ちゅうカラぶろぐ


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今年はバレンタインデーが土曜日だったので、普段より4割り増しで縁遠いイベントだと思っていました。
だがしかし、薬局でお姉さんからブラックサンダーを
駅ビルでも駐車券無料にしてくれるインフォメーションセンターのお姉さんが大粒なアポロを
なんと2回もサプライズでチョコレートを貰ってしまいました。
バレンタインなイベントに便乗しただけで、どちらのお姉さんも3時のおやつを俺にくれたんだろうね。
間違いない。
あの潤んだ瞳は、恋する乙女の目だ。


食玩を買ってみました。
自分が少年時代の頃から存在していた、小さなガムに大きな玩具が付属されていて、全て食玩を揃えたくなる奴です。
パッケージに番号が書いあるので、余程のうっかり者でない限りダブったりしません。

プラモデルと同じく枠組みがあるのに、ニッパーが不要な作りになっています。
パーツもかなり精巧に作られており
「とりあえず肩と肘の間接が動くよ。左右の腕の違いは脳内で補正してね。」
と言わんばかりの玩具で遊んでいた我が身からすれば、感動にも似た衝撃が走りました。
メイドイン隣の国なので、カラーリングはアレだったりしますが、それは値段と大人の目線なのでそれ相応。
更には、それぞれ単体でも遊ぶことが出来るので、近年の食玩は随分と進化したものだと感心します。

そして一番の醍醐味は、全てを揃えると合体して大きなロボットになることです。
ガチャガチャの超合金コンバトラーVが一直線に合体するだけでテンション跳ね上がっていたので、この仕様は胸がキュンとなります。

顔、胴体に手足。
全てのパーツを繋いだそこに現れるスーパーロボット

「ロボニャン」

そうです、妖怪ウォッチのアレ。
なんとなく一つだけ買ってみたけど、全部買っちゃった。
格好いいし。

妖怪ウォッチ関連のグッズは、見た時に確保しないと一瞬で売り切れてしまうので、善は急げです。
思い立ったが吉日。
有言実行シスターズ シュシュトリアン。
よく分からないであろうノリでコンプリートしました。

それにしても
最近の食玩高いねー(´・ω・`)
ガムちっちゃいねー(´・ω・`)
マスターグレードのプラモデルにガム一つ付属させて、スーパーの御菓子コーナーに並ぶ日も、そう遠い未来ではなさそうだ。
女の子のフィギュアにチロルチョコの方が売れるか。

ん?先週似たような何かを何処かで見た気が。

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昨日の歌会に参加された皆さん、お疲れ様でした。
バレンタインSPということで、チョコレートの交換が行われました。私は今回「ポケモンチョコパイ オメガルビー・アルファサファイア」を頂きました。64番の方、ありがとー!入れ物の缶が丈夫いのでいろいろ使いでがありそうです!

こんばんは、小島@監督です。
そう言えば昨年のクリスマスSPの時はポケモンのエネコのぬいぐるみでした。もしかしたら同じ方かも。て言うかコレは何の啓示(笑)?遂に私もポケモンに手を出せと?やめて、私はアイマスとプリキュアで手一杯よ!

さて、今回は映画ではなくイベントの話、私とショーグンさん、いつきさんの3人は歌会を中座して昨日開催された「THE IDOLM@STER MOVIE Completion Party」のライブビューイングに行ってきました。
「Completion Party」とは即ち「打ち上げ」、昨年公開された劇場版を締めくくるためのイベントです。正直言って昨年のそれも1月に公開された映画の「打ち上げ」と称するイベントを1年以上も経ってから開催するのはどうなの?という気も無くは無いですが、まあそこはそれ!それだけ愛されてる証拠って事で(笑)!


