことが無い光景で、そんなクロスレンジファイトのような「セッション」を観られただけで昨日のイベントを観に行った価値はあったというものです。自分の鑑賞した今ツアー3公演の中で1曲選ぶとしたら迷わずコレにする、と言い切れるほどの強烈なパフォーマンスでした。
イベントの最後には来年3月に日本武道館で37人全員が出演してのライブが決定したとの告知もされました。アイマスワールドの中でも特にライブイベントを重視してきたミリオンライブがいわば「聖地」ともいうべき場所でどのようなライブを展開することになるのか、俄然楽しみになってきました。
チケット戦争が大変なことになりそうですが、何とか今度は本会場で観てみたいものです。
とはいえアイマスは「シンデレラガールズ」の「Memories」など数曲を韓国出身のESTiさんが手掛けていたりそのシンデレラガールズには韓国版にしか登場しないキャラクターがいたりと何気に韓国と縁があったりします。
韓国のドラマは「太王四神記」(2007年製作)以外まともに観た事無いので何とも言えませんが、近年の韓国映画は時に日本よりどっしりとした骨太の作品を製作する傾向にあるので案外面白い物作ってくれるんじゃないか、という気もしてます。
こんばんは、小島@監督です。
日本で観られるようになるかは分かりませんが第1話くらいは観てみたいな~
さて、昨日そのアイマスのイベント「THE IDOLM@STER MILLION LIVE 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!!」幕張公演Day2のライブビューイングに行ってきました。
1月の名古屋公演を皮切りに5都市7公演で展開したミリオンライブの3rdライブツアー、その千秋楽になります。全公演でライブビューイングを実施という破格の扱いにも驚かされましたが、おかげで今まで単独公演を一度も観られなかったミリオンライブのイベントを最終的に3公演も鑑賞できました。
これまでの会場は概ねキャパ3,000前後の会場でしたが、最終公演は倍以上のキャパとなる幕張メッセ・イベントホールということもあり、ステージの基本セッティングはこれまでと変わらないものの花道で結んだサブステージと、曲によってはスタンドの通路にトロッコを走らせるなど極力大きく使おうとする趣向が施されていました。
出演者も16名とこれまでよりも多く、イベント所要時間も途中休憩を挟んで4時間越えと最終公演らしくスケールアップしたステージが展開されました。
出演者のパフォーマンスの中で印象に残ったのは、先ずは高山紗代子役駒形友梨さん。ライブ序盤で披露されたソロ曲「Vivid color」、日々のささやかな幸せの発見が明日への希望を生む、というような内容の歌ですが、穏やかなメロディラインながら意外にテンポの速いナンバーで、澄んだ歌声とキレのあるダンスが共存するパフォーマンスにシビれ、以降彼女がオンステージする度に目で追ってしまうくらいのインパクトでした。もういっそ紗代子Pになってしまおうかしら。
もう一つは、最上静香役田所あずささんと伊吹翼役Machikoさんのデュオによる「アライブファクター」
原曲は最上静香と如月千早役今井麻美さんのデュオ曲で、静香も千早同様歌に「何か」を懸けているキャラクターであり、歌うことでできた絆に未来への可能性を見出す、という内容の歌詞を2人の内に秘めた激情そのままに疾走するメロディで歌い上げるエネルギッシュなナンバー。
そんな曲を田所あずささん、Machikoさんの2人が互いの個性をむき出しにぶつけ合いながら歌う、その火花を散らさんばかりの迫力に観客のボルテージも天井知らずに急上昇していき、その熱によって更に2人のパフォーマンスもグレードが上がっていく、そんな連鎖反応の嵐が本会場どころかライブビューイングの会場も熱狂に包み込まれていく様は基本的にハーモナイズを重視するアイドルライブではまず観たことが無い光景で、そんなクロスレンジファイトのような「セッション」を観られただけで昨日のイベントを観に行った価値はあったというものです。自分の鑑賞した今ツアー3公演の中で1曲選ぶとしたら迷わずコレにする、と言い切れるほどの強烈なパフォーマンスでした。
イベントの最後には来年3月に日本武道館で37人全員が出演してのライブが決定したとの告知もされました。アイマスワールドの中でも特にライブイベントを重視してきたミリオンライブがいわば「聖地」ともいうべき場所でどのようなライブを展開することになるのか、俄然楽しみになってきました。
チケット戦争が大変なことになりそうですが、何とか今度は本会場で観てみたいものです。
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スポーツ界やアニメ界からスキャンダラスなニュースがポンポン飛び出してた先週、しかしながら一番驚いたのは和田光司さんの訃報でした。
「Butter-fly」を筆頭に「デジモン」シリーズの主題歌を歴任していた和田さんの楽曲をカラオケの十八番にしていた方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。実はデジモンはちゃんと観たことが無いのですが、ちゅうカラに参加するようになってから多くの方が彼の歌を心底好きで歌ってる姿を見てきて、自分も自然と愛着が湧いてました。そう思うと何だか不思議な縁です。
昨年「FREEDOM FESTIVAL」でゲスト出演する予定が叶わず、代わりに松本梨香さんが出演され、谷本貴義さんが「彼に届くように」と「Butter-fly」をカバーしてくれたのも今となっては良い思い出です。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
こんばんは、小島@監督です。
難しいかもしれないけれど、今公開中の「デジモンアドベンチャーTri.」は全作和田光司主題歌を貫いてほしいなぁ。
さて、今回はしばらくぶりに映画館の話。
先週Tridentラストライブを観た翌日、十数年ぶりに都心の通勤ラッシュに揉まれながら向かった先は平和島公園。その公園のそばにある「シネマサンシャイン平和島」です。
公式HPはこちら
シネマサンシャインは主に四国を中心に展開するシネコングループで、関東圏では平和島の他に池袋と土浦、中部地方では沼津とかほく市で営業しています。
その日観たのは「ガールズ&パンツァー劇場版」、その4DX版です。
映画館もノリがいいというか、ポスターの下部、本来なら「NOW SHOWING」と記載されている部分が「PANZER VOR」になっています。
昨年11月に公開が始まったガルパン劇場版、私も今年最初のブログに感想を書きましたが、何とまだ上映が続いています。この数か月で大きく変わったところとしては上映のバージョンが非常に増えた事でしょうか。
