昨日の歌会に参加された皆さんお疲れ様でした。
あんてばさんが主導になって開催されるハロウィン歌会もこれで3回目。仮装というかコスプレされる方も年々増えてらっしゃるようで、見た目が華やかというか賑やかな会でした。
今回私が入った部屋は期せずしてアイマスPが複数入り(示し合わせたりなんかしてないですよ、ええ)、しかも隣の部屋も同様だったようで隣接する2部屋でアイマス曲が飛び交う状況に。その2部屋を忙しく行ったり来たりしながらペンライトを振るじゃむおさんが実に楽しそうでした(笑)
こんばんは、小島@監督です。
後ほど食事会の場でアイマスライブ絡みでエリーさんがレモンタルトを振る舞ってくださっていたと知りちょっとぐぬぬ。私もご相伴にあずかりたかったー!まぁ中座してライブ観に行ってたんだからしょうがないんですけどね。今日はそのライブの話。
さて、昨日歌会を終盤で中座して「Aimer Hall Tour 2016 ~like a daydream~」名古屋公演を観に行ってきました。
2011年にメジャーデビューして以降「機動戦士ガンダムUC」「甲鉄城のカバネリ」のテーマ曲を始め数々のタイアップ曲を歌ってきたAimer 。デビューしてしばらくはイベントでのゲストとして招かれ歌うことが多かったようですが、一昨年辺りから単独ライブもこなすようになり、現在キャパ2,000人前後のホールを中心に全国10か所を巡るツアーを開催中です。一度生で聴いてみたいとずっと思っていましたが今回ようやくその機会が訪れました。
ライブを鑑賞する楽しみはいろいろありますが、時に「CDを越える歌声に出会える」こともその醍醐味の一つと言えるでしょう。Aimer のパフォーマンスはまさにそれを実感できるライブでした。
豊饒な表現力を湛えながら何処までも伸びやかに、そして柔らかさを備えながら力強い広がりを見せる歌声はCDで聴くそれを軽く凌駕していました。曲によっては椅子に座ってくつろいでいるような姿勢から歌うものもあったのですが、それでもその声量には微塵の揺るぎもなく聴く者を圧倒します。
対照的にMCではトークがあまり得意ではないのか囁くようなウィスパーボイスでしかも溜めるように喋るため、パワフルな歌唱とのギャップがまた妙にツボにハマるというか、何とも不思議な味わいです。
セットリストは最近発売されたアルバム「Daydream」に収録された楽曲を中心に来月リリース予定の新譜「茜さす」(夏目友人帳・伍エンディングテーマ)などを含めて構成。「ガンダムUC」のテーマであった「Re:I am」ももちろんですが、個人的には何故かそれが聴けるとは全く思っていなかった「Brave Shine」(Fate/stay night後期OP)が聴けたのが嬉しかった。
ただ、ゆったりとしたテンポの曲が多かったので、特にライブ中盤のアコースティックアレンジを披露するパートでは溢れ出るα波に段々眠たくなったのは内緒です(笑)
拳を振り上げ叫んだりサイリウム振ってコールしたりするライブももちろん楽しいですし大好きですが、時には穏やかに楽曲に耳を傾けるステージも楽しいもの。しかもそれでいてアニソン成分多めというのがまた素晴らしい(笑)
良い音楽の時間でした。また聴ける機会が出来たら嬉しいなぁ。
あんてばさんが主導になって開催されるハロウィン歌会もこれで3回目。仮装というかコスプレされる方も年々増えてらっしゃるようで、見た目が華やかというか賑やかな会でした。
今回私が入った部屋は期せずしてアイマスPが複数入り(示し合わせたりなんかしてないですよ、ええ)、しかも隣の部屋も同様だったようで隣接する2部屋でアイマス曲が飛び交う状況に。その2部屋を忙しく行ったり来たりしながらペンライトを振るじゃむおさんが実に楽しそうでした(笑)
こんばんは、小島@監督です。
後ほど食事会の場でアイマスライブ絡みでエリーさんがレモンタルトを振る舞ってくださっていたと知りちょっとぐぬぬ。私もご相伴にあずかりたかったー!まぁ中座してライブ観に行ってたんだからしょうがないんですけどね。今日はそのライブの話。
さて、昨日歌会を終盤で中座して「Aimer Hall Tour 2016 ~like a daydream~」名古屋公演を観に行ってきました。
2011年にメジャーデビューして以降「機動戦士ガンダムUC」「甲鉄城のカバネリ」のテーマ曲を始め数々のタイアップ曲を歌ってきたAimer 。デビューしてしばらくはイベントでのゲストとして招かれ歌うことが多かったようですが、一昨年辺りから単独ライブもこなすようになり、現在キャパ2,000人前後のホールを中心に全国10か所を巡るツアーを開催中です。一度生で聴いてみたいとずっと思っていましたが今回ようやくその機会が訪れました。
ライブを鑑賞する楽しみはいろいろありますが、時に「CDを越える歌声に出会える」こともその醍醐味の一つと言えるでしょう。Aimer のパフォーマンスはまさにそれを実感できるライブでした。
豊饒な表現力を湛えながら何処までも伸びやかに、そして柔らかさを備えながら力強い広がりを見せる歌声はCDで聴くそれを軽く凌駕していました。曲によっては椅子に座ってくつろいでいるような姿勢から歌うものもあったのですが、それでもその声量には微塵の揺るぎもなく聴く者を圧倒します。
対照的にMCではトークがあまり得意ではないのか囁くようなウィスパーボイスでしかも溜めるように喋るため、パワフルな歌唱とのギャップがまた妙にツボにハマるというか、何とも不思議な味わいです。
セットリストは最近発売されたアルバム「Daydream」に収録された楽曲を中心に来月リリース予定の新譜「茜さす」(夏目友人帳・伍エンディングテーマ)などを含めて構成。「ガンダムUC」のテーマであった「Re:I am」ももちろんですが、個人的には何故かそれが聴けるとは全く思っていなかった「Brave Shine」(Fate/stay night後期OP)が聴けたのが嬉しかった。
ただ、ゆったりとしたテンポの曲が多かったので、特にライブ中盤のアコースティックアレンジを披露するパートでは溢れ出るα波に段々眠たくなったのは内緒です(笑)
拳を振り上げ叫んだりサイリウム振ってコールしたりするライブももちろん楽しいですし大好きですが、時には穏やかに楽曲に耳を傾けるステージも楽しいもの。しかもそれでいてアニソン成分多めというのがまた素晴らしい(笑)
良い音楽の時間でした。また聴ける機会が出来たら嬉しいなぁ。
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昨日家の用事で半田まで行ってきました。
折角来たのだしと赤レンガ倉庫に立ち寄った時、たまたま「赤レンガマルシェ」という月例イベントの真っ最中で、建物内で様々なワークショップが催されていたほか屋台も結構出店されていました。その屋台の中にコスタリカ・コーヒーを、というかそれのみを供するお店が。
ゲーム「METAL GEAR SOLID PEACE WALKER」でもクローズアップされるコスタリカ・コーヒー。今までちゃんと飲んだことが無かったのでここぞとばかりにトライしました。
驚いたのはその屋台、てっきりオーダーしたらポットからすぐに注がれるものと思っていたら、わざわざ豆を挽いて淹れてくれる!店主(?)と喋りながら待つこと数分。淹れられたコーヒーの美味い事!ビターチョコ的な香りの中に微かにダークチェリーのようなフレーバー。口に含むと後味にほんのり甘さが感じられて絶妙な味わいでした。
こんなにちゃんと淹れてくれるのに1杯400円という値段にも驚きました。手間から考えると安い!ちゃんと元取れてましたか店主!?
