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こんばんは、小島@監督です。
とは言えこのブログは変わりません。基本的に毎週月曜日に更新しております。読んで頂ければ幸いです。
さて、今回の映画は「エイリアン:ロムルス」です。
リニューアル一発目からホラーとか何かすいません(笑)
太陽の光も差し込まないウェイランド・ユタニ社の植民惑星の鉱山で働くレイン(ケイリー・スピーニー)は、亡父の形見でもあるアンドロイドのアンディ(デヴィッド・ジョンソン)と暮らしながらこの星を脱出することを夢見ていた。ある日レインは、元カレのタイラー(アーチー・ルチーノ)から衛星軌道上に宇宙ステーションが廃棄されたまま漂っており、そこから冬眠ポッドを盗み出せばこの星から抜け出せると誘われる。会社に書類を勝手に書き換えられ他の惑星への転籍を潰されたレインは誘いに乗った。
仲間たちと共に宇宙ステーション「ロムルス」に乗り込んだレイン。首尾よく冬眠ポッドを見つけ出すことに成功するが、ポッドの燃料を探している最中にエラーが発生し、レインたちは覚醒した凶暴な宇宙生物の襲撃を受ける。
リドリー・スコットとダン・オバノンが生み出したSFホラーの金字塔「エイリアン」、その後はジェームズ・キャメロン、デヴィッド・フィンチャーら様々な監督たちがメガホンを取ることになるこのシリーズは、どの作品も監督の映像作家としての個性が強く出ていて、連続した物語としては一貫性が無いものの作品ごとにガラリと変わるテイストを楽しめる懐の深さがあります。そんな系譜にまたひとり、名乗りを上げた監督が現れました。
今作を手掛けたのは、盲目の老人宅だから容易いと泥棒するために忍び込んだらとんでもない目に遭う青年たちの恐怖を描いた「ドント・ブリーズ」が記憶に新しいフェデ・アルバレス。シリーズの過去作へのリスペクトを存分に込めつつ自身のテイストを入れ込むことも忘れない快作に仕上がっています。
時系列的にはシリーズ第1作と第2作に横たわる空白の57年間に起きた事件という位置付けの今作、実はシリーズの中には同じ設定で描かれた物語が存在します。偶発的にエレン・リプリーのコールドスリープが解除され、エレンが再びゼノモーフの恐怖と向き合うことになる小説版「エイリアン:虚空の影」、エレンの娘アマンダが行方不明の母親を探す中でたどり着いた宇宙ステーションで母が何と戦ったのかを知り、ステーションからの脱出を図るゲーム「エイリアン:アイソレーション」があります。どちらも意識的にクラシックな雰囲気を持つように作られているのが特徴で、特に「アイソレーション」の画面の隅々まで行き渡るこだわりぶりは実に見事。これをフェデ・アルバレス監督が知っていたどうかはわかりませんが、「ロムルス」の方もコンソール系が全てCRTモニターだったりセットや小道具へのこだわりが全編を貫いている上、ゼノモーフやフェイスハガーも敢えてCG主体ではなくアニマトロニクスを活用してクラシックなテイストに拍車をかけています。
セリフやシチュエーションなどにシリーズへのオマージュが散りばめられていてファンにはニヤリとさせられる一方で、主要人物のほとんどが若く無鉄砲な者ばかりというのが今作独自の特徴です。これまでエイリアンシリーズは番外編とも言うべき「エイリアンVSプレデター」を除いて主要人物はほぼ成熟した大人たちで占められており、こうした閉塞した状態を打破すべく果敢に危険へ飛び出して行く、若さ故の勇気と無知無謀が紙一重で共存する若者たちのドラマが展開されたことはこれまで無いため、一見するとオーソドックスなティーンホラーなのですが「エイリアン」でこれが語られること自体が新鮮で上手い具合にミックスアップが効果を発揮しています。
初めは怯えるだけだったレインたちも自身の生存を懸け反撃の可能性を見い出すようになると画面も熱を帯びるようになり、静かなゴシックホラーだった第1作から海兵隊の熱血バトルアクションへとシフトチェンジした第2作へ、見事に橋渡しをしてみせます。
とは言え単純に作品として出来が良く、シリーズにまつわるあれこれを知らなくてもこれ単体で充分楽しめるのが良いですね。むしろこれまで未見の方にシリーズを知ってもらう良い入り口になっていると思います。この作品が登場したことで「エイリアン」はようやく連続したシリーズとして一本線が通ったようにも感じます。公開が終盤に近づきつつありますが、虚空の中で展開する極限のサバイバルをどうぞスクリーンでご堪能ください。
こんばんは、小島@監督です。
とは言えこのブログは変わりません。基本的に毎週月曜日に更新しております。読んで頂ければ幸いです。
さて、今回の映画は「エイリアン:ロムルス」です。
リニューアル一発目からホラーとか何かすいません(笑)
太陽の光も差し込まないウェイランド・ユタニ社の植民惑星の鉱山で働くレイン(ケイリー・スピーニー)は、亡父の形見でもあるアンドロイドのアンディ(デヴィッド・ジョンソン)と暮らしながらこの星を脱出することを夢見ていた。ある日レインは、元カレのタイラー(アーチー・ルチーノ)から衛星軌道上に宇宙ステーションが廃棄されたまま漂っており、そこから冬眠ポッドを盗み出せばこの星から抜け出せると誘われる。会社に書類を勝手に書き換えられ他の惑星への転籍を潰されたレインは誘いに乗った。
仲間たちと共に宇宙ステーション「ロムルス」に乗り込んだレイン。首尾よく冬眠ポッドを見つけ出すことに成功するが、ポッドの燃料を探している最中にエラーが発生し、レインたちは覚醒した凶暴な宇宙生物の襲撃を受ける。
リドリー・スコットとダン・オバノンが生み出したSFホラーの金字塔「エイリアン」、その後はジェームズ・キャメロン、デヴィッド・フィンチャーら様々な監督たちがメガホンを取ることになるこのシリーズは、どの作品も監督の映像作家としての個性が強く出ていて、連続した物語としては一貫性が無いものの作品ごとにガラリと変わるテイストを楽しめる懐の深さがあります。そんな系譜にまたひとり、名乗りを上げた監督が現れました。
今作を手掛けたのは、盲目の老人宅だから容易いと泥棒するために忍び込んだらとんでもない目に遭う青年たちの恐怖を描いた「ドント・ブリーズ」が記憶に新しいフェデ・アルバレス。シリーズの過去作へのリスペクトを存分に込めつつ自身のテイストを入れ込むことも忘れない快作に仕上がっています。
時系列的にはシリーズ第1作と第2作に横たわる空白の57年間に起きた事件という位置付けの今作、実はシリーズの中には同じ設定で描かれた物語が存在します。偶発的にエレン・リプリーのコールドスリープが解除され、エレンが再びゼノモーフの恐怖と向き合うことになる小説版「エイリアン:虚空の影」、エレンの娘アマンダが行方不明の母親を探す中でたどり着いた宇宙ステーションで母が何と戦ったのかを知り、ステーションからの脱出を図るゲーム「エイリアン:アイソレーション」があります。どちらも意識的にクラシックな雰囲気を持つように作られているのが特徴で、特に「アイソレーション」の画面の隅々まで行き渡るこだわりぶりは実に見事。これをフェデ・アルバレス監督が知っていたどうかはわかりませんが、「ロムルス」の方もコンソール系が全てCRTモニターだったりセットや小道具へのこだわりが全編を貫いている上、ゼノモーフやフェイスハガーも敢えてCG主体ではなくアニマトロニクスを活用してクラシックなテイストに拍車をかけています。
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