写真は当日配布された「式次第」、「乾杯」に「祝電披露」まであってなかなか本格的なプログラムです。古参のファンにとっては高木順一郎(演じていたのは故・徳丸完氏)、順二郎の2人が連名表記されているのに胸が熱くなります。
ちなみに本会場ではわざわざ客席に乾杯用のドリンクまで用意されていたとか。
面白いのは「打ち上げ」を前面に打ち出したイベントだけあって、この手のライブイベントで定石のグッズ販売が行われなかったことでしょうか。敢えて興行収益の一翼を担う部分をオミットしてみせた辺りに、主催者の心意気が窺えます。その分赤字が凄そうですが(苦笑)
なお、「祝電披露」はアニメアイマスを監督した錦織敦史氏の手紙と今回のイベントに出演できなかった765プロメンバーのビデオメッセージ上映でした。

出演したキャストの方々は私服での登壇で、また楽曲の披露も全体で3曲と少なめ。プログラムで「余興」と称された部分は、イベント開始前はライブパートだろうと思っていましたが、実際はもっとバラエティに富んでいました。
劇場版製作スタッフも交えてのトークあり、劇場版の内容にちなんだ(かなり難易度の高い)クイズバトルありとこれまでのアイマスイベントからするとかなり異色の内容。あまり他のアニメやゲームのイベントには参加しないので比較対象がほとんど無いのですが、一般的なアニメのイベントってもしかしたらこういうものなのかもしれませんね。
中でも出色はキャスト達による舞台朗読劇でしょう。劇場版の後日譚としてクライマックスのアリーナライブの後、765プロのメンバーとゲスト出演したミリオンスターズのメンバー達が打ち上げパーティーに出席する、と言った内容なんですが、もう5年近くアイマスのライブイベントを観てきたものの、出演者がそのキャラクターをガッチリ演じてる所を観るのは実は初めてで、何か物凄い新鮮で結構ボルテージ上がりました(笑)
出演者の表情が良くクローズアップされるライブビューイングではそれぞれが台本にどのような書き込みをしてるのかもチラッと垣間見えてその辺も新鮮でした。

トーク中心の緩い構成だったり正味3時間弱と最近4時間半~5時間が一般化しつつあるアイマスライブイベントにしては短い上演時間でしたが、実に充実した時間を過ごせた気分です。
先述の朗読劇の終わりにはVTRが上映され、アニメ「アイドルマスター」の軌跡とともに、7月に開催されるライブの第1報が!
遂にドームですよ、ドーム!しかも既に仕事だなんだでスケジュールが埋まりつつある今夏の僅かな空隙にドンピシャ!今こそ自分に忠を尽くす時!10周年、全力で行きますよ!

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携帯電話と共に、いつもiPadを持ち歩いていますが、
会社から帰宅すると、カバンの中にiPadがない!

一瞬変な汗がでるとともに、ここで近代兵器の出番!
すかさずパソコン上から、GPSでiPadの所在を確認します。

まあ、当然と言えば当然ですが、表示された地図によると、
私のiPadは移動していること無く、無事に会社にありました。

しかしながら、目の前で紛失(忘れたとも言う)したものが、
すぐに地図上に表示される様子はまさにドラゴンレーダー。
昔は憧れたこんなシステムも、今は当たり前にあるのですね。



さて、先日はメンバーがドラクエの話で盛り上がっており、
その内容から見ると、最近のドラクエの話はあまりなく、
やはり昔の記憶からの話題が多くありました。

ドラクエの名言(迷言)から、自分の好きな曲の話まで、
懐かしい内容は大変微笑ましく思いました。

偶然のように、最近の私はファイナルファンタジーの曲を、
昔の思い出に浸りながら聴いたりしていたので、
とにかく昔のドラクエやFFがプレイしたくなりました。

私はファミコン創世期からのゲーム大好きっ子(子?)なため、
ゲームの話になるとどうしても、昔の思い出話になりがちです。

そんな私がずっとやりたくてもやっていないのは、
テレビに歴代のゲーム機をズラリと並べての接続です。

ファミコン・スーパーファミコン・64・PCエンジン・メガドライブ、
セガサターン・ドリームキャストPS1・2・3・4などと、
そんなにたくさんは並べられないですが、そこはできるだけ。

