ちゅうカラぶろぐ


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リアル謎解きゲームを人生初体験したキムタケ
初めての謎解きは、何をすれば良いかわからず、オドオドの1時間でした。
でも、楽しい時間を過ごせました。誘ってくれたスギちゃん、ありがとうございました!

さて、昨晩はサッカーのアジア杯準決勝、イラン戦でしたね。
3-0という結果だけみれば快勝でしたが、結構ギリギリの試合だったと思います。

ただし、ディフェンスラインは安定していたので
セットプレーか、凡ミスさえなければ失点はないだろうとは思っていましたが
先制点を取れたことが大きかった試合だなっと感じました。

試合については、細かなことを言えば色々あるのですが
全体をとおしていえることは、日本は着実に強くなっているなっと。
10年前から比べて強豪国に近づきつつあると感じました。


選手層は間違いなくアジア№1
その最たる点は、選手層の厚さ。
中田英や小野伸二が黄金のカルテットを形成していた頃。
日本のフルメンバーとリザーブの間には大きな力の差があった。

しかし、昨日の試合でも、遠藤航、酒井宏が怪我で交代となり、
代わりに投入された塩谷、室屋はいい仕事をしていた。
特に、塩谷は屈強なイラン選手にも当たり負けしないフィジカルと。
適切なポジショニングで中盤の安定感を保っていた。

その他にも、伊東純、乾、武藤なども。
カードの豊富さは10年前とは比べものにならないだろう。
それも当然といえれば当然かもしれない。

現在の代表メンバーの大半が欧州のリーグで活躍し、
今回、選出されていない欧州リーグ所属の選手も大勢いる。
また、現在はJリーグに所属しながら、海外で活躍できるレベルの選手も。
間違いなく日本の選手のレベルが全体的にあがっている証拠だ。


勝ちきれるメンタリティー
今大会前、日本代表の下馬評は決して高くはなったと思う。
実際、グループステージは薄氷の勝利をつなげてきたイメージだ。
結果、内容ともに決して圧倒的とはいえないものばかりだった。

それでも、決勝まで駒を進めてこれた点に日本の成長をみる。
特に、怪我人が続出し、絶対的エースの大迫を欠いた日本。
よくぞ、決勝までっというのが率直な感想だ。

それには日本の選手層が厚くなってきているのもあるが、
一方で、現在の日本は10年、20年前にはなかったもの。
勝ち方を知り、1点リードを守りきるのに必要な「勝者のメンタリティ」
言い換えれば「落ち着き」のようなものを持っているところが大きい。

ドーハの悲劇でも、中田英の時代もそうだったが、
1点リードの終盤で、勝っているのにも係らず焦っているシーンが多かった。
バタバタとして無駄なランニングが多く、かえって相手にスペースを与える。
守備陣は体を張って、クリアするのがやっと。
すぐに相手にボールを奪われてピンチの連続。
そんなイメージが強い日本代表。ファンもハラハラの連続だった。

しかし、昨日の日本は”格上の風格”すら感じさせる試合運びを見せた。
相手がアタッキングゾーンに進入したら、大きくはっきりとしたクリアに徹し。
中盤の底で奪ったら、縦へ早いダイレクトパスでカウンター。
ボールキープの時間をしっかり作りながら、無理せず追加点のチャンスを狙うサッカー。
その結果、試合を決定づける原口の3点目がうまれた。

後半22分、2点リードの場面で解説の山本昌邦が言っていた言葉が印象的だった。
「2点リード、ここでベルギー戦の教訓が活かされます。」
まさにその通りで、W杯のベルギー戦を私も思い出していた。

ベルギー戦では後半20分過ぎにフェライニ、シャドリが投入され
サイドでバランスを崩した日本は立て続けに2点を失い。
ロスタイムに悲劇の逆転ゴールを許した。

もちろん、ベルギーとイランを比べてはいけないが
試合をどうコントロールするかという意味では
選手もベンチも、ベルギー戦からの進化が求められる場面だっただろう。
あれから数ヶ月、日本は見事に成長した姿を見せてくれた。


飛躍した南野、冨安と更なる成長を期待したい堂安律
今大会は私が期待して以上の成績を日本は収めている。
その要因の1つは若手選手の成長。
特に、南野と冨安のレベルアップは目を見張るものがある。

南野はグループリーグで決定機を決めれない中、
今までになく苦しんでいるように感じた。

大迫というボールの収まりどころがなく、
中島というボールの供給元を失った中で。

前線でボールをキープし、自分でボールを運び、ゴールを決めるという。
現在の彼の実力では重たすぎる役割を担ってしまったように感じる。

しかし、イラン戦の南野はその献身的な守備と。
当たりの強いイラン相手にカウンター時のボールキープも奮闘
彼の持ち味であるドリブルも果敢にチャレンジしていた。
結果が、3つのゴールにすべて絡む活躍だったように思う。
まだまだ、南野なら技術の質についても。体の使い方もレベルアップできるはずだ。

そして、忘れてはいけないのは冨安だろう。
彼がまだ20歳と知って少し驚いている。
ベルギーリーグで揉まれてきたからか、
歴代の日本代表DFと比べても決しても見劣りしない。

比べるとすれば中澤に近い、インテリジェンスと強さを兼ね備えたタイプだ。
冨安の凄さは、読みの深さではないか。
危険な場所を塞ぐ一瞬の判断能力、1対1の強さ。
もしかしたら、スピードも含めれば吉田麻より上かもしれない。
これからがとても期待な20歳のDFだ。

そんな中、今ひとつ、殻を破りきれていないのが堂安だろう。
もちろん、彼は十分に素晴らしい選手だ。
20歳以下のW杯でイタリアDFを手玉にとった堂安律。
前回のW杯で私は堂安の落選をとても残念がったものだ。

若手のバロンドール候補にもなった堂安だが。
今大会は少し戸惑っているようにも思える。
もちろん、大迫不在も大きいとは思うが、
イラン戦ではスペースを封じられ、ボールを触れない時間帯が続いた。

また、サイドで突破を図っても抜ききれず、
フィジカルの強い”ペルシャ人”を前にボールロストする場面も多く目にした。
そのためか、彼の良さでもある思い切りは見られず、
守備面でも、交代した伊東の落ち着いたプレーと比べると見劣りする。
正直、少し残念な出来だった。

もちろん、連戦の疲れもあるだろう。
しかし、彼にはもう一枚、殻を破ってほしい。
そのためには、相手の裏をかくプレー、試合の中でのプレーの変化が求められる。
そして、スペースのない中でいかにスペースを作るか。
言うのは簡単で確かに難しいことではあるが。。。

そういった意味では、同じポジションの伊東純のプレー、乾のプレーなど。
参考にできるところは多くあるように思う。
今大会で少しでも経験し、オランダリーグを通して4年後に向けて是非羽ばたいてほしい。


っと熱く語ってしまったが、気付けばUAE対カタールがはじまる。
元の日本代表監督のザックのUAEと日本の決勝。少し期待しつつ。
これからテレビに向かうこととする。

最後に、NHKのテーマソング「VOLT-AGE」
W杯中にヘビロテしたからか、この曲を聴くとボルテージが上がってくるキムタケ。

今度、カラオケで練習してみようかな。。。

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