昨日、声優上田麗奈の1stライブ「Imagination Colors」を配信で鑑賞。。澄んだ歌声と幻想的な世界観を堪能。MCも少なめにし、コロナ禍を受けての開催なので声援も無く拍手のみ。そんなスタイルでしたので穏やかなトーンの楽曲が多いセットリストと共にその世界観への没入度も高くその豊かな表現力を満喫しました。
いずれは一度現地で聴いてみたいですね。
こんばんは、小島@監督です。
このライブだけでブログ書きたい気持ちもありますが今回はそれ以上に書きたいものがあるので本題に移りましょう。
というわけで、今回の映画は「シン・エヴァンゲリオン劇場版」です。
まだ公開直後ですしできるだけネタバレせずに行こうと思いますので今回は粗筋は省略いたします。
2007年に公開された「新劇場版・序」から足掛け14年、遂に4部作が完結です。当初昨年公開の予定でしたがコロナ禍による影響で今年1月に延期。その後緊急事態宣言を受けての再延期を経て今月8日に満を持しての封切りとなりました。
TVシリーズ序盤の展開をほぼ踏襲しながら映像を大幅にスケールアップさせた「序」、全体的には中盤の展開をなぞりながらも「新劇場版」としての特色が明確に前面に出始め、同時に映画としてのダイナミズムも高いレベルに昇華された「破」、物語もその語り口自体も大きく転調し増え過ぎた謎に観客を困惑させた「Q」、それらを受けての「シン・エヴァンゲリオン劇場版」は、まさに完結編と呼ぶに相応しい総決算とも言うべき出来栄えに仕上がっていました。
それはただこの4部作の完結というだけではなく、TVシリーズから続く「新世紀エヴァンゲリオン」という物語そのものに対しての総決算です。「シン・エヴァ」の物語が恐らくそうなることをどこかで予感していた方、私を含めて結構多いのではないでしょうか。でなければ、「決着をつけに行く」なんて気持ちで映画を観に行くなんてことそうそうありません。
155分にわたる長尺の中で語られる終幕に、庵野秀明総監督も自身の持てる全てを総動員して作り上げています。それは例えば「宇宙戦艦ヤマト」や「仮面ライダー」や「ウルトラマン」、「独立愚連隊」に代表される岡本喜八作品、「幕末太陽傳」、「惑星大戦争」や「地球防衛軍」のような特撮映画と言った庵野秀明が影響を受けてきたであろう映像的記憶や、「トップをねらえ!」「ふしぎの海のナディア」「彼氏彼女の事情」「シン・ゴジラ」など庵野秀明が手掛けてきたフィルモグラフィーで培った、またその時間の中で得た経験の全てをこの1本に注ぎ込んでいる、まさに集大成ともいえる映像が展開します。
1995年に放送されたTVシリーズから数えれば、実に26年という時間を経て辿り着いた「シン・エヴァンゲリオン劇場版」、もちろん何時から、あるいはどこから観始めたかで印象も変わるのでしょうが、その醸成された長い「時間」が特異なSFロボットアニメの一つであった「新世紀エヴァンゲリオン」を、いわば「あなたの人生の物語」へと昇華させました。かつてTVシリーズで、あるいは旧劇場版で、何がしかの衝撃を受けた人たちは自分自身が歩いた26年という時間を込めてこの作品を観ることになるのです。
私にとってもこの映画は特別な1本となりそうです。作中ある場面で思いがけず私と亡き父に縁のある場所が登場したのに息を呑みました。シンジが父ゲンドウと最後に向き合おうとするこの物語にあの場所が出てきたことにどこか運命的なものを感じずにはいられません。もしも自分の想いを1本の映画に仮託して父に贈るとするなら私はきっとこの映画を選ぶだろう、なかなか消えない余韻と共にそんなことを考えながら映画館を後にしたその日の夜、葬儀や法事の時にも見なかった父の夢を見ました。ただ他愛もない話をするだけの夢でしたが。