公開当初は通常のもの以外では立川シネマシティでの「センシャラウンド極上爆音上映」のみでしたが、2月に4DX版の上映が始まったのを皮切りにULTIRA版、imm sound版が作られ、音響監督を務めた岩浪義和氏監修による「センシャラウンド」による上映館も増えました。新興の上映方式のほとんどで専用のバージョンが製作され、まだ無いとすればIMAX版くらいでしょうか。極端に音の種類が多い映画だからこそ生まれたニーズと言えるでしょうが、長く映画を観てきた私でもこの現象は経験が無く、このムーブメント自体を興味深く見ています。来月にはとうとうBlu-rayが発売されますが、自宅ではまずもって味わえないものが多いため、発売以後ももうしばらく上映が続くんじゃないでしょうか。
さて、4DX版に話を戻しましょう。
4DXとは映画の展開に合わせて座席を稼働させるほか、風やミスト、香料や火花、シャボン玉を使用した環境効果を発生させるシステムで、韓国CJグループ傘下のCJ 4DPLEX社が開発し、2009年に韓国のシネコンCJ CGVで導入されました。日本では2013年に中川コロナシネマワールドで最初に導入されたのを皮切りに、現在約30館程度で導入されています。
新しいシステムなので前から一度は観ておきたいと思っていましたがまた予想もしないタイミングでその機会が巡ってきました。
ガルパン劇場版では戦車の駆動に合わせて座席が振動するほか、砲撃に合わせてスモークや風が出たりキャラクターが温泉に浸かるシーンではシャボン玉が飛び出すなどプログラミングした人はどうかしてる(褒め言葉)と言いたくなるシンクロぶりでアトラクション度合いが急上昇しています。
観てて思ったのですが、4DXは端正でバランスの良い作品よりガルパンのように極端に偏った作品でこそ真価を発揮するシステムのように思います。例えば直近の作品では「オデッセイ」も4DX版があったかと思いますが、作品の質から言って恐らく醍醐味を味わいきれぬままに映画が終わってしまうのではなかろうかという気がします。
あと欠点と言えば鑑賞料金が+1,000円なところでしょうか。コレで3D映画になるとさらに追加料金が発生して1本の映画観るのに3,000円突破してしまうのは正直どうかという気もします。まぁメンテナンス大変そうなシステムなのは観てて実感しましたけど(苦笑)
ところで今回が「特別篇」なのは実に単純な理由です。独りで観たのではないからです(笑)
ちゅうカラのHPで聴けるWEBラジオ「ちゅうカラ!ディドゥーーン」のパーソナリティ鰻太さん、先日UPされた回を聴いていただければ分かりますが、鰻太さん公開以来ほぼ毎週のように通ってリピーターしています。その通算30回目の鑑賞に同行しました。
たくさんのタイトルを鑑賞したいので基本的にリピーターはしない私としては同じ映画を30回鑑賞するというのは未知の領域(自宅鑑賞でもいいなら30回越えは何本かありますが)。鰻太さんにはどのように見えていたのかちょっと気になるところではありますね。
「Butter-fly」を筆頭に「デジモン」シリーズの主題歌を歴任していた和田さんの楽曲をカラオケの十八番にしていた方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。実はデジモンはちゃんと観たことが無いのですが、ちゅうカラに参加するようになってから多くの方が彼の歌を心底好きで歌ってる姿を見てきて、自分も自然と愛着が湧いてました。そう思うと何だか不思議な縁です。
昨年「FREEDOM FESTIVAL」でゲスト出演する予定が叶わず、代わりに松本梨香さんが出演され、谷本貴義さんが「彼に届くように」と「Butter-fly」をカバーしてくれたのも今となっては良い思い出です。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
こんばんは、小島@監督です。
難しいかもしれないけれど、今公開中の「デジモンアドベンチャーTri.」は全作和田光司主題歌を貫いてほしいなぁ。
さて、今回はしばらくぶりに映画館の話。
先週Tridentラストライブを観た翌日、十数年ぶりに都心の通勤ラッシュに揉まれながら向かった先は平和島公園。その公園のそばにある「シネマサンシャイン平和島」です。
公式HPはこちら
シネマサンシャインは主に四国を中心に展開するシネコングループで、関東圏では平和島の他に池袋と土浦、中部地方では沼津とかほく市で営業しています。
その日観たのは「ガールズ&パンツァー劇場版」、その4DX版です。
映画館もノリがいいというか、ポスターの下部、本来なら「NOW SHOWING」と記載されている部分が「PANZER VOR」になっています。
昨年11月に公開が始まったガルパン劇場版、私も今年最初のブログに感想を書きましたが、何とまだ上映が続いています。この数か月で大きく変わったところとしては上映のバージョンが非常に増えた事でしょうか。
公開当初は通常のもの以外では立川シネマシティでの「センシャラウンド極上爆音上映」のみでしたが、2月に4DX版の上映が始まったのを皮切りにULTIRA版、imm sound版が作られ、音響監督を務めた岩浪義和氏監修による「センシャラウンド」による上映館も増えました。新興の上映方式のほとんどで専用のバージョンが製作され、まだ無いとすればIMAX版くらいでしょうか。極端に音の種類が多い映画だからこそ生まれたニーズと言えるでしょうが、長く映画を観てきた私でもこの現象は経験が無く、このムーブメント自体を興味深く見ています。来月にはとうとうBlu-rayが発売されますが、自宅ではまずもって味わえないものが多いため、発売以後ももうしばらく上映が続くんじゃないでしょうか。
さて、4DX版に話を戻しましょう。
4DXとは映画の展開に合わせて座席を稼働させるほか、風やミスト、香料や火花、シャボン玉を使用した環境効果を発生させるシステムで、韓国CJグループ傘下のCJ 4DPLEX社が開発し、2009年に韓国のシネコンCJ CGVで導入されました。日本では2013年に中川コロナシネマワールドで最初に導入されたのを皮切りに、現在約30館程度で導入されています。
新しいシステムなので前から一度は観ておきたいと思っていましたがまた予想もしないタイミングでその機会が巡ってきました。
ガルパン劇場版では戦車の駆動に合わせて座席が振動するほか、砲撃に合わせてスモークや風が出たりキャラクターが温泉に浸かるシーンではシャボン玉が飛び出すなどプログラミングした人はどうかしてる(褒め言葉)と言いたくなるシンクロぶりでアトラクション度合いが急上昇しています。
観てて思ったのですが、4DXは端正でバランスの良い作品よりガルパンのように極端に偏った作品でこそ真価を発揮するシステムのように思います。例えば直近の作品では「オデッセイ」も4DX版があったかと思いますが、作品の質から言って恐らく醍醐味を味わいきれぬままに映画が終わってしまうのではなかろうかという気がします。
あと欠点と言えば鑑賞料金が+1,000円なところでしょうか。コレで3D映画になるとさらに追加料金が発生して1本の映画観るのに3,000円突破してしまうのは正直どうかという気もします。まぁメンテナンス大変そうなシステムなのは観てて実感しましたけど(苦笑)
ところで今回が「特別篇」なのは実に単純な理由です。独りで観たのではないからです(笑)
