忍者ブログ

ちゅうカラぶろぐ


[91]  [92]  [93]  [94]  [95]  [96]  [97]  [98]  [99
昨日のアニカラ魂に参加された皆さん、お疲れ様でした。
特にメインスタッフの皆さんはここまでの準備、本当にお疲れ様です。
KOSデュエットと一部コーナーの協力だけでも結構大変だったというのにイベント全体の準備がどれだけ多忙だったか推して知るべしといった感じです。

こんばんは、小島@監督です。
イベント明けの翌日は心身共に疲弊してグッタリさ。やる気も出ない(苦笑)

さて、今回の会報「ちゅう通」で個人的に特に楽しみだった事が一つありました。まあ予想通りでしょうが、メンバー紹介ページの「自称№1と思う映画は?」の質問です。もう何が出てくるやら楽しみで楽しみで(笑)
もっとアニメ・特撮系が多くなるかなと思ってましたが、結構バラエティに富んでて面白かったです。
昨日何人かの方から聞かれましたが、列記された中で後でググらないといけないほど全く知らなかったのが1割、知ってるけど観たことないのが1割、後8割は皆観た経験があります。
また、同じくらい列記された中からおすすめの映画も聞かれましたが、はっきり言って皆さんが挙げて下さった映画はどれも人生の栄養になること請け合いの鉄板の名作ばかりなので「全部」というのが本音ですね。
もしそれでは回答として不十分なら、複数の方が挙げているタイトルが何本かあるのでその辺りからトライしてみるといいかもです。
え?もっと絞り込め?無理ですよ。だったらトップのかときちさんが挙げた「ロボコップ」から掲載順に攻めてって(笑)

ちなみに私が挙げた「ニューシネマパラダイス」は1989年に公開された田舎町の映画館を舞台に老映写技師と少年の交流を描いたフランス映画。10代半ばにテレビで放送されたのを観てその後の私の映画好きを決定づけた1本です。
音楽が非常に良くて特にテーマ曲は超有名。気になった方はYOUTUBEとかで検索して聴いてみてください。きっと聴き覚えがあるはず。
正直この映画は人生の最後、自分が死ぬ前日にもう一度これを観てから死にたい。


拍手[0回]

PR
銀座の一角にある映画館「シネパトス」が来春閉館するニュースにかなりショック。
とにかくいろんなタイプの映画を公開してくれる映画館で、学生時代ちょいちょい寄ってました。
建物の作りの影響で近くを通る地下鉄の振動や音が響く環境なのもご愛嬌。
近年はなぜかセガールやヴァン・ダムやスナイプスと言ったB級アクション映画をポンポン上映してくれるオヤジ映画の聖地と化していて、正直東京在住者がどれだけ羨ましかったか(苦笑)

こんばんは、小島@監督です。
閉館前に一度立ち寄って何か見よう。できればセガール映画が良い。

さて、今回はセガール映画より遥かに予算規模の大きい(笑)アメコミヒーロー映画、「アメイジングスパイダーマン」です。
世界的に大ヒットしたサム・ライミ版からまだ何年も経っていないのにもうリメイクしようとか、企画にGOサイン出す人達も大概ご無体だなと思ってましたが、出来上がりはサム・ライミ版とは一味違うも風格は勝るとも劣らない一本でした。

新たに作り出された主人公ピーター・パーカーは、気弱に見えてすぐ増長したり調子こいたらすぐ痛い目見たり前シリーズより更にイタい十代全開なキャラで、この人物像がアリかナシかがこの映画を楽しむ一つの境目ですが、これが大丈夫なら130分間最後までだれる事無くヒーローの誕生譚を楽しめるハズです。

大きく異なるのは人物像以上に物語で、この映画には悪人らしい悪人が登場しないのが特徴で、スパイダーマンの敵役として登場するリザードも、理想を追いながらもライバルとのコンプレックスやスポンサーからの重圧に負けて歪んでしまう一人の弱い人間として存在します。
物語上の大きな危機も善意が歪み哀しく交錯した結果生じるものがスパイダーマンを追い詰めていきます。これは規格外の悪意に翻弄され善悪の境界を揺らがされる「ダークナイト」と真逆の作劇方法と言え、近々公開される「ダークナイトライジング」と対比して楽しめそうです。
しかし、窮地に落ちたスパイダーマンを救うのもまた無償の善意。タメと伏線が積み上がり爆発するクライマックスのカタルシスは並々ならぬものがあります。

またこの映画は、もし眼鏡をかけるのが負担でなければ是非3Dで鑑賞していただきたいですね。
スパイダーマンのトリッキーな動きは3Dとの相性が抜群で、豊富なアイディアに裏打ちされたバトルシーンの迫力は、3Dの追加料金を補って余りある興奮を与えてくれます。
3Dに抵抗ある人も取り敢えずこの映画からトライしてみてはいかがでしょうか。

ところでこの映画、すでに続編の製作が決まっているそうですがパーカーを演じたアンドリュー・ガーフィールドは続編演じるころには30歳になってるはずですが、まだ高校生演じさせる気なんだろか?





