本来なら今回のブログは土日に開催されるはずだった「アイドルマスターミリオンライブ11thLIVE」のイベントレポートを書く気満々だったのですが、あろうことか開演まで24時間切っているところで延期という事態に。出演者の複数に新型コロナウイルスの感染が確認されてステージのクオリティが確保できなくなった、というのがその理由で、新型コロナが過去のものになっていないことをつきつけられてしまいました。
しかしその逆境にただへこたれたりしないのがアイマス、特にミリマスP。直前過ぎて今更ホテルや飛行機、新幹線のチケットもキャンセルもできないからと続々と名古屋へ集結し、ライブに合わせて名古屋各地の施設や飲食店で実施されているコラボイベント「でらます」を巡ってコラボ商品を完売させたり、何も無いのを承知で会場に行って同じように集まったPたちと交流したり、あるいはたまたま日程が重なっている小倉唯やオーイシマサヨシのライブに行ったりと力尽くで滞在時間を満喫して行ったようです。
この逞しさがSNSなどでもちょっと評判になっていたようですね。ミリオンライブは止まらねぇぜ。
こんばんは、小島@監督です。
私?私は映画観に行ってました。会場であるAICHI SKY EXPOまで足を運ばなかったことをちょっぴり後悔してます(笑)
さて、今回の映画はそうして観た一本、「風都探偵:仮面ライダースカルの肖像」です。
自身の無くした記憶と向き合おうとするときめ(声・関根明良)の思いに応えるため、左翔太郎(声・細谷佳正)は過去を語り始める。それは翔太郎が「おやっさん」と呼び師と仰いだ男・鳴海荘吉(声・津田健次郎)との出会いと別れの物語であり、相棒フィリップ(声・内山昂輝)といかにして出会い「W」になるに至ったかの物語でもあった。
2009年に放送されてからもう15年になりますが未だ根強い人気を誇る「仮面ライダーW」、2017年には続編となるコミック「風都探偵」の連載が始まり2022年に序盤のエピソードがTVアニメ化されました。今作はそのTVアニメの続編という位置付けですが単にそれだけに留まらない顔を持つ作品に仕上がっています。
物語は2010年公開の映画「オーズ&W feat.スカル」の一編「メッセージforダブル」の後の時点から始まりやがて2009年公開の「W&ディケイド」の一編「ビギンズナイト」へと繋がって行きます。「風都探偵」の劇場版でかつての「仮面ライダーW」の映画2本を結びつけるという趣向がなかなか小憎らしい。
中でも驚きは後半。事実上「ビギンズナイト」をアニメでフルリメイクして語り直す格好になっています。もともとの映画が濃密というより短い時間でぎゅうぎゅうに詰め込むような印象の作品でしたが特に人物描写で足りていない部分を補完し、さらには当時の映画にもコミックにも無いエピソードを追加し、ファンサービス的なところも含めて見事にアップグレードした作品に仕上がっています。
恐らく監督椛島洋介のこだわりではないかと思うのですが、アクションシークエンスがアニメというよりちゃんと特撮っぽく見せているところもポイントで端的に言うと原作である「仮面ライダーW」が好きすぎる人が作っているのが良く分かります。単体で非常に収まりが良いのも嬉しいところでここから「仮面ライダーW」の世界に足を踏み入れても問題の無い敷居の低さがあります。はっきり言ってとても人に薦めやすい。
唯一のウィークポイントと言えば津田健次郎始め声優陣の演技は素晴らしいものの、桐山漣、菅田将暉、吉川晃司らの顔がチラついてしまうことでしょうか。これはさすがにもうどうしようもないところかも。
とは言えこの懐かしい顔に再会できたような気分は悪くない。もう一度「仮面ライダーW」を改めて見直したくなってるのでこれはもうこの映画を作った人たちの勝ちですね。
しかしその逆境にただへこたれたりしないのがアイマス、特にミリマスP。直前過ぎて今更ホテルや飛行機、新幹線のチケットもキャンセルもできないからと続々と名古屋へ集結し、ライブに合わせて名古屋各地の施設や飲食店で実施されているコラボイベント「でらます」を巡ってコラボ商品を完売させたり、何も無いのを承知で会場に行って同じように集まったPたちと交流したり、あるいはたまたま日程が重なっている小倉唯やオーイシマサヨシのライブに行ったりと力尽くで滞在時間を満喫して行ったようです。
この逞しさがSNSなどでもちょっと評判になっていたようですね。ミリオンライブは止まらねぇぜ。
こんばんは、小島@監督です。
私?私は映画観に行ってました。会場であるAICHI SKY EXPOまで足を運ばなかったことをちょっぴり後悔してます(笑)
さて、今回の映画はそうして観た一本、「風都探偵:仮面ライダースカルの肖像」です。
自身の無くした記憶と向き合おうとするときめ(声・関根明良)の思いに応えるため、左翔太郎(声・細谷佳正)は過去を語り始める。それは翔太郎が「おやっさん」と呼び師と仰いだ男・鳴海荘吉(声・津田健次郎)との出会いと別れの物語であり、相棒フィリップ(声・内山昂輝)といかにして出会い「W」になるに至ったかの物語でもあった。
2009年に放送されてからもう15年になりますが未だ根強い人気を誇る「仮面ライダーW」、2017年には続編となるコミック「風都探偵」の連載が始まり2022年に序盤のエピソードがTVアニメ化されました。今作はそのTVアニメの続編という位置付けですが単にそれだけに留まらない顔を持つ作品に仕上がっています。
物語は2010年公開の映画「オーズ&W feat.スカル」の一編「メッセージforダブル」の後の時点から始まりやがて2009年公開の「W&ディケイド」の一編「ビギンズナイト」へと繋がって行きます。「風都探偵」の劇場版でかつての「仮面ライダーW」の映画2本を結びつけるという趣向がなかなか小憎らしい。
中でも驚きは後半。事実上「ビギンズナイト」をアニメでフルリメイクして語り直す格好になっています。もともとの映画が濃密というより短い時間でぎゅうぎゅうに詰め込むような印象の作品でしたが特に人物描写で足りていない部分を補完し、さらには当時の映画にもコミックにも無いエピソードを追加し、ファンサービス的なところも含めて見事にアップグレードした作品に仕上がっています。
恐らく監督椛島洋介のこだわりではないかと思うのですが、アクションシークエンスがアニメというよりちゃんと特撮っぽく見せているところもポイントで端的に言うと原作である「仮面ライダーW」が好きすぎる人が作っているのが良く分かります。単体で非常に収まりが良いのも嬉しいところでここから「仮面ライダーW」の世界に足を踏み入れても問題の無い敷居の低さがあります。はっきり言ってとても人に薦めやすい。
唯一のウィークポイントと言えば津田健次郎始め声優陣の演技は素晴らしいものの、桐山漣、菅田将暉、吉川晃司らの顔がチラついてしまうことでしょうか。これはさすがにもうどうしようもないところかも。
とは言えこの懐かしい顔に再会できたような気分は悪くない。もう一度「仮面ライダーW」を改めて見直したくなってるのでこれはもうこの映画を作った人たちの勝ちですね。
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