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ちゅうカラぶろぐ


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約2年半ぶりにライブ遠征してきました。泊りがけの移動も1年以上していないので本当に久しぶり。
 ちょっぴり時間に余裕もあったので府中の東京競馬場に立ち寄ってみたりもして、少々強行軍でしたが満喫してきました。

 こんばんは、小島@監督です。
 ただ日頃デスクワーカーなので歩き詰め&ライブではしゃぎすぎでまだ足に来てますがね(苦笑)

 さて、そんな週末で「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th ANNIVERSARY M@GICAL WONDERLAND!!!」を観てきました。
 「アイドルマスターシンデレラガールズ」10周年を記念するライブツアーを締めくくる最後の2日間。スケジュールの都合で現地で観れたのはDay1だけ(Day2も配信で観てますが)でしたが全力で堪能してきました。
 出演者もコンセプトもオールシークレットで事前情報一切無しという異色づくめのステージは、Day1ではこれまでのライブを彩ってきた楽曲や演出を踏襲して見せるいわば「ライブの総集編」。敢えて全体曲ではなくソロ曲「ミツボシ☆☆★」で始まるステージは、多くの「思い出」を衣裳も当時と同じものを用意して再現、さらにいくつか当時拾いきれなかったものを拾い上げる「+α」のものとして、そこに10年分の経験を乗せて見せに来るので実に「強い」。Day2ではゲームやアニメ、コミックなど各媒体で取り入れられてきた楽曲や趣向などを盛り込んで構成。両日とも衣装の種類も豊富で絢爛なショーアップを続けて来たシンデレラガールズらしい華やかさに満ちていました。今現在ボイスキャストのいないキャラクターもなるたけ画面に登場させようという意識が随所に感じられるのも10周年という節目に相応しい演出。時に新鮮、時に重厚。10年間の集大成を2日間で詰めるだけ詰め込んでみせた印象です。

 とにかく強烈にハイ・ボリュームなライブで2日間で披露された楽曲の数は合計100曲!これを実現するのにMCはその日出演しない声優陣の事前収録による音声のみという極限まで切り詰められた体裁を取っており、4時間オーバーでほとんどインターバルが無い状態。更に出演者の数も尋常ではなく両日合わせて延べ100人以上。もはや数の暴力。両日とも1番最後に登場した人は開演3時間以上経過した後なのでその間どうやって待っていたのだろうかと要らない心配を覚えたくらいです。

 非常に楽しいライブでしたが大きな欠点が一つ。ステージには城を模したセットが設られており、その前面には4本の尖塔が立っていたのですが、これが座席によっては大きな死角を作っていて出演者の立ち位置によっては全く見えなくなる(私がそうだった)のがかなりのマイナス。確かに見栄えの重厚感は良いものの演出に寄与する様な仕掛けが施されているでなくただ屹立するこの尖塔によって、演出意図が伝わらないどころかそもそも見えもしないエリアがステージの中央に近い部分に広範囲に生じているというのは悪手が過ぎて論外です。配信が常態化したとはいえ客席に人を入れているなら、そしてどの座席も同じ金額を取っているなら、そのことをもっとちゃんと意識して欲しかったところですね。出演者のパフォーマンスが素晴らしかっただけに尚更もったいない。

 大きな欠点はあったものの、徹底して10年間の「積み重ね」を見せ切った2日間。私自身もこれだけの「音」を全身に浴びたのは久しぶりという事もあって、翌日に腕とか足に来るくらいには堪能しました。厳かですらあった祝祭の先にこれからシンデレラガールズが何を見せてくれるのか。楽しみは尽きません。

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