3月某日。
「第2回全日本アニソングランプリ4時間拡大スペシャル」オンエアの翌日、
かときちくんからメールが入る。
『アウターヘブンニ センニュウシ メタルギアヲ ハカイセヨ』
いや違った『今年のアニソングランプリの募集が始まるよ』・・・!
そうか、あれから1年がもう経つのか。もちろん今年も応募するつもりだ。
でも正直、去年のアレは出来すぎだった気がする。
書類選考をパスして名古屋予選のステージに立つことが出来た。
そしてネットで話題にもなり、TVでオンエアもされた。
果たして今回はそれを超えられるだろうか・・・。
まさに去年の自分を越えなきゃいけない戦いな訳で。
前回は十八番の『キングゲイナー・オーバー!』で通ったものの、
今年はどうしよう・・・。何を唄ったらいいんだろう。
ん?かときちくんからまた指令(?)だ。
『今度は「真赤な誓い」がいいんじゃない?熱くて盛り上がる感じだし』
・・・よし、チェックしてみよう。
翌日生まれて初めてアニメイトで買い物をする。『真赤な~』のシングルだ。
聴いてみると・・・『ウォオオーオオー!ダッダダダダッダー!!』
・・・おお、確かに熱い、火傷しそうなくらいだ(笑)。よしこれに決定!!
この曲はアニメ武装錬金のOP曲。しかし俺はこの作品を知らない。
いかんいかん、そんな訳で漫喫へGO!原作コミックを読破するぜ!
その後ビデオレンタルに行きTVシリーズのDVDを借りてきた。
1週間掛けて観終わり、やっとこの曲を唄う資格が出来ました。よし準備完了(?)。
ヘビーローテーションで『真赤~』を聴く。
ひたすら聴く。聴きまくる。
昼の勤務中も、夜寝るときも、頭の中は『ウォオオーオオー!~』。
そしてボーカルレコーディングに臨むべく、
メロディーやニュアンスを紙に書きながら唄いながら入念にチェック。
ミックスダウンの時のボーカルの音作りもイメージする。
今回の録音のテーマは『どれだけ本物に似せられるか』に。
「自分の歌い方が~」「オリジナリティー出せなきゃ意味ない」
とか言われちゃうだろうけど、でもそこを敢えて完コピを目指す。
オリジナルの福山さんのテクを改めて吸収できるし、
アニソングランプリという事を踏まえて提出音源を聴く人たちの事を考えたら、
それも判り易いアピールの一つになるんじゃないかと。
唄い方もコーラスパート作りもミックスダウンも含めて
「これでもか!」って位にやってみた。
途中経過をかときちくんに確認してもらいながら正味2週間ほど掛かっただろうか。
そしてついに我ながら納得出来る録音・ミックスが出来上がったのだった。
「おお・・・これで落ちるんなら仕方ないぜ・・・これ以上のはもう無理だ・・・」
(Season2につづく)
「第2回全日本アニソングランプリ4時間拡大スペシャル」オンエアの翌日、
かときちくんからメールが入る。
『アウターヘブンニ センニュウシ メタルギアヲ ハカイセヨ』
いや違った『今年のアニソングランプリの募集が始まるよ』・・・!
そうか、あれから1年がもう経つのか。もちろん今年も応募するつもりだ。
でも正直、去年のアレは出来すぎだった気がする。
書類選考をパスして名古屋予選のステージに立つことが出来た。
そしてネットで話題にもなり、TVでオンエアもされた。
果たして今回はそれを超えられるだろうか・・・。
まさに去年の自分を越えなきゃいけない戦いな訳で。
前回は十八番の『キングゲイナー・オーバー!』で通ったものの、
今年はどうしよう・・・。何を唄ったらいいんだろう。
ん?かときちくんからまた指令(?)だ。
『今度は「真赤な誓い」がいいんじゃない?熱くて盛り上がる感じだし』
・・・よし、チェックしてみよう。
翌日生まれて初めてアニメイトで買い物をする。『真赤な~』のシングルだ。
聴いてみると・・・『ウォオオーオオー!ダッダダダダッダー!!』
・・・おお、確かに熱い、火傷しそうなくらいだ(笑)。よしこれに決定!!
この曲はアニメ武装錬金のOP曲。しかし俺はこの作品を知らない。
いかんいかん、そんな訳で漫喫へGO!原作コミックを読破するぜ!
その後ビデオレンタルに行きTVシリーズのDVDを借りてきた。
1週間掛けて観終わり、やっとこの曲を唄う資格が出来ました。よし準備完了(?)。
ヘビーローテーションで『真赤~』を聴く。
ひたすら聴く。聴きまくる。
昼の勤務中も、夜寝るときも、頭の中は『ウォオオーオオー!~』。
そしてボーカルレコーディングに臨むべく、
メロディーやニュアンスを紙に書きながら唄いながら入念にチェック。
ミックスダウンの時のボーカルの音作りもイメージする。
今回の録音のテーマは『どれだけ本物に似せられるか』に。
「自分の歌い方が~」「オリジナリティー出せなきゃ意味ない」
とか言われちゃうだろうけど、でもそこを敢えて完コピを目指す。
オリジナルの福山さんのテクを改めて吸収できるし、
アニソングランプリという事を踏まえて提出音源を聴く人たちの事を考えたら、
それも判り易いアピールの一つになるんじゃないかと。
唄い方もコーラスパート作りもミックスダウンも含めて
「これでもか!」って位にやってみた。
途中経過をかときちくんに確認してもらいながら正味2週間ほど掛かっただろうか。
そしてついに我ながら納得出来る録音・ミックスが出来上がったのだった。
「おお・・・これで落ちるんなら仕方ないぜ・・・これ以上のはもう無理だ・・・」
(Season2につづく)
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