昨日開催された「THE IDOLM@STER SHINY COLORS 4thLIVE 空は澄み、今を越えて。」Day2を配信で鑑賞。過去と現在の積み重ねの向こうに未来を仰ぎ見る、そんなリリカルなコンセプトのライブで、時に繊細に時に暴れるような感情の奔流に身を委ねられる充実したステージでした。現地で観れていればそれこそ全身浴でもするかの如くカタルシスに浸れていたことでしょう。アイドルマスターの末っ子シャイニーカラーズも気付けば他のどれとも違う道をちゃんと歩けるようになっていました。その道がどこまで続いているのか、楽しみでなりません。
こんばんは、小島@監督です。
仕事の都合で観れなかったDay1も配信チケットは買ってあるのでこの後アーカイブを堪能することにします。
さて、今回の映画は「シャドウ・イン・クラウド」です。
1943年、ニュージーランド・オークランド空軍基地から飛び立とうとするB-17大型爆撃機「フールズ・エランド号」にモード・ギャレット空軍大尉(クロエ・グレース・モレッツ)が乗り込んできた。上官からの密命を帯びて派遣されたと主張するモードだが、フールズ・エランド号の乗組員たちは爆撃機に女性が乗ることに反発し嘲笑を向け、モードを狭い回転銃座の中に押し込めてしまった。
離陸したフールズ・エランド号は悪天候の中で航行を続け、高度2,500mに達する頃、モードは視界の隅に不気味に動く怪物の姿を捉える。しかし乗組員たちはモードの報告を誰も信じようとしない。じれるモードをあざ笑うかのように怪物は牙をむいて爆撃機に襲い掛かってきた。
最近公開される大作系映画が軒並み2時間どころか2時間半も超え気味で、それはそれで観てて楽しいのですがちょいと胃もたれしかかっていたところに、低予算で登場人物も少なめ、上映時間も83分と短い絶妙にライトな逸品が登場してくれました。
作中で「グレムリン」と呼称される謎のモンスター、名を聞けば多くの方がスティーブン・スピルバーグ製作総指揮、ジョー・ダンテ監督の傑作映画「グレムリン」(1984年)が思い出されるでしょうが、この「シャドウ・イン・クラウド」に登場するのは水を浴びると大量増殖する悪戯妖精ではなく第2次大戦中にイギリス空軍兵たちの間で噂に上った方。原因不明の飛行トラブルに見舞われた兵士たちの間で「故障はグレムリンの仕業だ」と言われていたアレです。目撃例まである話ですが、実際のところは味方である整備兵たちの不手際と責任を回避するためにグレムリンのせいにしたという説が有力で、目撃例についても任務中に極度の緊張状態に陥った兵士の妄想や幻覚だとされています。1983年製作のオムニバス映画「トワイライトゾーン/超次元の体験」の1編「2万フィートの戦慄」ではこのグレムリンのフォークロアをモチーフにした作品が登場し、「シャドウ・イン・クラウド」はこれへのオマージュも感じられる作品になっています。
物語の構成もなかなかユニーク。映画前半、カメラは回転銃座に押し込められたモードに固定され、爆撃機内の様子は機内通信越しに語られる会話のみ。ミソジニー丸出しで無遠慮かつ嘲笑的な会話をモードにぶつけ、更には乗組員たちは「そもそもお前は本当に空軍大尉なのか」とモードの存在そのものに不信感と疑心暗鬼を募らせていきます。
窮屈で動きの無い画面と不審と疑念に満ちた会話劇により募るフラストレーション、これが沸点に到達しようかという頃、グレムリンが襲撃するわ、更には零戦(!)と会敵するわで突如映像から熱量とハッタリが急上昇します。この爆発力は素直に押したい。ここまで秘密を抱えて小さな嘘を重ねるヒロインを抑制された演技で見せていたクロエ・グレース・モレッツはアクションヒロインにシフトチェンジ。ドッグファイトとモンスターバトルが同時進行する戦場で獅子奮迅の活躍を見せ、グレムリンと素手喧嘩(ステゴロ)キメるクライマックスに至りボルテージも最高潮。そうそう、B級映画はこうでなくては(笑)!