特にいちいち配線をつなぎ替える事無くリモコン1つで、
すべてのゲーム機の映像が出力できるようにすることが、
将来の目標となっているのですが、いつになることやら。

では、その野望に向かって進んでいるかと言われると、
別段特にまだ何もしていないのが現状です。

今では、赤白黄のAVケーブルですら絶滅寸前の昨今、
なかかな難しくなってきましたが、ぜひ実現したいと思います。




ちなみに昔、バンダイとAppleが『ピピン』なる本体を出していたが、
今思えば、とんでもないコラボだったりしますよね。

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PGユニコーンガンダム完成\\( •̀ω•́ )/



写真の段階では、スミ入れだけですが、実際はデカール&つや消しまで終わっているので、ホントに完成です。

題名にもありますがホント、デカールは時間がかかり、貼り終えるまで20時間はかかったと思います。

普段なら、全部貼り終えたあとに、余ったデカールを好みな感じで、追加するんですが、今回はフルアーマーパーツ分があるので、基本に忠実だけで終わらせました。
それでもすごい量なんですけどね。


多少、歌会までに時間ができたので、今はフル装備でないにしろ、多少はフルアーマーのパーツを用意しようと、頑張ってます。でもスミ入れまでは届かないかなー?

とりあえず本体は間違いなく15日に展示します。お楽しみに~(゚Д゚)ノ




で、肝心の歌会ですが、次はバレンタインスペシャルという事で、チョコは用意したんですが、今回は買ったものを自分でラッピングするだけに、留まりました。
(買ったヤツは、パッケージ見えてるとこ面白くないんで)

ユニコーンの作業の真っ最中だったんで、あれこれとネタを考える余裕はなく、パパっと決めちゃいました。


まだの人は、お忘れなく!500円程度で大丈夫ですよ(*´ω`*)



個人的な問題は、なんかまた風邪を拗らせたっぽい...(´Д`;)

次回は、聞き手側専門になるかもー


極限dreamerを歌う人は、呼んでくだせぇ(゚Д゚)ノ

艦これ、TVサイズでいいから配信しないかな...(´・ω::.




あと小ネタでお仕事の話ですが、社内ディスプレイコンテストで、『シアトリズム ドラゴンクエスト』が対象になり、目の前でデモ展開をする事に。

3や4の戦闘曲が流れるだけで、テンション上がりますね\\( •̀ω•́ )/

ネタでコメント書こうと思うけど、『ぼうけうのしょはきえてしまいました』という不幸なお知らせか『メラゾーマではないメラだ』という本編にまったく関係セリフだったりと、自分の思考に困ってたりする。
ドラクエは話のネタに困らないけど、6からはほぼやってなかったりする...(´・ω::.

ヒーローズはPS4版でやりたいけど、本体を買うには、自分の中ではタイミングが悪い。

なんだかんだで、本体は大きい買い物なんだなぁと、実感したとさ

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なんとなく手持ちのSDカードの枚数を数えてみたんですよ。

そしたら13枚ありました。
カメラは2台(一度に入る枚数は3枚)しかないのにね。

でも並べてみたら、4ギガ主力→16ギガ主力→128ギガ主力と、手持ちのカメラの性能に合わせて買い足しているのがよくわかるようになっていました。
カメラを趣味にしてから機材は買い足していますし良いものにも変わっているんですが、一番肝心の撮影枚数が増えていない。むしろ最近は減っている… なんて事を確認してしまいました。
そでも、確認した事で自分のいまの状態と、これからやらなきゃいけないことがわかったので、いまの機材で一生懸命なんかを撮ってみようと思い直したしだいです。

こんばんは。そんな事を思って美味しい焼き鳥屋に行ったのに、SDカードを並べて数えたせいで机の上に忘れて、SDの入っていないカメラでむなしく撮影したショーグンです。

帰ってきて、SDカードは入ってなかった事に気づいてめっちゃ悲しかったです。

先日、通勤用自転車のタイヤコウカーン!しました。
いまの通勤用自転車は1年ほど前に買った物で、標準ではオフロードタイヤが装着されていました。もちろん、会社への通勤はオフロードではないので、タイヤはめっちゃ勢い良く磨り減っていき、1年でほとんど山が残っていない状態に。

 正直、1年ごとにタイヤを買い換えるのはめんどくさいので、山の減りにくいフツーのタイヤに替える事に。
行きつけのお店でタイヤを選び、1週間ほどで入荷。
 家に持ち帰って、さっさと交換です。

 数年前にロードバイクを買ってから、自転車の整備はあらかた自分でやるようになりました。タイヤ交換しかり、磨耗部品の交換しかり。
もちろんお店でやってもらうこともできるんですが、自分で手をかけて作業してやると余計に愛着わきますよね。
 今回は通勤用自転車なので、ほぼ毎日の足代わりですし、不具合が遅刻に直結しますからね。自分で作業するのは当然って感じです。