ちゅうカラのHPで聴けるWEBラジオ「ちゅうカラ!ディドゥーーン」のパーソナリティ鰻太さん、先日UPされた回を聴いていただければ分かりますが、鰻太さん公開以来ほぼ毎週のように通ってリピーターしています。その通算30回目の鑑賞に同行しました。
たくさんのタイトルを鑑賞したいので基本的にリピーターはしない私としては同じ映画を30回鑑賞するというのは未知の領域(自宅鑑賞でもいいなら30回越えは何本かありますが)。鰻太さんにはどのように見えていたのかちょっと気になるところではありますね。
昨年シリーズ10周年を迎えたアイドルマスターの記念出版が先日発売されました。
シリーズに登場する全アイドルを網羅した名鑑です。
コレがその表紙。名鑑なのでざっくりとしたプロフィールと簡単な紹介しか載っていないわけですが、全部で300人近くもいるのでかなり壮観です。しかしちょっと残念だったのが作品毎にキャラクターをまとめる形で掲載されているところ。せっかくなので765プロもシンデレラガールズもミリオンライブもSideMも全てを一緒にして五十音順で掲載してほしかったな、というのが個人的な感想。
例えば「あ」なら、
アナスタシア
天ケ瀬冬馬
天海春香
って並んでる方がより眺めてて楽しい感じがするのですよ。あくまで私個人の印象なのでそうは思わない方もいらっしゃるでしょうけれど。
こんばんは、小島@監督です。
しかし最初は10人で始まったタイトルも今やその30倍に…そう思うと10年の時間の大きさを実感します。
さて、今回は映画の話ではなくライブの話。昨日幕張メッセで開催された「Trident THE LAST LIVE Thank you for your BLUE」を観に行ってきました。
Tridentとは「蒼き鋼のアルペジオ アルス・ノヴァ」に登場するイオナ役渕上舞さん、タカオ役沼倉愛美さん、ハルナ役山村響さんの3人で構成されるユニットです。いくらアイマス声優とプリキュア声優とアイマスでプリキュア声優のユニットとはいえ作品に出会ったのが昨年10月公開の劇場版(しかも完結編)、そこから僅か半年でライブイベントに遠征するまでになってしまいました。私チョロイ。
Tridentは今回のライブを以て解散されることが事前に告知されていて、完結編で初めて知った作品の最後のイベントに出向くというのもなかなかの奇縁だなぁという気がします。
Tridentの楽曲のサウンドはいわゆるEDM(Erectric Dance Musicの略。シンセサイザーとシーケンサーでサウンドを構成し基本的に生演奏で披露することを想定していない音楽で、00年代頃からヨーロッパのクラブシーンで勃興し出して世界に広まっていった。2010年あたりから日本でも規模の大きなイベントが開催され始めている)サウンドで、一般的なアイドルポップとは少々趣が異なり、率直に言えばアイドルライブなのにいくつかの楽曲以外では「コールが入れづらい」というのが特徴です。とはいえダンサブルな曲が多いので素直にリズムに乗りやすいのは良いですね。
そんなEDMサウンドに乗せて、穏やかで透き通るような渕上舞さん、どこまでもパワフルに伸びる沼倉愛美さん、どこかコケティッシュさをまとわせる山村響さんの三者三様のヴォーカルが渾然となってユニット名であるTrident(三角形)を形作る三位一体のハーモニーが実に心地いい。
それはトリオで披露される曲だけでなく各人の個性を強調したソロ、いわば三角形の「辺」というべきデュオで披露されるナンバーも「アルペジオ」の物語の中での位置づけを想起させる抒情的な歌詞を合わせることでトリオとは違う輝きを放ちます。
それらをショーアップさせる演出も見事で、大きなスクリーンを利用してのプロジェクションマッピングを始め、曲に合わせてアニメ本編の映像をコラージュしたり事前に3人のダンスをモーションキャプチャーしたものをステージ上で踊っている本人たちとシンクロさせたりと多彩なアイディアで観る者を魅了します。
更には「解散ライブ」だというのに新曲、しかもそれを新作アニメ映像に乗せて披露するというサプライズまでやってくれるというのも嬉しい。
ついでに言うと今回のライブ、メインステージとセンターステージを花道で結ぶ、という比較的オーソドックスなレイアウトだったのですが、自分の席がそのセンターステージのすぐそば。そのステージに来てくれれば3人がもう目の前!知って半年のにわかには勿体無いくらいの良席でパフォーマンスを観ることができました。ええ、今回も言います、ぬーぬーカワイイ(笑)
ライブ後半では「アルペジオ」のもう一つのユニット、千早群像役興津和幸さん、織部僧役松本忍さん、橿原杏平役宮下栄治さんの3人による「Blue Steels」も登場。これまでの関連CDで収録された5曲全てを披露してくれました。こちらは非常に分かりやすいヒップホップである意味1コーラス聞けば誰でもリズムに合わせてコールができる間口の広さが魅力。Tridentとは違うパワーで楽しませてくれます。
約3年続いた「アルペジオ」において発表された全ての楽曲を披露、ということで総時間は実に5時間にも及びました。しかし「〇周年」や「初のドーム公演」というような節目ではなく「綺麗に終わりきるためのライブ」というのは今までほとんど経験が無く、それをやりきった姿を間近で観ることができたのは非常な幸運で、最高に充実した時間でした。
いつかまたフッと再会する日もありそうな、そんな爽やかな余韻を残す別れの場。ああ、自分は素敵な場に居合わせることができたのだなと思います。初めてが最後なのもちょっと寂しいのでもう一度会える時があるといいなぁ。
シリーズに登場する全アイドルを網羅した名鑑です。
コレがその表紙。名鑑なのでざっくりとしたプロフィールと簡単な紹介しか載っていないわけですが、全部で300人近くもいるのでかなり壮観です。しかしちょっと残念だったのが作品毎にキャラクターをまとめる形で掲載されているところ。せっかくなので765プロもシンデレラガールズもミリオンライブもSideMも全てを一緒にして五十音順で掲載してほしかったな、というのが個人的な感想。
例えば「あ」なら、
アナスタシア
天ケ瀬冬馬
天海春香
って並んでる方がより眺めてて楽しい感じがするのですよ。あくまで私個人の印象なのでそうは思わない方もいらっしゃるでしょうけれど。
こんばんは、小島@監督です。
しかし最初は10人で始まったタイトルも今やその30倍に…そう思うと10年の時間の大きさを実感します。
さて、今回は映画の話ではなくライブの話。昨日幕張メッセで開催された「Trident THE LAST LIVE Thank you for your BLUE」を観に行ってきました。
Tridentとは「蒼き鋼のアルペジオ アルス・ノヴァ」に登場するイオナ役渕上舞さん、タカオ役沼倉愛美さん、ハルナ役山村響さんの3人で構成されるユニットです。いくらアイマス声優とプリキュア声優とアイマスでプリキュア声優のユニットとはいえ作品に出会ったのが昨年10月公開の劇場版(しかも完結編)、そこから僅か半年でライブイベントに遠征するまでになってしまいました。私チョロイ。