こんばんは、小島@監督です。
スネークやパスが楽しんだのもこんな香りだったんだろうか?そんな想像するのも楽しいですね。
さて、今回の映画は「聲の形」です。
ガキ大将だった石田将也(声・入野自由、松岡茉優(幼少期))は、転校生の西宮硝子(声・早見沙織)の耳が聞こえないことを知り、遊び半分で硝子をいじめる毎日を送っていた。
しかし、それが原因で起きたある事件がきっかけで、一転して今度は将也がいじめの対象となってしまう。やがて硝子も再び転校してしまい、孤立した将也は心を閉ざしてしまう。
数年後、高校生となった将也は相変わらず周囲から孤立していた。自己嫌悪から自殺すら図ろうとした将也はしかしその前に一度硝子の元を訪ねようとするが…
「映画けいおん!」(2011年)や「たまこラブストーリー」(2013年)を手掛けた山田尚子監督の最新作にして京都アニメーションの新作でもあるこの映画は、幼いが故に取り返しのつかない罪を犯した少年が、己の罪と「生きる」事に真摯に向き合っていく物語です。
連日ヒットが報じられる「君の名は。」の過熱気味のムーブメントの後塵を拝す印象を受けがちですが、負けず劣らず、いや人によってはこちらの方が遥かに強くその心に残り続けるであろう傑作です。
障害を抱えた少女をいじめることから始まるこの物語、締め付けられるように苦しくなってくる、観る者を揺さぶってくる映画です。
ましてこの作品は、誰かを傷つけたなら後々必ずそれが自分に返ってきます。それ故登場人物のほぼ全てが何がしかの罪を背負って生きています。ヒロインの硝子ですら、決して純真無垢な存在ではありません。まともに声を発せられぬその裡で渦巻くような感情を抱えて生きているのです。
登場人物の中で将也と硝子を起点にした罪過の連鎖に外れているのは将也を「やーしょー」と呼び真っ直ぐな友情を向ける永束(声・小野賢章)くらいですが、彼は彼なりに強いコンプレックスを抱えている人物でしょう。
小学生と高校生、2つの時期を描き出したことで見えてくるのは、登場人物たちの心の成長です。自分勝手で自己保身しかできなかった少年少女たちは、少しだけ相手の気持ちを考えられるようになっています。しかしそうであるが故にまた新たな葛藤を生み、それが成長した登場人物たちの間に軋轢と衝突をもたらします。
登場人物の感情のひだを丁寧にすくうこの作品を極めて優れた物語に押し上げたのは、ひとえにこれが「ヒロインがろうあでなくても成立している」点に尽きます。幼い個々人の認識の中で「異物」と判断した者達への攻撃から始まる物語は、紡がれるエピソード、描かれる心情一つ一つが「こんな経験をした、こんな感情を抱いたことは無いですか?」と問われているかのような生々しさを孕んでいます。
手話のシーンを始め、繊細な演技を要求されるファクターが多いこの映画で、その全てに対して作画も声優陣の演技も水準以上の力を発揮して応えます。特に硝子役早見沙織の演技は現時点の彼女のキャリアの中で最高のものではないかとすら思えます。
スコアはもちろんその音量さえも繊細に設計され将也と硝子に寄り添うBGMも見事の一言で、「音」が重要な意味を持つ作品らしく音響面でも作品を支えます。オープニングに「ただ俺の世代について語ってるんだ」と何度も歌うザ・フーの「my generation」を象徴的に使っているのも印象深いです。
不器用に、傷だらけになりながら、それでもひたすら真摯に罪と人に向き合い続ける将也。最後に訪れるある種の「救い」は、この映画を観た者の心にきっと消えない「輝き」をもたらしてくれる事でしょう。
普遍的な物語ゆえ、誰の心にも訴えられるものを持ったこの映画、今年を代表する映画の一つと言って良いでしょう。苦しくても向き合ってみるだけの価値のある作品です。まだの方は、是非ご覧になってみてください。
折角来たのだしと赤レンガ倉庫に立ち寄った時、たまたま「赤レンガマルシェ」という月例イベントの真っ最中で、建物内で様々なワークショップが催されていたほか屋台も結構出店されていました。その屋台の中にコスタリカ・コーヒーを、というかそれのみを供するお店が。
ゲーム「METAL GEAR SOLID PEACE WALKER」でもクローズアップされるコスタリカ・コーヒー。今までちゃんと飲んだことが無かったのでここぞとばかりにトライしました。
驚いたのはその屋台、てっきりオーダーしたらポットからすぐに注がれるものと思っていたら、わざわざ豆を挽いて淹れてくれる!店主(?)と喋りながら待つこと数分。淹れられたコーヒーの美味い事!ビターチョコ的な香りの中に微かにダークチェリーのようなフレーバー。口に含むと後味にほんのり甘さが感じられて絶妙な味わいでした。
こんなにちゃんと淹れてくれるのに1杯400円という値段にも驚きました。手間から考えると安い!ちゃんと元取れてましたか店主!?
