イランへの攻撃を起点とした中東の異変、ここ数日トップで報道されているのでご存知の方も多いと思います。世界地図が急激な勢いで書き換えられていく様にちょっと追いつける気がしません。しかし大国がしゃにむに覇道を突き進む先に何があると言うのでしょう。
こんばんは、小島@監督です。
それはそれとしてドバイに滞在しているフォーエバーヤングも心配でござる。
さて、今回の映画は「僕の心のヤバイやつ」です。
重度の中二病をこじらせた男子・市川京太郎(声・堀江瞬)、静かな世界を生きる彼の心を騒がせるのはクラスの人気者でモデルとしても活躍している山田杏奈(声・羊宮妃那)だった。図書室でおもむろにお菓子を食べる杏奈の予測不能な言動に戸惑いながら、気づけば京太郎の心は杏奈のことでいっぱいになっていく。一方で杏奈の方も図書室での何気ない日々の中、少しずつ京太郎の存在が気になっていく。
この恋はいったいいつから始まっていたのだろう。
桜井のりおのコミックを原作としてTVアニメが2023年に第1期、翌2024年に第2期が製作・放送された「僕の心のヤバイやつ」。TVアニメのスタッフ・キャストが再結集し、その1期2期を再編集し新作パートを追加した総集編が劇場版として公開されました。枝葉が省かれ主軸が凝縮されたことで京太郎と杏奈、2人の恋の軌跡を追走するような印象の作品です。
ま〜観てるとニヤニヤしてしまいますよ、ええ(笑)
物語冒頭、自己肯定感の低い京太郎はクラスの中で浮いている自分を「殻を作って閉じ籠っている」という姿すら装っています。その痛さ。それは杏奈との関わりの中で少しずつ変化が生じていき世界が広がりと色づきを見せ始めます。そんな京太郎に影響されて杏奈にも変化が現れ始めます。2人がそれぞれに恋心を抱く瞬間とそれを自覚する瞬間に時間のズレがあるのがいかにも思春期にいる者たちらしい。
この心の機微に満ちる独特のリアリティこそがこの作品の最大の味わいで、数々のエピソードでの2人の心の揺らぎを見ていると不思議な懐かしさというか、あの頃自分はああだったなこんなだったなと、とっくの昔に忘れ去って思い出すことも無く錆びついた古い記憶の引き出しが開くような感覚があります。というか私はもう京太郎の4倍近く生きているのにまだ京太郎の気持ちが分かってしまう(苦笑)
2期全25話ある物語を105分に凝縮されるに当たり、主線を鮮明にして構成されているので大変見やすくなっているのが特徴で、反面物語を彩ってきた数々のイベントの多くは僅かなショットで流れて行ってしまうのがちょっぴり残念。ただこれらのショットをあたらよやこはならむらの楽曲が繋いで行くのですがそれらがどれも珠玉。音楽の話をするならば、劇場版としてスクリーンで観ていると劇伴を担った牛尾憲輔の手腕の見事さ、アニメでの貢献度の高さに改めて気付かされます。
これから先、2人には中学の卒業、高校や大学の進学など大きなライフイベントがいくつも待っています。その関係性はいやがおうにも変化させずにはおかないでしょう。そうした中で結局は疎遠になった恋人たちも数限りなくいて、京太郎と杏奈も先々どうなるかは分かりません。でもだからこそ10代前半の時期を生きる2人が今恋を華咲かせているのはとても尊いのです。
原作はまだ続いていて、ここで終わりにはしないでできれば第3期も製作して欲しいところ。もう少し2人の軌跡を見守っていたいですね。
こんばんは、小島@監督です。
それはそれとしてドバイに滞在しているフォーエバーヤングも心配でござる。
さて、今回の映画は「僕の心のヤバイやつ」です。
重度の中二病をこじらせた男子・市川京太郎(声・堀江瞬)、静かな世界を生きる彼の心を騒がせるのはクラスの人気者でモデルとしても活躍している山田杏奈(声・羊宮妃那)だった。図書室でおもむろにお菓子を食べる杏奈の予測不能な言動に戸惑いながら、気づけば京太郎の心は杏奈のことでいっぱいになっていく。一方で杏奈の方も図書室での何気ない日々の中、少しずつ京太郎の存在が気になっていく。
この恋はいったいいつから始まっていたのだろう。
桜井のりおのコミックを原作としてTVアニメが2023年に第1期、翌2024年に第2期が製作・放送された「僕の心のヤバイやつ」。TVアニメのスタッフ・キャストが再結集し、その1期2期を再編集し新作パートを追加した総集編が劇場版として公開されました。枝葉が省かれ主軸が凝縮されたことで京太郎と杏奈、2人の恋の軌跡を追走するような印象の作品です。
ま〜観てるとニヤニヤしてしまいますよ、ええ(笑)
物語冒頭、自己肯定感の低い京太郎はクラスの中で浮いている自分を「殻を作って閉じ籠っている」という姿すら装っています。その痛さ。それは杏奈との関わりの中で少しずつ変化が生じていき世界が広がりと色づきを見せ始めます。そんな京太郎に影響されて杏奈にも変化が現れ始めます。2人がそれぞれに恋心を抱く瞬間とそれを自覚する瞬間に時間のズレがあるのがいかにも思春期にいる者たちらしい。
この心の機微に満ちる独特のリアリティこそがこの作品の最大の味わいで、数々のエピソードでの2人の心の揺らぎを見ていると不思議な懐かしさというか、あの頃自分はああだったなこんなだったなと、とっくの昔に忘れ去って思い出すことも無く錆びついた古い記憶の引き出しが開くような感覚があります。というか私はもう京太郎の4倍近く生きているのにまだ京太郎の気持ちが分かってしまう(苦笑)
2期全25話ある物語を105分に凝縮されるに当たり、主線を鮮明にして構成されているので大変見やすくなっているのが特徴で、反面物語を彩ってきた数々のイベントの多くは僅かなショットで流れて行ってしまうのがちょっぴり残念。ただこれらのショットをあたらよやこはならむらの楽曲が繋いで行くのですがそれらがどれも珠玉。音楽の話をするならば、劇場版としてスクリーンで観ていると劇伴を担った牛尾憲輔の手腕の見事さ、アニメでの貢献度の高さに改めて気付かされます。
これから先、2人には中学の卒業、高校や大学の進学など大きなライフイベントがいくつも待っています。その関係性はいやがおうにも変化させずにはおかないでしょう。そうした中で結局は疎遠になった恋人たちも数限りなくいて、京太郎と杏奈も先々どうなるかは分かりません。でもだからこそ10代前半の時期を生きる2人が今恋を華咲かせているのはとても尊いのです。
原作はまだ続いていて、ここで終わりにはしないでできれば第3期も製作して欲しいところ。もう少し2人の軌跡を見守っていたいですね。
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