 自転車のタイヤ交換ってやって見ると以外に簡単なんですよね。フレームからタイヤをはずし、空気を抜いて、タイヤをタイヤレバーを使ってはずし、新しいタイヤをつけて、チューブを挟み込まないようにタイヤをもんでやって、空気を入れてやって、フレームに組み付ける。
 1本30分くらいで完成です。で、前輪に続いて、後輪で1時間程度で完成。



 タイヤが変わった事でマウンテンバイクっぽい外観から、なんとなく街乗りのチャラっぽい外見に変わりましたが、タイヤ替えた効果は絶大。
前のタイヤではぜんぜん足りなかった推進力と、コーナーでのグリップ感が十分すぎるほどに。おかげで会社へのタイムも1分ほど短くなり、朝少し余分に寝ていられるようになりましたw

 逆に困った事は、タイヤの交換作業をどこかから見られていたのか、翌日から自転車が狙われるようになった事。
朝になったら後輪がはずされかかっていて、ワイヤーにニッパーの跡とかついてたのでさらに次の日から玄関の中で保管する事にしましたよ。
おかげで帰ってきたときに家に入れるのがめんどくさい…
 ま、朝の1分と帰ってきたときの3分では、明らかに朝の1分のほうが重たいですけどね!

 とにもかくにも自転車乗っている方々た、また自転車を買おうと思っている方々、ロードバイクなど狙われやすくなってますので気をつけてくださいね。

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アニメ化されるライトノベルの作品も多く見掛けますが

・勇者vs魔王
・魔法
・おっぱい

のフラグが無くても人気があるラノベってあるんですかね。
ニンジャ?

自由気ままは時期は100円の価値が低くなっていました。
今では当時の1000円くらいと同じ価値です。
お陰で最近はもっぱら自宅でゲーム三昧。
大好きだったゲームセンターも遠く感じるようになっています。
それでもたまにはゲームセンターに寄ってみたりするのですが、そこで面白そうなゲームを発見しました。

「釣りスピリッツ」

バンダイナムコゲームスから本格的な釣りが体験できるメダルゲーム「釣りスピリッツ」が2012年12月に稼動を開始する!サオ型コントローラー(サオコン)を使って、自分の力で魚を釣り上げる感覚を楽しむことができる。まずはサオコンを振ってウキを投げ入れる。魚が食ってきたら、リールを巻いて魚を引き寄せよう。ステージは3ステージあり、登場する魚は全部で50種類以上!モンスターと呼ばれるような巨大な魚も登場する。必殺技ボタンを押すと、メダルを1枚使って電撃攻撃で魚を弱らせることができ、釣り上げるチャンスを増やすことができる。

コピペ

なんとメダルゲーム。
普段ビデオゲームコーナーとUFOキャッチャーコーナーばかり立ち寄るので、メダルゲームは疎いんですよ。

魚が釣れた時、その魚の種類によってメダルが獲得できる。というものです。
釣竿が3種類から選択でき

・メダル3枚 普通の竿
・メダル5枚 凄い竿
・メダル7枚 もの凄い竿

ここでメダルを消費してウキを投げる。
普通の竿は糸が切れやすく、もの凄い竿は大物でも糸の耐久力が高い設定。
魚が食い付いたら、只管コントローラーのリールを回すだけなので、お子様でも遊べる簡単仕様。
本当の釣りとは違いますが、まぁゲームなんでしょうがないっかな。

魚の種類も「とびだせどうぶつの森」を彷彿とさせるようなラインナップで、実際にプレイした時は、クマノミやハコフグ等がいました。
一定時間で大ボスが現れるみたいで、ボス級の魚にホオジロザメやマンタ、海ガメが釣れました。
どんな頑丈で精巧な釣り針なんだか。

小物は獲得メダルが少なく、ボスは二桁のメダルが獲得できたりします。
じゃあボス待っていればいいんじゃないか?と思ったりもしますが、小物を釣ると必殺技ゲージが貯まります。
必殺技ゲージが貯まれば、メダルを消費しないで必殺技が使えるので
小物で必殺技ゲージを貯めて、ボス級の大物に必殺技を使って釣り上げる。
というのが、このゲームのプレイスタイルなのでしょう。