こんばんは、小島@監督です。
スネークやパスが楽しんだのもこんな香りだったんだろうか?そんな想像するのも楽しいですね。
さて、今回の映画は「聲の形」です。
ガキ大将だった石田将也(声・入野自由、松岡茉優(幼少期))は、転校生の西宮硝子(声・早見沙織)の耳が聞こえないことを知り、遊び半分で硝子をいじめる毎日を送っていた。
しかし、それが原因で起きたある事件がきっかけで、一転して今度は将也がいじめの対象となってしまう。やがて硝子も再び転校してしまい、孤立した将也は心を閉ざしてしまう。
数年後、高校生となった将也は相変わらず周囲から孤立していた。自己嫌悪から自殺すら図ろうとした将也はしかしその前に一度硝子の元を訪ねようとするが…
「映画けいおん!」(2011年)や「たまこラブストーリー」(2013年)を手掛けた山田尚子監督の最新作にして京都アニメーションの新作でもあるこの映画は、幼いが故に取り返しのつかない罪を犯した少年が、己の罪と「生きる」事に真摯に向き合っていく物語です。
連日ヒットが報じられる「君の名は。」の過熱気味のムーブメントの後塵を拝す印象を受けがちですが、負けず劣らず、いや人によってはこちらの方が遥かに強くその心に残り続けるであろう傑作です。
障害を抱えた少女をいじめることから始まるこの物語、締め付けられるように苦しくなってくる、観る者を揺さぶってくる映画です。
ましてこの作品は、誰かを傷つけたなら後々必ずそれが自分に返ってきます。それ故登場人物のほぼ全てが何がしかの罪を背負って生きています。ヒロインの硝子ですら、決して純真無垢な存在ではありません。まともに声を発せられぬその裡で渦巻くような感情を抱えて生きているのです。
登場人物の中で将也と硝子を起点にした罪過の連鎖に外れているのは将也を「やーしょー」と呼び真っ直ぐな友情を向ける永束(声・小野賢章)くらいですが、彼は彼なりに強いコンプレックスを抱えている人物でしょう。
小学生と高校生、2つの時期を描き出したことで見えてくるのは、登場人物たちの心の成長です。自分勝手で自己保身しかできなかった少年少女たちは、少しだけ相手の気持ちを考えられるようになっています。しかしそうであるが故にまた新たな葛藤を生み、それが成長した登場人物たちの間に軋轢と衝突をもたらします。
登場人物の感情のひだを丁寧にすくうこの作品を極めて優れた物語に押し上げたのは、ひとえにこれが「ヒロインがろうあでなくても成立している」点に尽きます。幼い個々人の認識の中で「異物」と判断した者達への攻撃から始まる物語は、紡がれるエピソード、描かれる心情一つ一つが「こんな経験をした、こんな感情を抱いたことは無いですか?」と問われているかのような生々しさを孕んでいます。
手話のシーンを始め、繊細な演技を要求されるファクターが多いこの映画で、その全てに対して作画も声優陣の演技も水準以上の力を発揮して応えます。特に硝子役早見沙織の演技は現時点の彼女のキャリアの中で最高のものではないかとすら思えます。
スコアはもちろんその音量さえも繊細に設計され将也と硝子に寄り添うBGMも見事の一言で、「音」が重要な意味を持つ作品らしく音響面でも作品を支えます。オープニングに「ただ俺の世代について語ってるんだ」と何度も歌うザ・フーの「my generation」を象徴的に使っているのも印象深いです。
不器用に、傷だらけになりながら、それでもひたすら真摯に罪と人に向き合い続ける将也。最後に訪れるある種の「救い」は、この映画を観た者の心にきっと消えない「輝き」をもたらしてくれる事でしょう。
普遍的な物語ゆえ、誰の心にも訴えられるものを持ったこの映画、今年を代表する映画の一つと言って良いでしょう。苦しくても向き合ってみるだけの価値のある作品です。まだの方は、是非ご覧になってみてください。
こんばんは、小島@監督です。
今日は何だか長くなってしまいそうなので前振り無しで即座に本題に入ります。
さて、この土日にさいたまスーパーアリーナで開催された「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 4thLIVE TriCastle Story」のライブビューイングに行ってきました。
先月の神戸に引き続き開催された今回の2Daysは、出演者が発表された時点で話題になり、チケット争奪戦は今までで最も熾烈なことに。
その初日、「Brand New Castle」と題されたそのステージは、出演者は24人(サプライズゲストも含めると26人)の出演者の大半が初登場か初登場から1年以内で、しかも「シンデレラガールズ」というタイトルの中核をなす人物が1人も登場しない、という非常にチャレンジングな布陣で展開されました。
開幕時、最近声優が決定した3人のキャラクターのナレーションで始まったライブは、出演者全員が違う衣装(ゲーム中イラストで各キャラが着ている衣装)を着ている、という1曲目のイントロから驚かせてくる趣向が楽しい。観客にとって馴染みの薄い人物が多く出演するため、シルエットでパッと分かってもらえるようにした、という事なのかもしれませんがそれでも20人以上が様々な色彩の衣装に身を包んで並ぶ様は壮観です。
参考までに1人。二宮飛鳥役の青木志貴さん。決して完コスレイヤーではありません。この方が「中の人」です。髪型どころか色まで再現してみせたこの方は最も極端な例ですが、全員かなりゲームキャラを意識したビジュアルしていました。
この趣向は2日目も踏襲され、強烈な個性の競演を楽しむデレマスらしい、見た目から楽しい演出でした。
1日目のステージははキャラを印象付けたいお披露目的な意味合いを持つものも多かったためか、かなり感情の起伏の激しいセットリストをしていました。中でも印象的なのは大槻唯役山下七海さんの「Radio Happy」、明るく前向きなノリのクラブチューンをバックダンサーも交えた楽し気なパフォーマンスに観客を包み込んでいく様が見事でした。
反面MCなどではどうしても芯の不在を感じざるを得ない瞬間もあり、輿水幸子役竹達彩奈、市原仁奈役久野美咲のサプライズ登場も含め、バラードの少ないセットリストと言い攻撃的すぎるくらいに「絶対に観客の昂揚感を冷まさせない」ようにしていたのはやはり作品の核となる人物を不在にしていたからでしょうか。
明けて2日目は、「346Catsle」と題し武内駿輔氏の開幕の挨拶で始まりました。昨年放送したTVシリーズでの「シンデレラ・プロジェクト」の全員が登場したほか、TVシリーズで重要なポジションを担った人物で出演者が構成されました。異色づくめの初日と違い2日目は正統派かと思いきや、2日目も2部構成を取る異色のセットリスト。
今回は「やりたかったことをいかに多くやりきるか」に焦点を当てていたように思います。
2部構成の前半はTVアニメの劇中ユニットが次々と登場し劇中曲を歌ってくれたほか、演出にもアニメを意識したものが用いられ、特に前半の最後を飾る「夢色ハーモニー」とそこから始まる映像クリップはTVシリーズのエピローグのようにも見え、TVシリーズ終了後の昨年11月に開催された3rdライブでも実現できなかったことを片っ端からやりきったこの前半は、まるで「忘れ物を届けに来た」ように思えました。
個人的にはこの前半部にTriad Primsの「Trancing Palse」、さらにサプライズで登場した高垣楓役早見沙織さんの「こいかぜ」、さらに川島瑞樹役東山奈央まで登場しての「Nocturne」が立て続く流れに感情のメーターが振り切れ良い感じにボロ泣き。棒立ちで涙流しながらスクリーンを見つめるダメ大人してました。
後半は「Future Castle」とタイトルも変え、直近でリリース、あるいはゲームで配信されたばかりの楽曲を9曲連続で駆け抜けるアスリート的構成。そりゃ本会場でなくてもヘロヘロになるってもんです。ライブ終了後は1日目以上に消耗している自分がいました。用意したウルトラオレンジのサイリウムも全部使いきったしね!
2日間通しての特徴として、アイマスの中で今最も演出がゴージャスなデレマスのダイナミックなショーアップをこれでもかと満喫できたのもあります。
特に初日の出演者やバックダンサーのパフォーマンスに加え、LEDスクリーンの演出とレーザー光線や照明のライティングが渾然となって観客のボルテージを最高潮に導いた「Hotel Moonside」、2日目の出演者のパフォーマンスとスクリーン映像を見事にリンクさせ数分間キュートなミュージカルを展開した「おかしな国のおかし屋さん」は映像作品としても一級品で、いずれ発売されるだろうとは思いますが、Blu-rayが発売された折にはアイマスに興味の無い方にも観ていただきたいくらいでした。
いや~現地で観られなかったのだけが残念でしたがホントにこの2日間は最高に楽しかった!