Tridentは今回のライブを以て解散されることが事前に告知されていて、完結編で初めて知った作品の最後のイベントに出向くというのもなかなかの奇縁だなぁという気がします。
Tridentの楽曲のサウンドはいわゆるEDM(Erectric Dance Musicの略。シンセサイザーとシーケンサーでサウンドを構成し基本的に生演奏で披露することを想定していない音楽で、00年代頃からヨーロッパのクラブシーンで勃興し出して世界に広まっていった。2010年あたりから日本でも規模の大きなイベントが開催され始めている)サウンドで、一般的なアイドルポップとは少々趣が異なり、率直に言えばアイドルライブなのにいくつかの楽曲以外では「コールが入れづらい」というのが特徴です。とはいえダンサブルな曲が多いので素直にリズムに乗りやすいのは良いですね。
そんなEDMサウンドに乗せて、穏やかで透き通るような渕上舞さん、どこまでもパワフルに伸びる沼倉愛美さん、どこかコケティッシュさをまとわせる山村響さんの三者三様のヴォーカルが渾然となってユニット名であるTrident(三角形)を形作る三位一体のハーモニーが実に心地いい。
それはトリオで披露される曲だけでなく各人の個性を強調したソロ、いわば三角形の「辺」というべきデュオで披露されるナンバーも「アルペジオ」の物語の中での位置づけを想起させる抒情的な歌詞を合わせることでトリオとは違う輝きを放ちます。
それらをショーアップさせる演出も見事で、大きなスクリーンを利用してのプロジェクションマッピングを始め、曲に合わせてアニメ本編の映像をコラージュしたり事前に3人のダンスをモーションキャプチャーしたものをステージ上で踊っている本人たちとシンクロさせたりと多彩なアイディアで観る者を魅了します。
更には「解散ライブ」だというのに新曲、しかもそれを新作アニメ映像に乗せて披露するというサプライズまでやってくれるというのも嬉しい。
ついでに言うと今回のライブ、メインステージとセンターステージを花道で結ぶ、という比較的オーソドックスなレイアウトだったのですが、自分の席がそのセンターステージのすぐそば。そのステージに来てくれれば3人がもう目の前!知って半年のにわかには勿体無いくらいの良席でパフォーマンスを観ることができました。ええ、今回も言います、ぬーぬーカワイイ(笑)
ライブ後半では「アルペジオ」のもう一つのユニット、千早群像役興津和幸さん、織部僧役松本忍さん、橿原杏平役宮下栄治さんの3人による「Blue Steels」も登場。これまでの関連CDで収録された5曲全てを披露してくれました。こちらは非常に分かりやすいヒップホップである意味1コーラス聞けば誰でもリズムに合わせてコールができる間口の広さが魅力。Tridentとは違うパワーで楽しませてくれます。
約3年続いた「アルペジオ」において発表された全ての楽曲を披露、ということで総時間は実に5時間にも及びました。しかし「〇周年」や「初のドーム公演」というような節目ではなく「綺麗に終わりきるためのライブ」というのは今までほとんど経験が無く、それをやりきった姿を間近で観ることができたのは非常な幸運で、最高に充実した時間でした。
いつかまたフッと再会する日もありそうな、そんな爽やかな余韻を残す別れの場。ああ、自分は素敵な場に居合わせることができたのだなと思います。初めてが最後なのもちょっと寂しいのでもう一度会える時があるといいなぁ。
現在実写映画版も公開中の「僕だけがいない街」のアニメが先日最終回に。中盤まではちゃんとチェックしていたもののしばらく観れずにいましたが、休日に最終回まで一気に観ました。
タイムリープを題材にしたSFサスペンスとしても良くできていましたが、終局への持って行き方が巧みで、万感こもったラストシーンは何度も思い返してしまいそうな深い余韻に満ちていました。
また、個人的にこの作品への思い入れを深くしてくれたのが、主人公藤沼悟の設定。私と同じ1977年生まれなのです。悟は3月生まれなので10月生まれの私とは学年が1つ上になりますが、それでも作中端々に描かれている物事の一つ一つに親近感を持って観ていたのも大きいです。
いつかまた最初から観返そう。
こんばんは、小島@監督です。
実写映画の方もその内観に行かなければならないな。
さて、今回の映画は「映画プリキュアオールスターズ みんなで歌う奇跡の魔法!」です。
当初は特に意識していませんでしたが、今月は音楽に因んだネタが続いたので最後も音楽に絡んだ映画をご紹介。え?プリキュア取り上げるのは毎度の事じゃないかって?まぁ良いではないですか(笑)
プリキュアに変身できるようになって日が浅いみらい(声・高橋利依)とリコ(声・堀江由衣)は、プリキュアについて調べるために街に来ていた。そこでみらい達は花見をするために訪れていたはるか(声・島村侑)と出会う。
うっかりリコが魔法を使うところをはるか達に目撃されてしまい何とか取り繕うとするみらいだったが、そこへ突然かつてキュアフローラらプリンセスプリキュア達が浄化したはずのディスピアの襲撃を受ける。
昨年公開の「春のカーニバル」に続き、今回のプリキュアオールスターズもミュージカルをモチーフにしています。ですが、「試み」以上の物になり得ていなかった「春のカーニバル」と比べて今回は作品の質そのものが大幅に向上しています。
まず本格的にミュージカル映画として歌をがっつり物語に組み込めているのが大きいです。作詞家森雪之丞(「ドラゴンボールZ」OP「CHA-LA-HEAD-CHALA」等)氏が作中登場する全楽曲の作詞とミュージカルプロデュースも手掛け、全体を通して1本のミュージカル映画として成立しています。
歌うのはもちろん出演している声優陣なのですが、中にはプリキュアメンバーだけでなくアンサンブルが登場してバックコーラスを担う曲もあり、ディズニー以外のアニメとしてはかなり珍しい画面を見られます。
コレをさらに下支えしているのがゲスト声優たちです。プリキュアたちと敵対する魔女ソルシエールに新妻聖子、その配下トラウーマに山本耕史と、共に「レ・ミゼラブル」等のミュージカルに多数出演した経験を持つ俳優が担い、2人とも数曲作中で披露します。堀江由衣筆頭に水樹奈々や寿美菜子らプリキュアたちを演じる声優陣も歌唱力の高い方が多いですが、この2人のミュージカル俳優としての歌唱力はまた別種の迫力で観る者を引き込みます。
何より圧巻はクライマックス。小六禮次郎(大河ドラマ「功名が辻」等のBGMを手掛けた)の手によるメロディに乗せ新妻聖子のヴォーカルが響き渡るクライマックスはプリキュアたちのダイナミックなアクション作画と相まって非常に熱量の高い画面が展開します。正直ここだけでもお金を払って観るだけの価値はあるレベルです。
さすがに70分という短い尺でミュージカルをやろうというので物語の構図自体はかなり単純にも関わらず少々粗も見受けられますが、映画としての質はなかなか高い作品に仕上がっています。
プリキュアファンの方はもちろん、なかなか面白い画面も頻出する映画なのでアニメファンの方も是非どうぞ。