いかんせんまだ一回しかプレイしていないので、やり込みが足りていない分は想像で補填しております。あしからず。

ビデオゲームは家庭用ハードでプレイできてしまう昨今。
大型筐体は、矢鱈コストパフォーマンスが悪い。
メダルゲームは、メダル転がしてなんぼ。
大体はそんなイメージです。

そんな先入観を拭うゲームに出会えたので、これからはメダルゲームの時代がやってきたのかもしれません。
もっと面白いメダルゲームが沢山出れば、下火なゲームセンターというコンテンツが盛り上がる要素になってくれることを願います。

もっとゲームセンターで浪費しようぜ!

LORD of VERMILION2復活してくれないものか。

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先週突如告知されたキングレコード初のアニソンフェス、「KING SUPER LIVE2015」、水樹奈々や田村ゆかり、宮野真守、angela、陰陽座と言ったメンバーも然る事ながら出演者の中に何と林原めぐみが!
90年代の林原めぐみ全盛期直撃世代としてはさすがにスイッチ入らざるを得ないですよ。何とかしてチケットをゲットしてステージを観に行きたいところ。

こんばんは、小島@監督です。
でも会場がさいたまスーパーアリーナと言えどこれは倍率高そうだな…

さて、今回の映画は「マエストロ!」です。

解散したオーケストラで第1バイオリンを務めていた香坂(松坂桃李)は、しかし次の就職先がなかなか見つからずにいた。そんな中香坂の下にオーケストラ再結成と復活コンサート開催の知らせがもたらされる。
指定された練習場は廃工場、集まったのは楽団員の中でも再就職先が決まらない「負け組」たち。試しに音を合わせてみても音色はとてもプロと呼べるものではない。
そこに現れたのが再結成を企画した天道(西田敏行)だった。経歴も素性も一切不明、指揮棒の代わりに大工道具を振り回し、自分勝手で強引な方法で練習を進めていく。果たしてオーケストラは復活コンサートを成功されられるまでに持って行けるのか!?

破天荒な指揮者のもとで復活を果たそうとする楽団員の奮闘を時にコミカルに時に感動的に描く作品です。原作は「神童」「ピアノの森」など音楽をモチーフにした作品を数多く描いているさそうあきらのコミックで、監督は「毎日かあさん」の小林聖太郎、脚本は「サマーウォーズ」のシナリオを手掛けた奥寺佐渡子が担当しています。

この映画、とにもかくにも西田敏行の怪演が眩いばかりの光を放ちます。小汚い格好で大工道具を振り回し、強引かつ思いつきのような練習方法で楽団員を翻弄していく指揮者天道をものの見事に演じ切ります。指揮演技の指導と監修を佐渡裕が担当しているのですが、素人目にはダブって見えてしまう位に佐渡裕の動きを再現してみせて西田敏行の技量の深さに驚かされます。
他にもこの映画は斎藤暁、濱田マリ、嶋田久作、松重豊と脇役の顔触れも個性的。個性的、というかアクが濃すぎて主役の松坂桃李が少々霞み気味です。別に松坂桃李が大根だとか華が無いとかいうワケではないのですが、これはさすがに相手が悪すぎたと言わざる得ません(苦笑)

物語の方は原作が単行本3巻分と比較的分量が短いこともあってコミック原作の映画化にありがちなぶつ切り感が少ないのがポイントです。ただそれでも個々のキャラクターの掘り下げを俳優の技量と解釈に頼ってしまっている傾向があり、エピソードとしてもう一歩踏み込んだ描写があったらな、と感じられる部分がいくつかあったので、できれば2時間の映画というよりはショートシリーズの連続ドラマとかで観てみたかった気もします。

こまごまと粗が見受けられる作品ではありますが、音楽をモチーフにした映画だけあってBGMも良く、クライマックスのコンサートなどスケールを感じさせる映像が楽しめるシーンもあり、総じて満足度は高い作品です。落ち着いて楽しめる作品を観たい気分の時には適した1本、
興味の方はスクリーンへ足を運んでみて下さい。

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