いよいよデレマスももうすぐ5周年。既にいろいろ発表もされましたが、ここからさらに何を仕掛けてくるのか、楽しみです!
今日は何だか長くなってしまいそうなので前振り無しで即座に本題に入ります。
さて、この土日にさいたまスーパーアリーナで開催された「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 4thLIVE TriCastle Story」のライブビューイングに行ってきました。
先月の神戸に引き続き開催された今回の2Daysは、出演者が発表された時点で話題になり、チケット争奪戦は今までで最も熾烈なことに。
その初日、「Brand New Castle」と題されたそのステージは、出演者は24人(サプライズゲストも含めると26人)の出演者の大半が初登場か初登場から1年以内で、しかも「シンデレラガールズ」というタイトルの中核をなす人物が1人も登場しない、という非常にチャレンジングな布陣で展開されました。
開幕時、最近声優が決定した3人のキャラクターのナレーションで始まったライブは、出演者全員が違う衣装(ゲーム中イラストで各キャラが着ている衣装)を着ている、という1曲目のイントロから驚かせてくる趣向が楽しい。観客にとって馴染みの薄い人物が多く出演するため、シルエットでパッと分かってもらえるようにした、という事なのかもしれませんがそれでも20人以上が様々な色彩の衣装に身を包んで並ぶ様は壮観です。
参考までに1人。二宮飛鳥役の青木志貴さん。決して完コスレイヤーではありません。この方が「中の人」です。髪型どころか色まで再現してみせたこの方は最も極端な例ですが、全員かなりゲームキャラを意識したビジュアルしていました。
この趣向は2日目も踏襲され、強烈な個性の競演を楽しむデレマスらしい、見た目から楽しい演出でした。
1日目のステージははキャラを印象付けたいお披露目的な意味合いを持つものも多かったためか、かなり感情の起伏の激しいセットリストをしていました。中でも印象的なのは大槻唯役山下七海さんの「Radio Happy」、明るく前向きなノリのクラブチューンをバックダンサーも交えた楽し気なパフォーマンスに観客を包み込んでいく様が見事でした。
反面MCなどではどうしても芯の不在を感じざるを得ない瞬間もあり、輿水幸子役竹達彩奈、市原仁奈役久野美咲のサプライズ登場も含め、バラードの少ないセットリストと言い攻撃的すぎるくらいに「絶対に観客の昂揚感を冷まさせない」ようにしていたのはやはり作品の核となる人物を不在にしていたからでしょうか。
明けて2日目は、「346Catsle」と題し武内駿輔氏の開幕の挨拶で始まりました。昨年放送したTVシリーズでの「シンデレラ・プロジェクト」の全員が登場したほか、TVシリーズで重要なポジションを担った人物で出演者が構成されました。異色づくめの初日と違い2日目は正統派かと思いきや、2日目も2部構成を取る異色のセットリスト。
今回は「やりたかったことをいかに多くやりきるか」に焦点を当てていたように思います。
2部構成の前半はTVアニメの劇中ユニットが次々と登場し劇中曲を歌ってくれたほか、演出にもアニメを意識したものが用いられ、特に前半の最後を飾る「夢色ハーモニー」とそこから始まる映像クリップはTVシリーズのエピローグのようにも見え、TVシリーズ終了後の昨年11月に開催された3rdライブでも実現できなかったことを片っ端からやりきったこの前半は、まるで「忘れ物を届けに来た」ように思えました。
個人的にはこの前半部にTriad Primsの「Trancing Palse」、さらにサプライズで登場した高垣楓役早見沙織さんの「こいかぜ」、さらに川島瑞樹役東山奈央まで登場しての「Nocturne」が立て続く流れに感情のメーターが振り切れ良い感じにボロ泣き。棒立ちで涙流しながらスクリーンを見つめるダメ大人してました。
後半は「Future Castle」とタイトルも変え、直近でリリース、あるいはゲームで配信されたばかりの楽曲を9曲連続で駆け抜けるアスリート的構成。そりゃ本会場でなくてもヘロヘロになるってもんです。ライブ終了後は1日目以上に消耗している自分がいました。用意したウルトラオレンジのサイリウムも全部使いきったしね!
2日間通しての特徴として、アイマスの中で今最も演出がゴージャスなデレマスのダイナミックなショーアップをこれでもかと満喫できたのもあります。
特に初日の出演者やバックダンサーのパフォーマンスに加え、LEDスクリーンの演出とレーザー光線や照明のライティングが渾然となって観客のボルテージを最高潮に導いた「Hotel Moonside」、2日目の出演者のパフォーマンスとスクリーン映像を見事にリンクさせ数分間キュートなミュージカルを展開した「おかしな国のおかし屋さん」は映像作品としても一級品で、いずれ発売されるだろうとは思いますが、Blu-rayが発売された折にはアイマスに興味の無い方にも観ていただきたいくらいでした。
いや~現地で観られなかったのだけが残念でしたがホントにこの2日間は最高に楽しかった!
いよいよデレマスももうすぐ5周年。既にいろいろ発表もされましたが、ここからさらに何を仕掛けてくるのか、楽しみです!
職場での仕事の中には当番制でローテーションで回ってくるものがあり、月2回ほどそれがあってその日は必然的に2時間くらいの残業となるワケですが、先月台風16号が来た日、その当番だったものの交通機関に影響が出始めていたので別の人と日程を入れ替わってもらいその日は早上がりさせてもらいました。
で、その入れ替えた日に今度は台風18号が!幸い直撃は避けられたのでそのまま当番業務をこなして帰りましたが、何この引きの強さ!?何万分の一の確率よ!?そういうのはイー〇ラスのチケット争奪戦で発揮しておくれでないかな!?