タイムリープを題材にしたSFサスペンスとしても良くできていましたが、終局への持って行き方が巧みで、万感こもったラストシーンは何度も思い返してしまいそうな深い余韻に満ちていました。
また、個人的にこの作品への思い入れを深くしてくれたのが、主人公藤沼悟の設定。私と同じ1977年生まれなのです。悟は3月生まれなので10月生まれの私とは学年が1つ上になりますが、それでも作中端々に描かれている物事の一つ一つに親近感を持って観ていたのも大きいです。
いつかまた最初から観返そう。
こんばんは、小島@監督です。
実写映画の方もその内観に行かなければならないな。
さて、今回の映画は「映画プリキュアオールスターズ みんなで歌う奇跡の魔法!」です。
当初は特に意識していませんでしたが、今月は音楽に因んだネタが続いたので最後も音楽に絡んだ映画をご紹介。え?プリキュア取り上げるのは毎度の事じゃないかって?まぁ良いではないですか(笑)
プリキュアに変身できるようになって日が浅いみらい(声・高橋利依)とリコ(声・堀江由衣)は、プリキュアについて調べるために街に来ていた。そこでみらい達は花見をするために訪れていたはるか(声・島村侑)と出会う。
うっかりリコが魔法を使うところをはるか達に目撃されてしまい何とか取り繕うとするみらいだったが、そこへ突然かつてキュアフローラらプリンセスプリキュア達が浄化したはずのディスピアの襲撃を受ける。
昨年公開の「春のカーニバル」に続き、今回のプリキュアオールスターズもミュージカルをモチーフにしています。ですが、「試み」以上の物になり得ていなかった「春のカーニバル」と比べて今回は作品の質そのものが大幅に向上しています。
まず本格的にミュージカル映画として歌をがっつり物語に組み込めているのが大きいです。作詞家森雪之丞(「ドラゴンボールZ」OP「CHA-LA-HEAD-CHALA」等)氏が作中登場する全楽曲の作詞とミュージカルプロデュースも手掛け、全体を通して1本のミュージカル映画として成立しています。
歌うのはもちろん出演している声優陣なのですが、中にはプリキュアメンバーだけでなくアンサンブルが登場してバックコーラスを担う曲もあり、ディズニー以外のアニメとしてはかなり珍しい画面を見られます。
コレをさらに下支えしているのがゲスト声優たちです。プリキュアたちと敵対する魔女ソルシエールに新妻聖子、その配下トラウーマに山本耕史と、共に「レ・ミゼラブル」等のミュージカルに多数出演した経験を持つ俳優が担い、2人とも数曲作中で披露します。堀江由衣筆頭に水樹奈々や寿美菜子らプリキュアたちを演じる声優陣も歌唱力の高い方が多いですが、この2人のミュージカル俳優としての歌唱力はまた別種の迫力で観る者を引き込みます。
何より圧巻はクライマックス。小六禮次郎(大河ドラマ「功名が辻」等のBGMを手掛けた)の手によるメロディに乗せ新妻聖子のヴォーカルが響き渡るクライマックスはプリキュアたちのダイナミックなアクション作画と相まって非常に熱量の高い画面が展開します。正直ここだけでもお金を払って観るだけの価値はあるレベルです。
さすがに70分という短い尺でミュージカルをやろうというので物語の構図自体はかなり単純にも関わらず少々粗も見受けられますが、映画としての質はなかなか高い作品に仕上がっています。
プリキュアファンの方はもちろん、なかなか面白い画面も頻出する映画なのでアニメファンの方も是非どうぞ。
世間的には三連休だったりするこの週末、何の罰ゲームなのか私は土日月全て出勤という状況。最近やたら忙しいとは言えどとうとうここまで来たかという感じです。
心身共にギリギリな日々だけどここを乗り切れればアレとかアレとかが待っている…!サバイバれ、俺!命燃やすぜ!
こんばんは、小島@監督です。
アレが何かは一先ず内緒。その内ブログで書く事になるかもしれませんしね(笑)
さて、そんな中で先日かなり強引に仕事をブッちぎり「TOTO JAPAN TOUR2016」名古屋公演を観に行ってきました。一度で良いからライブで聴いてみたいと思っていたところに遂に機会が巡ってきました。数か月前にチケット取った時はまさかこんな修羅場の真っ只中で観に行くことになるとは予想だにしませんでしたが。
海外ロックバンドの中でも頻繁に来日公演を行っていると言っていいTOTO、これで通算16回目のツアーになります。デビューが1978年なのでもうすぐ結成40年。今なおトップを走っているのだからつくづくタフなお爺ちゃんたちです。実は何気にこの名古屋公演が今回のツアーの最終公演だったりします。
ベース担当であったマイク・ポーカロがALSを発症した事をきっかけに2008年に一度は活動休止を決めたTOTOですが、2010年にそのマイク・ポーカロを支援する目的でメンバーが再結集。その後もツアー等の度にベースが変更されはするもののデヴィッド・ペイチ(キーボード・ボーカル)、スティーブ・ルカサー(ギター)、スティーブ・ポーカロ(キーボード・ボーカル)、ジョセフ・ウィリアムズ(ボーカル)の4名は変わらず現在に至ります。
今回のツアーでは、ベースはリーランド・スカラーが担当。「ドラゴンボール」の亀仙人みたいな風貌でベースを自在に操る姿は一目見たら忘れられそうにありません。興味ある方は是非YouTubeなどで検索して見てみてください。かなりインパクトありますよ(笑)
セットリストは昨年リリースされたアルバム「TOTO XIV~聖剣の絆」に収録された「Running out of time」「Holy War」「Bend」等に最早クラシックの域に達しつつあると言っていい名曲「Rosanna」「Africa」などを絡めた全20曲。
曲によってボーカルが変わるのも楽しいですし、間奏でのスティーブ・ルカサーのギターやスティーブ・ポーカロのピアノのダイナミックなアドリブも痺れるほどのカッコよさで気づけば体が勝手にリズムを刻んでしまいます。
何せ超ベテランのバンドなので客層も高めの年齢層の方が多かったりするのですが、そんな人たちがだんだんボルテージ上がっていくのが見えてくるのも結構楽しかったりして(笑)
ところでこのライブでかなり意外でかつ新鮮だったのが「携帯電話及びスマホでの写真・動画撮影可」というレギュレーションです。撮影の際にフラッシュが不可であることとデジカメやタブレットによる撮影、ICレコーダーによる録音が不可、という但し書きはあるものの基本的に自由に撮影ができるライブ、というのがアマチュアバンドのそれ以外ではまずもって経験が無かったので驚きました。こんな機会が来るのならさっさとスマホに機種変更するべきだったかと、ちょっぴり後悔したくらいです。
数年前にBoysⅡMenのライブを観た時は確かアウトだったのでアーティストによって違うのでしょうが、コレはコレでアリだと思いましたね。
唯一無二の確固たる世界観を築き上げたアーティストの極上のパフォーマンスに身を委ねる、そんな時間もたまには無いとね。
それにしても最近音楽ネタばっかり書いてる気がするな(笑)
心身共にギリギリな日々だけどここを乗り切れればアレとかアレとかが待っている…!サバイバれ、俺!命燃やすぜ!