拍手[0回]

今日はホント暑いっすね。
何か言おうと思ってたけどきれいさっぱり忘れてしまったですよ。

こんばんは、小島@監督です。
しかし、こういう時に食べる冷水にさらした胡瓜の美味いことと言ったら…!!

さて、今回の映画はオタク2人と宇宙人の珍道中を描いた「宇宙人ポール」です。
おや、公開中の映画じゃない?ついにネタ切れか?いえいえ、単にBru-ray発売されたら語ろうと待ってたんですよ。
ある種のオタクには堪らない映画なんでねッ!

アメコミのイベントに参加するためイギリスから訪米したグレアムとクライヴの2人のオタク。せっかくアメリカまで来たんだから名所の数々(ただしUFO関係に限る)を巡ろうとキャンピングカーをレンタルしてレッツゴー!
そしたらエリア51から逃げてきたホンモノの宇宙人・ポールと遭遇!アメリカンカルチャーに染まりきったポールに振り回されながらも、ポールを宇宙へ返そうとオタクの旅が思わぬ形へ方向転換する…!

冒頭数分展開する「未知との遭遇」のコピーを始め全編にわたり暴発するネタの数々が楽しい。というか知らないと多分楽しめない。そういう意味ではとても人を選ぶ映画です。しかも選ばれてもあんまり誇れないような(笑)
けれどエリア51やブラックメールボックスという言葉にロマンを感じてしまったり、「スターウォーズ」や「スタートレック」「エイリアン」「X-FILES」「プレデター」あたりの半数以上にハマった経験のある人にはツボなネタ満載。
ピンチの際にクリンゴン語で合図を交わして機転で躱すといった細かいモノから、スピルバーグが本人役で出演していたり、シガニー・ウィーバーがとんでもない役で登場していたりといった豪快なモノまで種々様々。

演出的な面ではさんざんギャグを飛ばした後に急にシリアスな話になったり言った緩急のつけ方が予想外の情感を生んで、単なるネタの羅列では終わらない巧みさがあります。
直後にかなり下品なネタを持ってきて割と台無しになったりもしますが(笑)

この映画、公開時一人で観てニヤニヤしていたものの、多分一番の楽しみ方は分かるヒトたち数人でBru-ray再生しつつ酒飲みながらグダグダだべりながら見るのが一番なような気がします。
なので分かってくれる人、ソフト持参するので一緒に観ませんか?





拍手[0回]

昨日の歌会に参加された皆さん、お疲れ様でした。
イベント前最後の歌会でしたがガッツリ歌えましたでしょうか?
初参加の方々も楽しんでいただけましたか?
私と同室だったらいさんなかなかの歌唱力で驚きました。私ゃ初参加の時はあんなにうまく歌えなかったですよ。

こんばんは、小島@監督です。
あ、そういや「DISCOTHEQUE」歌ってねぇ!

さて、今回の映画は2008年に放送されたテレビシリーズの続編として制作された「図書館戦争 革命のつばさ」です。
って書いてて気づいたけどもうTV版から4年も経ってんの!?時間の経過って早い…!

同じプロダクションIG制作の「BLOOD-C」も公開中ですが、制作体制を一新した「BLOOD-C」と違い、「図書館戦争」はTV版と同じスタッフが再結集して制作されているため、画面の雰囲気はTV版と変わらず全体の情報量を底上げするような画作りで全編通して崩れの少ない非常に端正な映像を楽しめます。
声優陣の演技も変わらず鉄板。特定のキャラに思い入れのある方は大概満足できるんじゃないでしょうか。
物語の発端となる小説家・当麻蔵人役を演じるゲスト声優のイッセー尾形さんもなかなかの怪演。さすがに他と比べると声が浮いていますが、観ている間に慣れる…はず。

ただ、かなり気になってしまった事として、今作は表現の自由や検閲という問題に深く突っ込み過ぎているように感じました。
表現の自由を巡り「図書隊」と「メディア良化委員会」が戦いを繰り広げる「図書館戦争」の世界は、なかなかユニークな着眼点をしているとは思いますが、良くも悪くも緩いのが特徴で、本気で「表現の自由」なんて命題に足を踏み入れたらその緩さが足枷になるのではとTV版の時から感じていた事が具現化したように感じます。
観ていてあちこちから噴き出す矛盾や歪みがどうも気になってしまいイマイチ話に乗り切れなかった、というのが正直な感想。
もっと「キャラ読み(映画本編中にも出てくる言い回しで、物語の筋立てよりキャラクターの心情を重視して読む方法のことらしい)」に徹することができれば違う楽しみも味わえたのでしょうが。
ただこれは多少なりとも法律をかじった自分だからそう感じてしまう可能性も強く、特にそんな所気にならない人も大多数だと思いますので、むしろそういう人たちにはネットが身近に在る今だからこそ自身も無関係とは言えない「表現の自由」という問題を考えるきっかけになると良いですね。