こんばんは、小島@監督です。
当日と次の日は職場で良い感じにネタにされました。まぁそりゃそうなりますわ(笑)
さて、今回の映画は「高慢と偏見とゾンビ」です。
19世紀イギリス。噛まれて感染するとゾンビとなる「疫病」が蔓延していた。
ロンドンの北のどかな片田舎であるハートフォードシャーに暮らすベネット家の5人姉妹は、ゾンビの警戒を怠らずカンフーの技に磨きをかけていたが、母親は今後の生活の安定のために娘たちを早く金持ちの男へと結婚させたがっていた。
そんな折、空き家となっていた屋敷に裕福な独身男性のミスター・ビングリー(ダグラス・ブース)が引っ越してきた。村で開かれたパーティーでビングリーはベネット家の長女ジェイン(ベラ・ヒースコート)に一目惚れする。
一方勝気な次女エリザベス(リリー・ジェームズ)は、ビングリーの友人で資産家のミスター・ダーシー(サム・ライリー)と出会うが、その高慢な態度に腹を立てことあるごとに反発するようになる。
女流作家ジェイン・オースティンが1813年に発表し、当時のイギリスの結婚事情や社会背景を巧みに織り込みながら、誤解と偏見ですれ違う(早い話がツンデレ同士の)男女の恋愛模様を描き、サマセット・モームや夏目漱石も絶賛した恋愛小説の金字塔「高慢と偏見」、そこにあろうことかゾンビ要素をぶち込んだセス・グレアム=スミスの手によるパロディ小説を映画化した作品です。
もうタイトルからしてズルいので映画になる前から着目していて既に原作小説も読了済みですが、ま~良く映画にしたなコレ(笑)
当初はナタリー・ポートマンがヒロインのエリザベスを演じる予定でしたが色々とあったようでポートマンは製作総指揮へと回り、エリザベス役は「シンデレラ」(2015年)で主演を務めたリリー・ジェームズが抜擢されました。
この物語の大きな特徴は「物語の基本的な流れは原典である「高慢と偏見」そのまま」である点です。ダンスの代わりに回し蹴り食らわせて更にゾンビ頭をストンプして潰そうと基本は「高慢と偏見」です。刺繡の代わりにフルコンタクト空手で組手していようが基本は「高慢と偏見」です。口より拳で語るような痴話喧嘩をしていても基本は「高慢と偏見」です。
この桁違いの「圧倒的な違和感」こそがこの映画最大の武器です。
こういう作品で重要な事として、「演じてる俳優陣は皆大真面目」という点も軽々クリアしています。主演のリリー・ジェームズを始め、サム・ライリー、ベラ・ヒースコート、ダグラス・ブース、チャールズ・ダンスら若手もベテランも皆いい演技しています。大真面目だからこそ、この映画は優れたコメディーとして成立しています。
ノーブルなドレスとカンフーアクションの融合がビジュアル的にも非常に映えるためアクション映画としてもなかなかの冴えを見せています。
俳優陣が豪華な割にほどほどに大作感が薄いのもむしろプラス。
ホラー要素の強調のためか、ところどころサウンドエフェクトの音が大きすぎるシーンがあり、せっかくなら音響面でも文学映画的側面を強調してもっとエレガントにしてほしかった気がしなくもないですが、この程度は些細な瑕疵というべきでしょう。他には無い独特な味わいのエンターテインメントとしては一級品です。
原典を知っていた方がより楽しめるのは間違い無いでしょうが、そうでなくてもこのユニークにして強烈なインパクトを放つこの映画は充分に楽しめる逸品です。普段はホラーを敬遠する方にもお薦めしたい。是非、翻るスカートから放たれるエレガントでスパルタンな一撃を堪能してみてください。
で、その入れ替えた日に今度は台風18号が!幸い直撃は避けられたのでそのまま当番業務をこなして帰りましたが、何この引きの強さ!?何万分の一の確率よ!?そういうのはイー〇ラスのチケット争奪戦で発揮しておくれでないかな!?
こんばんは、小島@監督です。
当日と次の日は職場で良い感じにネタにされました。まぁそりゃそうなりますわ(笑)
さて、今回の映画は「高慢と偏見とゾンビ」です。
19世紀イギリス。噛まれて感染するとゾンビとなる「疫病」が蔓延していた。
ロンドンの北のどかな片田舎であるハートフォードシャーに暮らすベネット家の5人姉妹は、ゾンビの警戒を怠らずカンフーの技に磨きをかけていたが、母親は今後の生活の安定のために娘たちを早く金持ちの男へと結婚させたがっていた。
そんな折、空き家となっていた屋敷に裕福な独身男性のミスター・ビングリー(ダグラス・ブース)が引っ越してきた。村で開かれたパーティーでビングリーはベネット家の長女ジェイン(ベラ・ヒースコート)に一目惚れする。
一方勝気な次女エリザベス(リリー・ジェームズ)は、ビングリーの友人で資産家のミスター・ダーシー(サム・ライリー)と出会うが、その高慢な態度に腹を立てことあるごとに反発するようになる。
女流作家ジェイン・オースティンが1813年に発表し、当時のイギリスの結婚事情や社会背景を巧みに織り込みながら、誤解と偏見ですれ違う(早い話がツンデレ同士の)男女の恋愛模様を描き、サマセット・モームや夏目漱石も絶賛した恋愛小説の金字塔「高慢と偏見」、そこにあろうことかゾンビ要素をぶち込んだセス・グレアム=スミスの手によるパロディ小説を映画化した作品です。
もうタイトルからしてズルいので映画になる前から着目していて既に原作小説も読了済みですが、ま~良く映画にしたなコレ(笑)
当初はナタリー・ポートマンがヒロインのエリザベスを演じる予定でしたが色々とあったようでポートマンは製作総指揮へと回り、エリザベス役は「シンデレラ」(2015年)で主演を務めたリリー・ジェームズが抜擢されました。
この物語の大きな特徴は「物語の基本的な流れは原典である「高慢と偏見」そのまま」である点です。ダンスの代わりに回し蹴り食らわせて更にゾンビ頭をストンプして潰そうと基本は「高慢と偏見」です。刺繡の代わりにフルコンタクト空手で組手していようが基本は「高慢と偏見」です。口より拳で語るような痴話喧嘩をしていても基本は「高慢と偏見」です。
この桁違いの「圧倒的な違和感」こそがこの映画最大の武器です。
こういう作品で重要な事として、「演じてる俳優陣は皆大真面目」という点も軽々クリアしています。主演のリリー・ジェームズを始め、サム・ライリー、ベラ・ヒースコート、ダグラス・ブース、チャールズ・ダンスら若手もベテランも皆いい演技しています。大真面目だからこそ、この映画は優れたコメディーとして成立しています。
ノーブルなドレスとカンフーアクションの融合がビジュアル的にも非常に映えるためアクション映画としてもなかなかの冴えを見せています。
俳優陣が豪華な割にほどほどに大作感が薄いのもむしろプラス。
ホラー要素の強調のためか、ところどころサウンドエフェクトの音が大きすぎるシーンがあり、せっかくなら音響面でも文学映画的側面を強調してもっとエレガントにしてほしかった気がしなくもないですが、この程度は些細な瑕疵というべきでしょう。他には無い独特な味わいのエンターテインメントとしては一級品です。
原典を知っていた方がより楽しめるのは間違い無いでしょうが、そうでなくてもこのユニークにして強烈なインパクトを放つこの映画は充分に楽しめる逸品です。普段はホラーを敬遠する方にもお薦めしたい。是非、翻るスカートから放たれるエレガントでスパルタンな一撃を堪能してみてください。
昨日の歌会に参加された皆さん、お疲れ様でした。
私は今回、何となくそうしたい気分だったので「ひとり聖闘士星矢祭り」してました。普段1タイトルに拘った選曲しないのでたまにやると結構楽しいです。乗っかってくれた同室のみんな、ありがとー!
先週緊急で買った眼鏡も間に合ったしね!あれが私の新生眼鏡(ニューグラス)!今までが丸だったので今回はスクエアなデザインの物にしてみました。どうだったでしょうか?