こんばんは、小島@監督です。
アレが何かは一先ず内緒。その内ブログで書く事になるかもしれませんしね(笑)
さて、そんな中で先日かなり強引に仕事をブッちぎり「TOTO JAPAN TOUR2016」名古屋公演を観に行ってきました。一度で良いからライブで聴いてみたいと思っていたところに遂に機会が巡ってきました。数か月前にチケット取った時はまさかこんな修羅場の真っ只中で観に行くことになるとは予想だにしませんでしたが。
海外ロックバンドの中でも頻繁に来日公演を行っていると言っていいTOTO、これで通算16回目のツアーになります。デビューが1978年なのでもうすぐ結成40年。今なおトップを走っているのだからつくづくタフなお爺ちゃんたちです。実は何気にこの名古屋公演が今回のツアーの最終公演だったりします。
ベース担当であったマイク・ポーカロがALSを発症した事をきっかけに2008年に一度は活動休止を決めたTOTOですが、2010年にそのマイク・ポーカロを支援する目的でメンバーが再結集。その後もツアー等の度にベースが変更されはするもののデヴィッド・ペイチ(キーボード・ボーカル)、スティーブ・ルカサー(ギター)、スティーブ・ポーカロ(キーボード・ボーカル)、ジョセフ・ウィリアムズ(ボーカル)の4名は変わらず現在に至ります。
今回のツアーでは、ベースはリーランド・スカラーが担当。「ドラゴンボール」の亀仙人みたいな風貌でベースを自在に操る姿は一目見たら忘れられそうにありません。興味ある方は是非YouTubeなどで検索して見てみてください。かなりインパクトありますよ(笑)
セットリストは昨年リリースされたアルバム「TOTO XIV~聖剣の絆」に収録された「Running out of time」「Holy War」「Bend」等に最早クラシックの域に達しつつあると言っていい名曲「Rosanna」「Africa」などを絡めた全20曲。
曲によってボーカルが変わるのも楽しいですし、間奏でのスティーブ・ルカサーのギターやスティーブ・ポーカロのピアノのダイナミックなアドリブも痺れるほどのカッコよさで気づけば体が勝手にリズムを刻んでしまいます。
何せ超ベテランのバンドなので客層も高めの年齢層の方が多かったりするのですが、そんな人たちがだんだんボルテージ上がっていくのが見えてくるのも結構楽しかったりして(笑)
ところでこのライブでかなり意外でかつ新鮮だったのが「携帯電話及びスマホでの写真・動画撮影可」というレギュレーションです。撮影の際にフラッシュが不可であることとデジカメやタブレットによる撮影、ICレコーダーによる録音が不可、という但し書きはあるものの基本的に自由に撮影ができるライブ、というのがアマチュアバンドのそれ以外ではまずもって経験が無かったので驚きました。こんな機会が来るのならさっさとスマホに機種変更するべきだったかと、ちょっぴり後悔したくらいです。
数年前にBoysⅡMenのライブを観た時は確かアウトだったのでアーティストによって違うのでしょうが、コレはコレでアリだと思いましたね。
唯一無二の確固たる世界観を築き上げたアーティストの極上のパフォーマンスに身を委ねる、そんな時間もたまには無いとね。
それにしても最近音楽ネタばっかり書いてる気がするな(笑)
昨日の歌会に参加された皆さんお疲れさまでした。
今回はほぼ前半で歌会を中座(理由は後述します)したのですが、入った部屋が最初は自分含めて2人!(さすがに事情を聞いた方たちが数名後から部屋を移ってきてくださいました)だったので「今日は4,5曲くらい歌えれば良いかな~」くらいに考えていたら期せずしていつもの歌会分くらいは歌い込めました(笑)
こんばんは、小島@監督です。
しかし中座しないで最後までやれていたら最終的には何曲歌うことになっていたかな…?
さて、昨日は歌会を中座して「THE IDOLM@STER MILLION LIVE 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!!」大阪公演Day2のライブビューイングに行ってきました。
「シンデレラガールズ」から約1年ほど遅れてリリースされた2番目のソーシャルゲームである「ミリオンライブ!」、そのシリーズ3周年を記念するライブツアーで、1月末の名古屋公演を皮切りにこの大阪公演が3か所目、ちょうどツアーの折り返し点に当たります。
ただこの「ミリオンライブ」は私は不思議と縁が浅くて、ライブイベントに参加できたのも先月開催されたツアー仙台公演のライブビューイングが初めて。先月既に観てるのにブログに全く書かなかったのは単にその前日に「ねんどろいど10周年記念ライブ」を観に行ってたからです。さすがにビューイングではどうしても本会場で生で鑑賞できた迫力には敵いませんね(苦笑)
なので、今回は大阪公演というより仙台も含めた2公演を鑑賞しての雑感になります。
「シンデレラガールズ」と「ミリオンライブ」は同じアイマスを冠するタイトルでありながら結構違います。楽曲に対するアプローチにも差があり、それがライブイベントの演出の方向性にも違いを生んでいます。
「シンデレラガールズ」はキャラクターが200人近くもいて声がまだ付いていないキャラも大勢いるということもあり、楽曲はもちろんライブにおいてもキャラクターの個性を強烈に前面に出す方向にセッティングされているようですが、「ミリオンライブ」では最初からキャラクターが全37人(ゲームには春香たち765プロオールスターズも登場し、彼女たちを加えると総勢50人になります)でリリース時に全員の声優が決まっていたため、ライブではキャラクターと声優を等価値に見せる方向で演出されていました。
また、CDをコンスタントに発売すると共に1~2枚リリースするごとに小イベントを開催するというのも大きな特徴で、その甲斐あってかまだ3年ちょっとのタイトルであるにも関わらず、昨日にしろ先月の仙台にしろまだ出演者ほぼ全員のパフォーマンスにある程度の成熟さ、「場馴れ」を感じさせます。
特に昨日の公演では開催場所が大阪ということもあり吉本新喜劇のパロディが幕間に展開されたのですが、これが思いのほかハイレベル。出演者は基本的に声優、つまり役者だからと言えど演じる者も観る者もある程度キャラが定着してないとできない芸当で、「あ、こういうことがもうやれるレベルに達してるのか」と少々感心しました。