ちょっと小難しい話にシフトしかけましたが、「図書館戦争」は原作やTVシリーズのファンには映画の存在自体が一つのご褒美ともいえますし、映画になっても一切ブレない笠原や堂上のラブでコメっぷりを是非映画館で堪能してほしいですね(笑)


拍手[0回]

アイマスライブ連戦の代償というべきか、先週火曜日から今週水曜日まで只今9連勤の真っ最中。
でも今も目を閉じれば浅倉杏美さんの「ALRIGHT」やら若林直美さんの「いっぱいいっぱい」やら竜宮小町の「SMOKY THRILL」やら簡単に思い出されるほど余韻が残っているので体力的にはともかくSAN値には全く影響のない自分がいます。

こんばんは、小島@監督です。
あと2日くらいテンションで持ち堪えてやるぜ!

さて、今回の映画は今年5月に他界したカリスマ的美容師の業績を追ったドキュメンタリー映画、「ヴィダル・サスーン」です。
サスーンの名前は日本ではどちらかと言えばヘアケア用品のブランド名として知られているので人名だと知らなかった方も多いのではないでしょうか。私も数年前たまたま知るまでそのクチでした。 そ
れでもパンフレットの表紙にも使われてるこの写真、

この写真をどこかでご覧になった覚えのある方も多いでしょう。この女性の髪をセットしたのがサスーンです。
ちなみにこの写真の右下の男性が若き日のサスーン。
骨格の形を活かした手入れの簡単なヘアスタイルの開発はそれまでの美容の常識を覆し、現在に至るまで美容の世界で多大な影響を及ぼしているそうです。

映画はサスーン氏や親交の深かった人物達へのインタビューを中心に構成したドキュメンタリー映画としては至って正統派の作りなので私のようにただ好奇心だけで観に行く者から本格的にファッションを学ぶ者まで、興味があれば誰でも楽しめる間口の広さがあります。
使用された映像素材もマリー・クヮント(ミニスカートやホット・パンツを考案したデザイナー)との対談あり、サスーンが出演したクイズ番組までありで幅広くなかなか飽きさせません。
何よりインタビューを受けるサスーン氏の80歳(当時)とは思えぬ颯爽とした居住まいと穏やかな瞳で人生を回顧する姿が強い印象を与えます。正直、こんなジジイになりたい。

どの世界にしろ、一時代を築いた者の言葉には相応の重みがあり、また本人が語る映像はその重みに更なる説得力を付加します。美容の世界に興味なんかなくても得られるものはきっとある。
たまには、こんな知的な映画はいかがでしょうか。

拍手[0回]

本気の歌には、人の魂を震わせる力があるんだ。
皆さんこんばんは、小島@監督です。 今回は映画の話から離れこの土日に横浜アリーナで開催されたアイマス7周年ライブのレポートをお送りします。
たぶん結構長くなります、すいません(苦笑)

まずはこの行列を見てください。

これ、開場待ちではなくグッズ販売の待機列です。
ショーグンさんの知人の方が代表として先入りしてこの列に並んで下さったんですが、購入までに要した時間が実に8時間!
もうありがたいやら済まないやら。

ちなみにこれがライブのパンフ。

ちなみにちょうど綴じのある真ん中のページがくぎゅうの紹介ページという俺得仕様。


さて、今回2日間両日参戦という幸運に恵まれましたが席運も悪くなく、初日は報道関係者席の後ろ、2日目に至ってはステージから対角線上の最上段席というある意味レアなポジション。
一番ステージから遠い場所で見え方はこんな感じ。

特に複数での出演者たちがどんなパフォーマンスをしていたかや少なくても8色以上を使いこなすプロデューサー達のサイリウムの色が一変するさまを一望できる上、距離がありすぎて目が合ってるとはとても思えないものの、出演者が良くこちらを見てくれていたので結構いいポジションでした。

ライブ内容について、全曲良すぎて全ての曲について書きたいものの長くなるとかいうレベルじゃないので特に印象に残ったものをいくつかピックアップ。

1.オープニングの「READY!」と「CHANGE!!」
開幕いきなりアニメのOPを連発。これは荒ぶらざるを得ない。

2.我那覇響役・沼倉愛美の「Next Life」
6分半の曲のうち間奏だけで2分を超えるキャラソンとしてはかなり珍しい構成の曲なのですが、メンバー一ダンスが切れる沼倉愛美さんとバンクダンサー達のダンスパフォーマンスが圧巻の一言。ここだけとても声優のイベントじゃない(笑)