こんばんは、小島@監督です。
じゃんけん大会ではパウチパッケージングされた韓国のお酒を頂きました。ハングルは全く読めないのでどんなものかその場では分かりませんでしたが、後で調べてみたらロッテグループの1つ、ロッテ七星飲料が発売している焼酎ベースのカクテル(ゆず味)のようです。日本でも有名な韓国焼酎「鏡月」の製造元が韓国ロッテなので、その本国向けの商品の1バリエーションみたいですね。炭酸で割って飲んでみるのが良さそう。
さて、今回の映画は「スーサイド・スクワッド」です。
度重なる人智を越えた脅威。人類はそれに立ち向かうための新たな戦力確保が急務とされた。
政府高官の一人であるアマンダ・ウォラー(ヴィオラ・デイヴィス)は極秘裏にある「プロジェクト」を進行していた。それは死刑や終身刑に処された凶悪犯のみで編成された特殊部隊の結成。
世界最高の狙撃スキルを持つデッドショット(ウィル・スミス)やジョーカー(ジャレッド・レト)を愛する狂気の女性ハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)など、癖のあり過ぎる面々が危険な現場での戦いを強いられることになる。
DCコミックが放つ新たなヒーロー映画、それはヴィランだけで結成された特殊部隊の活躍を描きます。見た目からしてアレな人たちがいろいろと派手にドンパチします。
こう書いてしまうとだいぶ身も蓋も無いのですが、でもほぼそんな映画です。
近年新作が公開するたびに大ヒットを収めている「マーベル・シネマティック・ユニバース」への対抗心でもあるのか、「マン・オブ・スティール」(2013年)と「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」(2016年)と地続きの物語になっており(また今後も何作品か控えているという点でも)、先にこの2作品を観ているとより理解しやすい構成になっています。
この映画の大きな特徴は兎にも角にもキャッチーでエキセントリックなキャラクターが次々と登場する点にあります。見た目からヘンテコな者も多いのでキャラの区別がつかないということがまずありません。特にマーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインなどはえらいカワイイです。
他にエミネムやAC/DC、クイーン、アニマルズ、ブラック・サバスなどジャンルを超えた数々の名曲が作品内の至る所で使われ物語を盛り上げます。この選曲の見事さはある意味でこの映画最大のポイントで、このためにこの映画を観る価値もあると言っていいレベルです。
反面このキャラの多さは同時に短所でもあります。
ある程度「画」を観ていれば物語を理解できるようになっているとはいえ「触れておかねばならない要素」が多すぎ、結果ほとんどのエピソードに掘り下げが足りないため、全体的に軽い口当たりの作品になってしまっています。特にあるキャラクターに絡んで「あるヒーロー」が全く何の説明も無く突然(しかもちょっとだけ)登場するというのは、一見さんには割と厳しめのDC映画と言えどさすがに飛ばし過ぎで、こういう詰めの甘さがこの作品の評価を下げる一因になっていますね。
あと個人的にはもうちょっとアクションシークエンスにバラエティー持たせて欲しかったかな~というのもありますね。
DC映画は金字塔ともいうべき「ダークナイト」三部作以降、良くも悪くも縛られている部分があり、特に今作ではそこから脱却しようとする「足掻き」のようなものも感じられます。
「軽い」と書きましたが、見方を変えれば気張らずに楽しめるということでもあり、ふらっと映画館に立ち寄って2時間楽しむにはちょうどいい作品ともいえるでしょう。無論アメコミヒーローファンにとってはこの後に公開待機している「ワンダーウーマン」「バットマン」へと連なる作品ですし、何だかんだ言ってもチェックしておいて然るべき作品だと思いますよ。
私は今回、何となくそうしたい気分だったので「ひとり聖闘士星矢祭り」してました。普段1タイトルに拘った選曲しないのでたまにやると結構楽しいです。乗っかってくれた同室のみんな、ありがとー!
先週緊急で買った眼鏡も間に合ったしね!あれが私の新生眼鏡(ニューグラス)!今までが丸だったので今回はスクエアなデザインの物にしてみました。どうだったでしょうか?
こんばんは、小島@監督です。
じゃんけん大会ではパウチパッケージングされた韓国のお酒を頂きました。ハングルは全く読めないのでどんなものかその場では分かりませんでしたが、後で調べてみたらロッテグループの1つ、ロッテ七星飲料が発売している焼酎ベースのカクテル(ゆず味)のようです。日本でも有名な韓国焼酎「鏡月」の製造元が韓国ロッテなので、その本国向けの商品の1バリエーションみたいですね。炭酸で割って飲んでみるのが良さそう。
さて、今回の映画は「スーサイド・スクワッド」です。
度重なる人智を越えた脅威。人類はそれに立ち向かうための新たな戦力確保が急務とされた。
政府高官の一人であるアマンダ・ウォラー(ヴィオラ・デイヴィス)は極秘裏にある「プロジェクト」を進行していた。それは死刑や終身刑に処された凶悪犯のみで編成された特殊部隊の結成。
世界最高の狙撃スキルを持つデッドショット(ウィル・スミス)やジョーカー(ジャレッド・レト)を愛する狂気の女性ハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)など、癖のあり過ぎる面々が危険な現場での戦いを強いられることになる。
DCコミックが放つ新たなヒーロー映画、それはヴィランだけで結成された特殊部隊の活躍を描きます。見た目からしてアレな人たちがいろいろと派手にドンパチします。
こう書いてしまうとだいぶ身も蓋も無いのですが、でもほぼそんな映画です。
近年新作が公開するたびに大ヒットを収めている「マーベル・シネマティック・ユニバース」への対抗心でもあるのか、「マン・オブ・スティール」(2013年)と「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」(2016年)と地続きの物語になっており(また今後も何作品か控えているという点でも)、先にこの2作品を観ているとより理解しやすい構成になっています。
この映画の大きな特徴は兎にも角にもキャッチーでエキセントリックなキャラクターが次々と登場する点にあります。見た目からヘンテコな者も多いのでキャラの区別がつかないということがまずありません。特にマーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインなどはえらいカワイイです。
他にエミネムやAC/DC、クイーン、アニマルズ、ブラック・サバスなどジャンルを超えた数々の名曲が作品内の至る所で使われ物語を盛り上げます。この選曲の見事さはある意味でこの映画最大のポイントで、このためにこの映画を観る価値もあると言っていいレベルです。
反面このキャラの多さは同時に短所でもあります。
ある程度「画」を観ていれば物語を理解できるようになっているとはいえ「触れておかねばならない要素」が多すぎ、結果ほとんどのエピソードに掘り下げが足りないため、全体的に軽い口当たりの作品になってしまっています。特にあるキャラクターに絡んで「あるヒーロー」が全く何の説明も無く突然(しかもちょっとだけ)登場するというのは、一見さんには割と厳しめのDC映画と言えどさすがに飛ばし過ぎで、こういう詰めの甘さがこの作品の評価を下げる一因になっていますね。