楽曲のパフォーマンスもなかなかで、さいたまスーパーアリーナで聴いて以来のジュリア役愛美さんの「流星群」や初めて聴く中では舞浜歩役戸田めぐみさんの「Get my shinin'」や所恵美役藤井ゆきよさんの「フローズン・ワード」など、結構パワフルなヴォーカルを聴かせてくれるナンバーが多く、そこに「Sentimental Venus」のようなポップナンバーを絡めて多彩に展開。
出演者のパフォーマンスのレベル自体が高いので、もう少し曲のジャンルの幅を越えてもいいかなとは思いますが、それはこれからの楽曲展開に期待するとしましょう。
2公演通じて強い印象を残したのは横山奈緒役渡辺優衣さん。出演者の中でも身長が高く手足が長い事もあり、ダンスがよりパワフルで華を感じさせますし、MCもノリと歯切れが良く場をパッと明るくしてくれるのが良いですね。キャラクター自体も大阪弁の賑やかなイメージが楽しいですし、ミリオンにおける我が「担当」枠に急上昇中です(笑)
「ミリオンライブ」も一歩ずつ、アイマスワールドを支える柱の一つとして成長しているのだろうなと、仙台、大阪の2公演を観て感じました。ついでに付き合い長い割りにはアイマスにはまだ知らない、観てないものもいっぱいあるなぁと実感しました(苦笑)
今回の3rdツアーではあと1公演、来月開催される千秋楽の幕張(のライブビューイング)を鑑賞予定。会場が幕張メッセということで、これまでよりもステージレイアウトの自由度も増しますし、どんなライブを見せてくれるのか、楽しみです。
今回はほぼ前半で歌会を中座(理由は後述します)したのですが、入った部屋が最初は自分含めて2人!(さすがに事情を聞いた方たちが数名後から部屋を移ってきてくださいました)だったので「今日は4,5曲くらい歌えれば良いかな~」くらいに考えていたら期せずしていつもの歌会分くらいは歌い込めました(笑)
こんばんは、小島@監督です。
しかし中座しないで最後までやれていたら最終的には何曲歌うことになっていたかな…?
さて、昨日は歌会を中座して「THE IDOLM@STER MILLION LIVE 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!!」大阪公演Day2のライブビューイングに行ってきました。
「シンデレラガールズ」から約1年ほど遅れてリリースされた2番目のソーシャルゲームである「ミリオンライブ!」、そのシリーズ3周年を記念するライブツアーで、1月末の名古屋公演を皮切りにこの大阪公演が3か所目、ちょうどツアーの折り返し点に当たります。
ただこの「ミリオンライブ」は私は不思議と縁が浅くて、ライブイベントに参加できたのも先月開催されたツアー仙台公演のライブビューイングが初めて。先月既に観てるのにブログに全く書かなかったのは単にその前日に「ねんどろいど10周年記念ライブ」を観に行ってたからです。さすがにビューイングではどうしても本会場で生で鑑賞できた迫力には敵いませんね(苦笑)
なので、今回は大阪公演というより仙台も含めた2公演を鑑賞しての雑感になります。
「シンデレラガールズ」と「ミリオンライブ」は同じアイマスを冠するタイトルでありながら結構違います。楽曲に対するアプローチにも差があり、それがライブイベントの演出の方向性にも違いを生んでいます。
「シンデレラガールズ」はキャラクターが200人近くもいて声がまだ付いていないキャラも大勢いるということもあり、楽曲はもちろんライブにおいてもキャラクターの個性を強烈に前面に出す方向にセッティングされているようですが、「ミリオンライブ」では最初からキャラクターが全37人(ゲームには春香たち765プロオールスターズも登場し、彼女たちを加えると総勢50人になります)でリリース時に全員の声優が決まっていたため、ライブではキャラクターと声優を等価値に見せる方向で演出されていました。
また、CDをコンスタントに発売すると共に1~2枚リリースするごとに小イベントを開催するというのも大きな特徴で、その甲斐あってかまだ3年ちょっとのタイトルであるにも関わらず、昨日にしろ先月の仙台にしろまだ出演者ほぼ全員のパフォーマンスにある程度の成熟さ、「場馴れ」を感じさせます。
特に昨日の公演では開催場所が大阪ということもあり吉本新喜劇のパロディが幕間に展開されたのですが、これが思いのほかハイレベル。出演者は基本的に声優、つまり役者だからと言えど演じる者も観る者もある程度キャラが定着してないとできない芸当で、「あ、こういうことがもうやれるレベルに達してるのか」と少々感心しました。
楽曲のパフォーマンスもなかなかで、さいたまスーパーアリーナで聴いて以来のジュリア役愛美さんの「流星群」や初めて聴く中では舞浜歩役戸田めぐみさんの「Get my shinin'」や所恵美役藤井ゆきよさんの「フローズン・ワード」など、結構パワフルなヴォーカルを聴かせてくれるナンバーが多く、そこに「Sentimental Venus」のようなポップナンバーを絡めて多彩に展開。
出演者のパフォーマンスのレベル自体が高いので、もう少し曲のジャンルの幅を越えてもいいかなとは思いますが、それはこれからの楽曲展開に期待するとしましょう。
2公演通じて強い印象を残したのは横山奈緒役渡辺優衣さん。出演者の中でも身長が高く手足が長い事もあり、ダンスがよりパワフルで華を感じさせますし、MCもノリと歯切れが良く場をパッと明るくしてくれるのが良いですね。キャラクター自体も大阪弁の賑やかなイメージが楽しいですし、ミリオンにおける我が「担当」枠に急上昇中です(笑)
「ミリオンライブ」も一歩ずつ、アイマスワールドを支える柱の一つとして成長しているのだろうなと、仙台、大阪の2公演を観て感じました。ついでに付き合い長い割りにはアイマスにはまだ知らない、観てないものもいっぱいあるなぁと実感しました(苦笑)
今回の3rdツアーではあと1公演、来月開催される千秋楽の幕張(のライブビューイング)を鑑賞予定。会場が幕張メッセということで、これまでよりもステージレイアウトの自由度も増しますし、どんなライブを見せてくれるのか、楽しみです。
まいまいさんご結婚おめでとうございます!どうぞ末永くお幸せに!