きっと作る方も観る方も相応に歳を重ねた、ということなのでしょう。見えるものも言いたいことをいう言い方もあの頃とは変わってきたのだろうけれど、その時間の経過も決して悪いことではなかった。
完結おめでとう、そしてありがとう。
いずれは一度現地で聴いてみたいですね。
こんばんは、小島@監督です。
このライブだけでブログ書きたい気持ちもありますが今回はそれ以上に書きたいものがあるので本題に移りましょう。
というわけで、今回の映画は「シン・エヴァンゲリオン劇場版」です。
まだ公開直後ですしできるだけネタバレせずに行こうと思いますので今回は粗筋は省略いたします。
2007年に公開された「新劇場版・序」から足掛け14年、遂に4部作が完結です。当初昨年公開の予定でしたがコロナ禍による影響で今年1月に延期。その後緊急事態宣言を受けての再延期を経て今月8日に満を持しての封切りとなりました。
TVシリーズ序盤の展開をほぼ踏襲しながら映像を大幅にスケールアップさせた「序」、全体的には中盤の展開をなぞりながらも「新劇場版」としての特色が明確に前面に出始め、同時に映画としてのダイナミズムも高いレベルに昇華された「破」、物語もその語り口自体も大きく転調し増え過ぎた謎に観客を困惑させた「Q」、それらを受けての「シン・エヴァンゲリオン劇場版」は、まさに完結編と呼ぶに相応しい総決算とも言うべき出来栄えに仕上がっていました。
それはただこの4部作の完結というだけではなく、TVシリーズから続く「新世紀エヴァンゲリオン」という物語そのものに対しての総決算です。「シン・エヴァ」の物語が恐らくそうなることをどこかで予感していた方、私を含めて結構多いのではないでしょうか。でなければ、「決着をつけに行く」なんて気持ちで映画を観に行くなんてことそうそうありません。
155分にわたる長尺の中で語られる終幕に、庵野秀明総監督も自身の持てる全てを総動員して作り上げています。それは例えば「宇宙戦艦ヤマト」や「仮面ライダー」や「ウルトラマン」、「独立愚連隊」に代表される岡本喜八作品、「幕末太陽傳」、「惑星大戦争」や「地球防衛軍」のような特撮映画と言った庵野秀明が影響を受けてきたであろう映像的記憶や、「トップをねらえ!」「ふしぎの海のナディア」「彼氏彼女の事情」「シン・ゴジラ」など庵野秀明が手掛けてきたフィルモグラフィーで培った、またその時間の中で得た経験の全てをこの1本に注ぎ込んでいる、まさに集大成ともいえる映像が展開します。
1995年に放送されたTVシリーズから数えれば、実に26年という時間を経て辿り着いた「シン・エヴァンゲリオン劇場版」、もちろん何時から、あるいはどこから観始めたかで印象も変わるのでしょうが、その醸成された長い「時間」が特異なSFロボットアニメの一つであった「新世紀エヴァンゲリオン」を、いわば「あなたの人生の物語」へと昇華させました。かつてTVシリーズで、あるいは旧劇場版で、何がしかの衝撃を受けた人たちは自分自身が歩いた26年という時間を込めてこの作品を観ることになるのです。
私にとってもこの映画は特別な1本となりそうです。作中ある場面で思いがけず私と亡き父に縁のある場所が登場したのに息を呑みました。シンジが父ゲンドウと最後に向き合おうとするこの物語にあの場所が出てきたことにどこか運命的なものを感じずにはいられません。もしも自分の想いを1本の映画に仮託して父に贈るとするなら私はきっとこの映画を選ぶだろう、なかなか消えない余韻と共にそんなことを考えながら映画館を後にしたその日の夜、葬儀や法事の時にも見なかった父の夢を見ました。ただ他愛もない話をするだけの夢でしたが。
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