あと個人的にはもうちょっとアクションシークエンスにバラエティー持たせて欲しかったかな~というのもありますね。
DC映画は金字塔ともいうべき「ダークナイト」三部作以降、良くも悪くも縛られている部分があり、特に今作ではそこから脱却しようとする「足掻き」のようなものも感じられます。
「軽い」と書きましたが、見方を変えれば気張らずに楽しめるということでもあり、ふらっと映画館に立ち寄って2時間楽しむにはちょうどいい作品ともいえるでしょう。無論アメコミヒーローファンにとってはこの後に公開待機している「ワンダーウーマン」「バットマン」へと連なる作品ですし、何だかんだ言ってもチェックしておいて然るべき作品だと思いますよ。
歌会に参加される方の中には私が掛けている丸眼鏡をご記憶の方もいらっしゃるかと思います。私も気に入ってるフレームだったのですが、先日それが壊れてしまいました。
私の顔に虫が飛び込んでくる
↓
慌てて手で払った弾みで眼鏡が落ちる
↓
踏む
という悪夢のピタゴラスイッチ的3連コンボがキレイに決まり、見事にA・B・C3つのパーツにセパレート。その瞬間はまさに「orz」の格好で大地に膝をついておりました。今は予備の眼鏡を使っていますが、コレが微妙に度が合ってないのがなお辛いです。
奇跡的にレンズが無事だったため眼鏡屋に駆け込んで診てもらったら「修理は可能」ということで早速依頼。とは言え1か月近く時間を要するとのことで新たに1本購入しました。と言ってもコレも受け取りまでに1週間くらいかかる話なのでしばらくは度の合わない予備での生活です。
こんばんは、小島@監督です。
間に合えば日曜の歌会には新しいフレームで参加できるはず。しかし予期せぬタイミングでえらい出費だ。しばらくは節制しないと。
さて、そんな眼鏡壊れてダウナーな気持ちを抱えた状態で神戸まで遠征してきました。目的は甲子園球場で開催された「NANA MIZUKI LIVE PARK 2016」です。
水樹奈々、遂に念願の甲子園球場ライブ!そりゃもう行かなきゃコレは!と週半ばの平日という調整しづらい日程をゴリ押しで調整付けて行ってきました。
オープニング曲は「アオイイロ」。夢や恋に一途な少女の心情をポップに描くナンバー。キラキラした曲ですがコレを1曲目に持ってくるとは少々意外でした。
その後「Naked Soldier」「SCARLET KNIGHT」「POP MASTER」などの定番曲や普段ライブでは滅多にやらない(私も初めて聴いた)「Summer Sweet」などの曲を織り交ぜながら展開。
幕間のショートムービーですみぺこと上坂すみれが特別出演しているサプライズがあったり、恐竜をモチーフにしたデザインのトロッコ(?)を使ってグラウンドを巡回したり会場を大きく使うスタイルも相変わらずで、実は今回取ったチケットの席番がスタンド最上段のかなり隅っこという悪い位置だったのですが、それでも結構楽しめました。
開催地が甲子園球場ということもあり、ライブ中には「7」曲目にジェット風船飛ばしたり(入場時に観客全員に配られた)、アンコールには水樹奈々がサックスで「六甲おろし」を演奏するという一幕も。相変わらずエンターテインメントに貪欲な人です。
ライブ当日は生憎の空模様で、ライブ前から開幕後しばらくも雨が降り続くという状況。やがて雨も上がってこのまま最後まで行ってくれるかと思ったライブ終盤、天候が激変。時間雨量50㎜前後というゲリラ豪雨が!雨具の準備は怠らなかったのですが、それでも全身ずぶ濡れ。
でも面白いもので、ずぶ濡れになったらなったで何か変なスイッチ入ってえらいテンションが上がります。眼鏡壊れてダウナーになってた気持ちすらブッ飛んでしまうほどでした。
ライブ中には年末に新アルバムがリリースされること(収録曲の1曲「Stand Up!!」を先んじて披露してくれるというサプライズも)や年明けから7年ぶりとなる冬ツアーが開催されることが告知されました。
いろいろ都合がつかずしばらくなーなライブから離れていて久しぶりの鑑賞でしたがやっぱり楽しいです。来年のツアー、初日がなんと名古屋・ガイシホール!行きやすい場所だ!これは名古屋公演是非とも参戦しないと!
私の顔に虫が飛び込んでくる
↓
慌てて手で払った弾みで眼鏡が落ちる
↓
踏む
という悪夢のピタゴラスイッチ的3連コンボがキレイに決まり、見事にA・B・C3つのパーツにセパレート。その瞬間はまさに「orz」の格好で大地に膝をついておりました。今は予備の眼鏡を使っていますが、コレが微妙に度が合ってないのがなお辛いです。
奇跡的にレンズが無事だったため眼鏡屋に駆け込んで診てもらったら「修理は可能」ということで早速依頼。とは言え1か月近く時間を要するとのことで新たに1本購入しました。と言ってもコレも受け取りまでに1週間くらいかかる話なのでしばらくは度の合わない予備での生活です。
こんばんは、小島@監督です。
間に合えば日曜の歌会には新しいフレームで参加できるはず。しかし予期せぬタイミングでえらい出費だ。しばらくは節制しないと。
さて、そんな眼鏡壊れてダウナーな気持ちを抱えた状態で神戸まで遠征してきました。目的は甲子園球場で開催された「NANA MIZUKI LIVE PARK 2016」です。
水樹奈々、遂に念願の甲子園球場ライブ!そりゃもう行かなきゃコレは!と週半ばの平日という調整しづらい日程をゴリ押しで調整付けて行ってきました。
オープニング曲は「アオイイロ」。夢や恋に一途な少女の心情をポップに描くナンバー。キラキラした曲ですがコレを1曲目に持ってくるとは少々意外でした。
その後「Naked Soldier」「SCARLET KNIGHT」「POP MASTER」などの定番曲や普段ライブでは滅多にやらない(私も初めて聴いた)「Summer Sweet」などの曲を織り交ぜながら展開。
幕間のショートムービーですみぺこと上坂すみれが特別出演しているサプライズがあったり、恐竜をモチーフにしたデザインのトロッコ(?)を使ってグラウンドを巡回したり会場を大きく使うスタイルも相変わらずで、実は今回取ったチケットの席番がスタンド最上段のかなり隅っこという悪い位置だったのですが、それでも結構楽しめました。
開催地が甲子園球場ということもあり、ライブ中には「7」曲目にジェット風船飛ばしたり(入場時に観客全員に配られた)、アンコールには水樹奈々がサックスで「六甲おろし」を演奏するという一幕も。相変わらずエンターテインメントに貪欲な人です。
ライブ当日は生憎の空模様で、ライブ前から開幕後しばらくも雨が降り続くという状況。やがて雨も上がってこのまま最後まで行ってくれるかと思ったライブ終盤、天候が激変。時間雨量50㎜前後というゲリラ豪雨が!雨具の準備は怠らなかったのですが、それでも全身ずぶ濡れ。
でも面白いもので、ずぶ濡れになったらなったで何か変なスイッチ入ってえらいテンションが上がります。眼鏡壊れてダウナーになってた気持ちすらブッ飛んでしまうほどでした。
ライブ中には年末に新アルバムがリリースされること(収録曲の1曲「Stand Up!!」を先んじて披露してくれるというサプライズも)や年明けから7年ぶりとなる冬ツアーが開催されることが告知されました。
いろいろ都合がつかずしばらくなーなライブから離れていて久しぶりの鑑賞でしたがやっぱり楽しいです。来年のツアー、初日がなんと名古屋・ガイシホール!行きやすい場所だ!これは名古屋公演是非とも参戦しないと!