でもって仮面ライダー好きはどうぞそのままでいてください。ついでにアイマスもよろしくでござる(笑)
こんばんは、小島@監督です。
え?私の方はどうなのって?あっはっはっは(白目)
さて、今回の映画は「ロイヤル・コンセルトヘボウ オーケストラがやってくる」です。
ウィーン・フィル、ベルリン・フィルと並び世界三大オーケストラと称されるオランダの「ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団」。2013年、創立125周年を記念してワールドツアーが組まれた。1年の内に欧州、北米、南米、アフリカ、アジア、オーストラリア各地を巡り公演を行うツアーの中でオーケストラは様々な世界の一面と触れ合う。これは、そんな彼らの旅を綴ったドキュメンタリー。
1888年に創立され、世界屈指のオーケストラと言われるロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の創立125周年記念ツアーに随行し取材を重ねた記録を織り上げたドキュメンタリー映画です。
余談ですがこのツアーでは日本でも東京と川崎で公演が開催され、東京公演では皇太子ご夫妻も鑑賞されています。ただ映画の中では日本は一切登場しませんが(苦笑)
監督は街角や地下鉄構内で演奏する移民の音楽家たちの姿を追った「アンダーグラウンド・オーケストラ」(1997年製作)などでドキュメンタリー作家として高い評価を得ているエディ・ホニグマン。それ故この映画は単なるツアーのメイキング以上の輝きを放つ作品になっています。
パーカッション奏者のちょっぴりユーモラスなエピソードで幕を開けるこの映画は、世界屈指の楽団に所属する音楽家たちのプロフェッショナルな部分と人間臭い部分を巧い具合にすくい上げていきます。中にはショスタコーヴィチの楽曲に対する持論を熱く展開する者もおり「あ~オタクってこうだよね~」ってちょっと思ってしまったり(笑)
ですがこの映画の真骨頂はそこではありません。ホニグマンが音楽家たちと同等以上に取り上げるのは観客たちの姿です。
クラシックを拠り所に生きるアルゼンチンのタクシー運転手が抱える「孤独」、現在も人種問題が水面下で生き続け悪化する治安の中で音楽に希望を見出す南アフリカの少女、マーラーの交響曲に強制収容所で生きた迫害の過去を追想するロシアの老人…そんな公演に足を運んだ観客たちにもスポットを当て、丹念な取材を行っていきます。
コンサートに集った彼らが演奏に耳を傾ける、奏者と観客の人生が交錯する一期一会のエモーションを描出してみせたことで、この映画は単なる記録映画を超えた非常に重厚な作品になりました。
音楽とは、奏者が演奏するだけではない、その旋律に耳を傾ける者がいて初めて「音」は「音楽」になるのだ、ということをこの映画は再認識させてくれます。
各チャプターで使われる選曲もこの映画の主題ともいえる奏者と観客の「繋がり」を実にロジカルかつ濃密に演出します。映画終盤、マーラーの「復活」に乗せて全てが一体化してゆくクライマックスの荘厳さはとても言葉では語り尽せません。
「ロイヤル・コンセルトヘボウ」は音楽が持つ奥深さ、その本質を美しくかつ力強く描き上げた思索的で情熱的な映画です。
良きにつけ悪しきにつけ音楽をダウンロードで楽しむことが普及した結果、よりライブの存在感が増した昨今、「音楽」というものを見つめ直すのにも最適の1本じゃないかと思います。
観ればきっと音楽が聴きたくなる、演奏したくなる。国境を越える音楽の「魂」をぜひ味わってほしいですね。
でもって仮面ライダー好きはどうぞそのままでいてください。ついでにアイマスもよろしくでござる(笑)
こんばんは、小島@監督です。
え?私の方はどうなのって?あっはっはっは(白目)
さて、今回の映画は「ロイヤル・コンセルトヘボウ オーケストラがやってくる」です。
ウィーン・フィル、ベルリン・フィルと並び世界三大オーケストラと称されるオランダの「ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団」。2013年、創立125周年を記念してワールドツアーが組まれた。1年の内に欧州、北米、南米、アフリカ、アジア、オーストラリア各地を巡り公演を行うツアーの中でオーケストラは様々な世界の一面と触れ合う。これは、そんな彼らの旅を綴ったドキュメンタリー。
1888年に創立され、世界屈指のオーケストラと言われるロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の創立125周年記念ツアーに随行し取材を重ねた記録を織り上げたドキュメンタリー映画です。
余談ですがこのツアーでは日本でも東京と川崎で公演が開催され、東京公演では皇太子ご夫妻も鑑賞されています。ただ映画の中では日本は一切登場しませんが(苦笑)
監督は街角や地下鉄構内で演奏する移民の音楽家たちの姿を追った「アンダーグラウンド・オーケストラ」(1997年製作)などでドキュメンタリー作家として高い評価を得ているエディ・ホニグマン。それ故この映画は単なるツアーのメイキング以上の輝きを放つ作品になっています。
パーカッション奏者のちょっぴりユーモラスなエピソードで幕を開けるこの映画は、世界屈指の楽団に所属する音楽家たちのプロフェッショナルな部分と人間臭い部分を巧い具合にすくい上げていきます。中にはショスタコーヴィチの楽曲に対する持論を熱く展開する者もおり「あ~オタクってこうだよね~」ってちょっと思ってしまったり(笑)
ですがこの映画の真骨頂はそこではありません。ホニグマンが音楽家たちと同等以上に取り上げるのは観客たちの姿です。
クラシックを拠り所に生きるアルゼンチンのタクシー運転手が抱える「孤独」、現在も人種問題が水面下で生き続け悪化する治安の中で音楽に希望を見出す南アフリカの少女、マーラーの交響曲に強制収容所で生きた迫害の過去を追想するロシアの老人…そんな公演に足を運んだ観客たちにもスポットを当て、丹念な取材を行っていきます。
コンサートに集った彼らが演奏に耳を傾ける、奏者と観客の人生が交錯する一期一会のエモーションを描出してみせたことで、この映画は単なる記録映画を超えた非常に重厚な作品になりました。
音楽とは、奏者が演奏するだけではない、その旋律に耳を傾ける者がいて初めて「音」は「音楽」になるのだ、ということをこの映画は再認識させてくれます。
各チャプターで使われる選曲もこの映画の主題ともいえる奏者と観客の「繋がり」を実にロジカルかつ濃密に演出します。映画終盤、マーラーの「復活」に乗せて全てが一体化してゆくクライマックスの荘厳さはとても言葉では語り尽せません。
「ロイヤル・コンセルトヘボウ」は音楽が持つ奥深さ、その本質を美しくかつ力強く描き上げた思索的で情熱的な映画です。
良きにつけ悪しきにつけ音楽をダウンロードで楽しむことが普及した結果、よりライブの存在感が増した昨今、「音楽」というものを見つめ直すのにも最適の1本じゃないかと思います。
観ればきっと音楽が聴きたくなる、演奏したくなる。国境を越える音楽の「魂」をぜひ味わってほしいですね。