誰が見ても振り返りそうな美人なのに異端的なキャラクターを演じてる時こそ輝くクロエ・グレース・モレッツの存在感はこの映画でも際立っていて、彼女のフィルモグラフィーに新たな1ページが刻まれたと言っていいでしょう。
傑作と呼ぶには至らないけれど、ちょっと風変わりな、それでいて楽しい作品。まばゆい大作映画が相次ぐシーズンですが、ふと辺りを見回すとこんな映画が転がっていたりします。何とはなしに観てみるのもまた楽しいですよ。
こんばんは、小島@監督です。
仕事の都合で観れなかったDay1も配信チケットは買ってあるのでこの後アーカイブを堪能することにします。
さて、今回の映画は「シャドウ・イン・クラウド」です。
1943年、ニュージーランド・オークランド空軍基地から飛び立とうとするB-17大型爆撃機「フールズ・エランド号」にモード・ギャレット空軍大尉(クロエ・グレース・モレッツ)が乗り込んできた。上官からの密命を帯びて派遣されたと主張するモードだが、フールズ・エランド号の乗組員たちは爆撃機に女性が乗ることに反発し嘲笑を向け、モードを狭い回転銃座の中に押し込めてしまった。
離陸したフールズ・エランド号は悪天候の中で航行を続け、高度2,500mに達する頃、モードは視界の隅に不気味に動く怪物の姿を捉える。しかし乗組員たちはモードの報告を誰も信じようとしない。じれるモードをあざ笑うかのように怪物は牙をむいて爆撃機に襲い掛かってきた。
最近公開される大作系映画が軒並み2時間どころか2時間半も超え気味で、それはそれで観てて楽しいのですがちょいと胃もたれしかかっていたところに、低予算で登場人物も少なめ、上映時間も83分と短い絶妙にライトな逸品が登場してくれました。
作中で「グレムリン」と呼称される謎のモンスター、名を聞けば多くの方がスティーブン・スピルバーグ製作総指揮、ジョー・ダンテ監督の傑作映画「グレムリン」(1984年)が思い出されるでしょうが、この「シャドウ・イン・クラウド」に登場するのは水を浴びると大量増殖する悪戯妖精ではなく第2次大戦中にイギリス空軍兵たちの間で噂に上った方。原因不明の飛行トラブルに見舞われた兵士たちの間で「故障はグレムリンの仕業だ」と言われていたアレです。目撃例まである話ですが、実際のところは味方である整備兵たちの不手際と責任を回避するためにグレムリンのせいにしたという説が有力で、目撃例についても任務中に極度の緊張状態に陥った兵士の妄想や幻覚だとされています。1983年製作のオムニバス映画「トワイライトゾーン/超次元の体験」の1編「2万フィートの戦慄」ではこのグレムリンのフォークロアをモチーフにした作品が登場し、「シャドウ・イン・クラウド」はこれへのオマージュも感じられる作品になっています。
物語の構成もなかなかユニーク。映画前半、カメラは回転銃座に押し込められたモードに固定され、爆撃機内の様子は機内通信越しに語られる会話のみ。ミソジニー丸出しで無遠慮かつ嘲笑的な会話をモードにぶつけ、更には乗組員たちは「そもそもお前は本当に空軍大尉なのか」とモードの存在そのものに不信感と疑心暗鬼を募らせていきます。
窮屈で動きの無い画面と不審と疑念に満ちた会話劇により募るフラストレーション、これが沸点に到達しようかという頃、グレムリンが襲撃するわ、更には零戦(!)と会敵するわで突如映像から熱量とハッタリが急上昇します。この爆発力は素直に押したい。ここまで秘密を抱えて小さな嘘を重ねるヒロインを抑制された演技で見せていたクロエ・グレース・モレッツはアクションヒロインにシフトチェンジ。ドッグファイトとモンスターバトルが同時進行する戦場で獅子奮迅の活躍を見せ、グレムリンと素手喧嘩(ステゴロ)キメるクライマックスに至りボルテージも最高潮。そうそう、B級映画はこうでなくては(笑)!
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