この連休に台風が来るかもということで、結構マジに構えていたらむしろ週明けに来そうな雰囲気で却ってちょっとビビっています。やめて。3日後に久々のライブ遠征の予定があるのよ。
こんばんは、小島@監督です。
どうせならさっさと過ぎ去って欲しい。
さて、今回の映画は「レッドタートル ある島の物語」です。
嵐の中、海に放り出された男が漂流している。
九死に一生を得て男は小さな無人島に辿り着いた。男は無人島からの脱出を試みるが、その度に見えない「力」によって島に引き戻される。
絶望に歯噛みする男の前に、やがて一人の女が現れる。
一体どういう潮流なのか分かりませんが、今年の夏から初秋にかけてはつくづくユニークで質の高いアニメ映画を鑑賞する機会に恵まれています。
スタジオジブリの最新作として公開された「レッドタートル」は日本・フランス・ベルギーの合作による長編アニメーション映画です。監督は、いずこかへ去った父親を待ち続ける少女の人生を僅か8分間に凝縮して描いた「岸辺のふたり」(2000年製作)でアカデミー賞短編アニメーション賞受賞ほか世界各国の映画祭で絶賛されたマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット。一切セリフの無いサイレントである「岸辺のふたり」同様、「レッドタートル」もセリフらしいセリフを排した(笑い声や叫び声は上がるが)サイレントに近い作りになっています。
アニメーション製作の実作業はフランス中心で行われたそうで、背景の細密な描き込みに比べキャラクターなどはどこかエルジェの「タンタンの冒険」などを思い起こさせる、描線と陰影の少ないビジュアルをしています。
プロットそのものはシンプルながら、セリフが無い事で寓話性が極限まで強調され、全体的に幻想的な雰囲気が漂い、厳然たる「事実」として観客に提示される事象がかなり少ないのが特徴です。
物語の大きなモチーフそのものは例えば日本の「天の羽衣」やアイルランドの「セルキー」伝承など世界各地に残る古典や民間伝承を想起させますが、変に複雑に読み込もうとするよりあるがままを観て胸中に湧き上がる感慨に身を委ねた方がいいんじゃないかな、という気がします。
81分と決して長くはない上映時間ながら、しかし「時間」の進み方はかなり穏やかでゆっくりです。人によっては、あるいは鑑賞時の体調によっては眠くなってしまう方もいらっしゃるかもしれません。しかし作品として質が低いかというとそんなことはありません。
どのカットも切り取れば絵本になりそうなほど完成されたビジュアルは、確かに下手にセリフを加えるよりも多くを雄弁に語ります。
ただ正直言って100館超の大規模公開に向いた作品であるとは言い難いです。どちらかと言えばミニシアター向きで、興行的には赤字になりそうなのがちょっと心配というか何というか(苦笑)
ただシネコンの大きめのスクリーンで観られる方が迫力も増しますし、ジブリ配給ということでなかなか普段観る機会の少ないアート色の強いアニメ映画を結構な回数で上映されて鑑賞できる機会が増えるというのはコレはコレでプラスだと思うので、まぁ良いかなという気もします。
一般的なジブリ映画のイメージとは大きく趣の異なるかなり癖の強い作品ですが、しかしアニメーションとしてはかなり高質。映像と音楽がもたらす詩情溢れる世界を是非堪能してみてください。
こんばんは、小島@監督です。
どうせならさっさと過ぎ去って欲しい。
さて、今回の映画は「レッドタートル ある島の物語」です。
嵐の中、海に放り出された男が漂流している。
九死に一生を得て男は小さな無人島に辿り着いた。男は無人島からの脱出を試みるが、その度に見えない「力」によって島に引き戻される。
絶望に歯噛みする男の前に、やがて一人の女が現れる。
一体どういう潮流なのか分かりませんが、今年の夏から初秋にかけてはつくづくユニークで質の高いアニメ映画を鑑賞する機会に恵まれています。
スタジオジブリの最新作として公開された「レッドタートル」は日本・フランス・ベルギーの合作による長編アニメーション映画です。監督は、いずこかへ去った父親を待ち続ける少女の人生を僅か8分間に凝縮して描いた「岸辺のふたり」(2000年製作)でアカデミー賞短編アニメーション賞受賞ほか世界各国の映画祭で絶賛されたマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット。一切セリフの無いサイレントである「岸辺のふたり」同様、「レッドタートル」もセリフらしいセリフを排した(笑い声や叫び声は上がるが)サイレントに近い作りになっています。
アニメーション製作の実作業はフランス中心で行われたそうで、背景の細密な描き込みに比べキャラクターなどはどこかエルジェの「タンタンの冒険」などを思い起こさせる、描線と陰影の少ないビジュアルをしています。
プロットそのものはシンプルながら、セリフが無い事で寓話性が極限まで強調され、全体的に幻想的な雰囲気が漂い、厳然たる「事実」として観客に提示される事象がかなり少ないのが特徴です。
物語の大きなモチーフそのものは例えば日本の「天の羽衣」やアイルランドの「セルキー」伝承など世界各地に残る古典や民間伝承を想起させますが、変に複雑に読み込もうとするよりあるがままを観て胸中に湧き上がる感慨に身を委ねた方がいいんじゃないかな、という気がします。
81分と決して長くはない上映時間ながら、しかし「時間」の進み方はかなり穏やかでゆっくりです。人によっては、あるいは鑑賞時の体調によっては眠くなってしまう方もいらっしゃるかもしれません。しかし作品として質が低いかというとそんなことはありません。
どのカットも切り取れば絵本になりそうなほど完成されたビジュアルは、確かに下手にセリフを加えるよりも多くを雄弁に語ります。
ただ正直言って100館超の大規模公開に向いた作品であるとは言い難いです。どちらかと言えばミニシアター向きで、興行的には赤字になりそうなのがちょっと心配というか何というか(苦笑)
ただシネコンの大きめのスクリーンで観られる方が迫力も増しますし、ジブリ配給ということでなかなか普段観る機会の少ないアート色の強いアニメ映画を結構な回数で上映されて鑑賞できる機会が増えるというのはコレはコレでプラスだと思うので、まぁ良いかなという気もします。
一般的なジブリ映画のイメージとは大きく趣の異なるかなり癖の強い作品ですが、しかしアニメーションとしてはかなり高質。映像と音楽がもたらす詩情溢れる世界を是非堪能してみてください。