3.中盤のメドレー
アイマスの定番曲を15曲畳み掛けるように展開させていくのですが、各曲の頭に出演者たちがそれぞれの役で一言掛け合うのが楽しい。
そして何よりメドレー中に水瀬伊織役・釘宮理恵と高槻やよい役・仁後真耶子が「my song」をデュオ!
この喜びと昂ぶりはとても言葉では言い表せない。
あとここに限らずライブ中ずっとくぎゅうのはしゃぎっぷりが可愛いすぎて堪らんかった。

4.みんなでてってってー
メドレーのちょうど真ん中で「てってってー」の愛称で知られるゲーム中のBGM「TOWN」を会場全体で合唱。
まさかこんなことやる日が来るとは予想外だった上に万単位の人間が「てってってー」とかシュールすぎて凄ぇ面白かった。

5.如月千早役・今井麻美の「約束」
アニメ終盤の名曲の誉れ高いバラード「約束」を今井麻美さんが絶唱。
曲、歌い手の歌唱力、ステージ演出全てがただただ素晴らしいの一言しか思いつかない。
知らない間に涙が流れて止まらなかった。気が付いたら拍手してて、「ブラボー」とか叫んでた。
ファンの多くがそうだったようで、ここでの反応はまさに「スタンディング・オベーション」という言葉がふさわしい。
かつて「東京JAZZ」というイベントでユッスー・ンドゥールがアフリカを讃える歌を歌った時に似たような状況になりましたが、魂が震えるほどの歌声って確かに存在するんだってことを、思い出させてくれました。

この2日間は本当に夢のような時間でアイマスというタイトルに巡り合えた幸福を全身で味わったライブでした。
これで明日からまた戦える!

おまけ・兵どもが夢の跡。これで1日分。
サイリウムの消費量が2日間で10,000円超えましたよ!ワケが分からないよ!

 

来週からは通常営業に戻ります。さて、なんの映画から行こうかな。

拍手[0回]

週末の横浜アリーナ連戦(アイマスLIVE)に向けて只今絶賛準備中。
兵站は戦術の基本なので弾薬(サイリウム)を調達すべくハンズに行って買い揃えたら8,000円近く行きましたよ。

こんばんは、小島@監督です。
あとは現地調達(グッズ販売)のためのコストをどうやり繰りするか、だな…!

さて、今回の映画はホラー界のスーパーアイドル(?)が12年振りにスクリーンにカムバックした「貞子3D」です。
何故か私の周囲に勘違いしてる人が多かったので一応言っておくと、これは1998年に公開された「リング」を3Dバージョンにしてリバイバルしたわけではなく完全な新作です。だから松嶋菜々子とかは出てません。

え~、いきなりぶっちゃけるとこの映画、ホラー映画としては3級品です。
監督の英勉氏は元々「ハンサム・スーツ」などのコメディを中心に撮っていた監督なんですが、どうもホラーとコメディを同じロジックで捉えている節があり、そのこと自体あながち間違いではないものの、そこから一歩踏み込まないと少なからぬホラー映画がコメディと同一視されてる事の答えを見出したに過ぎないのにそこで立ち止まっているので、結果貞子のキャラクターに頼り切った大きなラップ音とCGで驚かすだけの安っぽいアトラクションムービーになってしまっています。

ただ、この辺を承知した上で観ると私のようなダメ映画スキーには結構楽しめる映画だったりします。
まず、意外と俳優が良い。
主演の石原さとみを始め、瀬戸康史(キバ)・山本裕典(サソード)と仮面ライダー経験者に加え、「ヒミズ」で世界的にも評価された染谷将太と実力のある若手達が経験の薄いホラーというジャンルへの挑戦を楽しんで演じていますし、彼らの演技をベテラン・田山涼成が下支えしているのも好感触です。
個人的には女子高の教師を演じる石原さとみが醸すそこはかとないエロスが堪らない(笑)

加えて貞子という強烈なキャラの料理の仕方。
今回湿度感が欠片も感じられないアグレッシヴなアレンジが加えられていますが、割り切ってしまえば終盤の石原さとみとのガチファイト(本当にガチンコ)もそれはそれで楽しめます。

幸いというかこの映画、客入りは上々なようでもしこの興収を元手に続編を制作してくれるようなら、今度はへばりつくような湿度を感じさせる正統派のジャパニーズホラーを作ってほしいところですね。



拍手[0回]

忍者ブログ / [PR]